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ソロ神官のVRMMO冒険記 ~どこから見ても狂戦士です本当にありがとうございました~  作者: 原初
一章 アヤメ登場編

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名前……。名前が……。

作者「タイトル意味わからんよな。誰だよこんなタイトル付けたの」(←間違いなくお前です)

「ん……ふぁあああああ……。……あー、良く寝た」


 

 自室のベッドの上で大きく伸びをして、窓の外を見る。太陽の位置からして、まだ午後三時くらいのようだ。

 いつも通りに家事を終わらせ、時刻はあっという間にお昼時に。昼食にはそうめんを茹でた。

 昼食を食べ終わった後、昨日の夜更かしが応えてきた俺は、襲い掛かる睡魔に抗わずに昼寝をすることに。

 どうやら、二時間くらい寝ていたようだ。頭もだいぶスッキリした。


 さてと、さっそくログインしましょうか。




 というわけで、ログインしました。場所は変わらず『アンヴィレ』の宿屋だ。


 なんだか、見なれてしまった宿屋の一室で目覚めた俺は、さっそくフィールドに繰り出す……事はせず、備え付けの椅子に腰かけて、メニュー画面を開いた。

 メニュー画面を開いて何をするのかと言えば、太陽に今更になって教えてもらった設定を確認するためだ。


 指で画面を操作し、ログアウトボタンの上にある設定の項目に軽く触れる。設定画面が新しく浮かび上がり、そこに目を通していく。

 えっと、これが撮影防止の設定で、こっちが情報隠蔽の設定か。いまは両方ともオフになってるな。

 これをオンにすればもう動画を撮られることもないし、掲示板に名前が挙がることもない……か。


 設定画面を浮かばせながら、椅子の背もたれに深く体を預ける。そのまま瞼を閉じ、少し思考に入り込む。



「…………。……………………。……………………………ふむ」



 パチリ、と瞼を開く。シンキングタイム、終了。


 もう一度設定画面をさっと眺め、そして、何も操作せずにそれを閉じた。


 

「正直、動画を撮られて困るかって言われたら、別に困んないんだよなぁ」



 俺は何も、目立ちたくないとか、ひっそりと一人でプレイしたいなんて思ってるわけじゃない。他のプレイヤーの注目を集めたところで、何か害が発生するわけでもないし。発生したらしたで、その時に対処すればいいんだしさ。

 こそこそと隠れるようになる必要なんてどこにもない。俺は俺の思うままに、この世界が楽しめればそれでいい。運営が許可してるなら、それも含めて楽しめる度量を見せてやろうじゃないか。


 うんうん。そう考えるとスッキリしたなー。よし、じゃあフィールド行って狩りを始めようかな? 

 その前に、ステータスだけ確認しておきましょうか。昨日倒した狼野郎。あれだけ強かったんだから、レベルもかなり上がってるは…………………………ず?

 

 あ、あれ? お、俺の目がおかしくなった……のか?




================================

 PN:リュー

 RACE:人族

 JOB:神官

 SJOB:闘士

 Lv35(15UP)

 HP 690(150UP)/690(150UP)

 MP 1090(150UP)/1090(150UP)

 STR 65

 DEF 35

 INT 15

 MIND 75

 AGI 20

 DEX 10

 LUK 20

 SP 90(90UP)

 SKILL:《治癒魔法LvMAX(26UP)》《付与魔法LvMAX(28UP)》《メイス使いLvMAX(20UP)》《格闘LvMAX(27UP)》《強力LvMAX(28UP)》《強心LvMAX(31UP)》《強身Lv46(30UP)》《強速Lv39(31UP)》《強生Lv36(31UP)》《強魔Lv47(35UP)》《信仰の剣Lv51(35UP)》《信仰の盾Lv51(35UP)》《夜目Lv25(22UP)》

 TITLE:【紅月の単独征伐者(new)】【頭蓋砕き(new)】【神官(笑)(new)】


 装備

 武器右:鉄のメイス STR+5

 武器左:鉄のメイス STR+5

 頭:なし

 上半身:新米神官服(上)

 下半身:新米神官服(下)

 腕:なし

 足:ただの革靴

 アクセサリー:なし

================================




 なんか、ステータスがありえないことになってるんだけど?

 慌ててメニュー画面からログを検索。原因は間違いなくの狼野郎との戦闘だろうけど……。

 現れたログを、目を見開いて確認。どこだ、どこでこんな大量レベルアップを……。あった。昨日……いや、今日の午前二時くらい。

 『紅月の試練』……そういえば朝、太陽がちらっと言ってたような? ああ、うん。思い出した。ロクに確認せずにログアウトしてたけど……。ハイリターンにもほどがあるだろ、これ。

 いや、負ければレベルが10ダウンになるリスクがあるって言ってたし、このくらいじゃないと釣り合わないのだろうか?

 

 ……まぁ、レベルが上がって悪いことは無いし、正統な報酬ってことで納得しよう。


 称号も一気に三つに増えたかー。今までゼロだったのが嘘みたいだ。……若干一つ、物申したいやつがあるけど。


 スキルが急に成長したことで、新しく覚えたアーツやら魔法が結構すごいことになってるな、一度整理してみよう。



・新しく覚えたアーツ

《メイス使い》

【アーマーブレイク】【エコーブロウ】【グランドシェイク】

《格闘》

【プロミネイション】【ハイジャンプ】【ラッシュオブハンドレット】

・新しく覚えた魔法

《治癒魔法》

【ハイヒール】【ライフリンク】【タフネス】【ハイヒーリング】

《付与魔法》

【マジックエンチャント】【ディスペル】【バインド】

《信仰の剣》

【ソードオブフェイス】

《信仰の盾》

【シールドオブフェイス】



 

 ……こうしてみてみると、ほんと増えたな。けどなぁ、《治癒魔法》とか【ヒール】以外使わないし、それ以外の魔法やアーツも宝の持ち腐れ状態だ。

 一度、全ての魔法とアーツの効果とかを確認して、どれが使えてどれが使えないのかをしっかりと認識するべきだろうか?


 で、称号だけど……。詳細検索してみようか。




【紅月の単独征伐者】

『紅月の試練』を一人で達成した者に与えられる称号。

効果 

『レベルアップ時入手SP+1』

『白夜の試練への挑戦権』


【頭蓋砕き】

敵の頭蓋を砕くことで止めを刺し続けてきた者に与えられる称号。

効果

『攻撃が頭部に命中した時威力補正』

『頭部への攻撃で止めを刺した時経験値上昇(小)』


【神官(笑)】

神官でありながらその道からずいぶん逸れた行動をとる者に与えられる称号。

効果

『職業効果『物理攻撃力低下』無効』




 

 【紅月の単独征伐者】……。入手SP+1ってすごくないか? もう一個の白夜の試練っていうのはよくわからないけど。レベルが5上がるごとに、この称号を持っていないプレイヤーと、実質1のレベル差が出来上がるってわけか。破格だなー。

 【頭蓋砕き】は、『ヘッドクラッシュ』と効果がかぶってる気がするけど、重複するのだろうか。もう一つの経験値増加の効果は魅力的だ。


 ……そんで、最後。



「【神官(笑)】……。ものすごくありがたい効果だな。…………いやまぁ、名前は置いといて」



 『物理攻撃力低下』が無効になる。それはつまり、神官戦士のデメリットが完全に解消されたってことだ。ホント、手放しに感謝したいぐらいだ。名前を除いて。


 ……もうちょっと、まともな名前にならなかったのかなぁ……。





 

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 掲示板回の為にあんだけ喚いてた設定を意味わからん屁理屈で無理矢理主張変えてるの凄い気持ち悪いな 作者が何がしたいのかサッパリわからん
[一言] 白夜の試練……楽しみにしてたのに全然気配なかった
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