表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/151

第3話 悪魔の手を借りたい気もするのですが

GW中は待望のゾンビゲー「DAYS GONE」で引き籠っていてUPサボりました。

あまり書き溜めてませんが、今後はなるべく更新していこうと思います。

……誰も見てないかもしれませんが( ゜Д゜)

さて、寝る前に最低限の跡片付けをするか。


面倒臭いが、動かなくなったゾンビを扉の向こうに放置したままなのは気分が良くないからだ。

体臭や腐臭、体液や垂れ流しの排せつ物の汚物臭の発生源が部屋のすぐ外にあるってことだからね。


また、茶々丸のトイレは玄関に置いてあるのもあり、環境が変わると……この場合トイレ付近に悪臭の元があるとだが、絨毯やふろ場の足ふきマット等で粗相することがあるからだ。

これは混乱してしまうから悪意はない……とかではなく、僕に対する環境改善の抗議と言う名の嫌がらせなのであろう。

……おそろしい子!!


そうはさせないぜ。

こんな死体だらけになってしまった世界ではあるが、自分の部屋くらいはなるべく清潔にしておきたいものである。


かと言って、夜の外は危険なので本格的な処分は夜が明けてからとなる。

”あの日”に管理者を失った電力は、1年が経過した今既に街から光を奪ってしまっているからだ。


従って、現代日本人にとって夜は想像以上の暗闇なのである。

ゾンビの存在抜きにしても、野犬等の野生化した動物達の襲撃に後れをとることになりかねないので非常に危険なのだ。

古代の人々が暗闇を恐れる理由が理解できるというものだ。

そんな感じなので、本格的な処分は日が出てから行うことにしている。


僕は部屋と同じフロアにある303号室のドアを開き、動かなくなったゾンビを放り込んだ。

この部屋は日が出るまでの一時保管室としてる所で、「霊安室」とか「事故物件」とか呼んでいる。


実はこの303号室、元々殺人事件の事故物件だったところである。

そこをゾンビの死体置き場とした経緯は、確か二体目のゾンビ(304号室の住人の成れの果て)退治後、「どうせ事故物件だからちょうどいいよね」とばかりに放り込んでからの慣習である。


ちなみに303号室が事故物件とわかったのは今の部屋に入居後にそのマンションに事故物件が存在するという噂を近所の居酒屋で聞いたからで、元々知ってて入居したわけではなかった。

思い切って調べてみたところ、有名な事故物件検索サイトに思い切り引っ掛かったのだ。


当時は僕の部屋でなくて良かったと胸を撫でおろしたものだが、今となっては僕の部屋も事故物件のようなものだ。

「玄関のすぐ外に惨殺死体あり」なんて、あの日以前なら部屋の中でのことでなくても事故物件状態だっただろうしね。


あとは、床や壁に飛び散った血液や臓物等をホームセンターでまとめて調達した洗剤で適当に洗い流し、死体処理ついでにサバイバルナイフも手入れして今夜の取りあえず的な処理は終わりである。


ちなみに使用したゴム手袋と雨ガッパは廃棄である。

物資が足りなくなったら再利用とか考えるかもしれないが、今はホームセンターより大量に失敬してきてるのでわざわざ洗濯してまで使いたいとは思えないのだ。



「ふーっ やれやれ」


僕は思わずため息をついて、再びベッドに腰かけた。

40kgはある動かない死体を近距離とは言え引きずったのだ。元々運動不足の中年であった僕にとってはそれなりの重労働だったのだ。

夜が明けてから本格的な処理を行わなければならないと思うと、今から気が滅入るよ。


ふと茶々丸と目が合う。

「にゃーん」と言いながら近寄ってきて、僕の足元でスリスリを始めた。

可愛い奴め。


猫の手も借りたいという諺があるが、まあ、うちの悪魔は役に立たないしな。

うん。

構想中はバッドエンドにしようと思っていましたが、方向返還するかも。

猫との絡みはあまり構想に無かったのもありますが、これだけ絡めちゃうと猫を死なせる描写も無視する訳にはいかなくなってしまうので、猫飼いにとって精神的にキツいものでして……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ