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ソロ神官のVRMMO冒険記 ~どこから見ても狂戦士です本当にありがとうございました~  作者: 原初
四章 初イベントと夏休みの終わり編

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リバイヴ・オブ・ディスピア 強者

二週間ちょっとぶりですね。どうも作者です。

更新が遅れてしまい、本当に申し訳ございません。

少し言い訳をさせていただきますと、風邪で一週間近く寝込んでいたり、Windowsのアップデートに巻き込まれてデータが飛んだりと、まぁいろいろありました。

ともあれ、リアルの方での大きな用事が済んだので、これからは更新頻度を上げていけるように頑張ります。

それでは本編をどうぞ。今回はリュー君がイベントで無双しすぎじゃね? という疑問に対する答えが分かります。

 それはまるで、重力場の暴走だった。

 

 その場にいる全員に降りかかるプレッシャーは、空がそのまま落下してきたかのようだった。


 リューを前にしていた百人のうち、戦闘準備が整っていなかった数人が崩れ落ち、それ以外でも膝をついたり苦しそうにしている者たちがいる。


 なんとかリューの《威圧》に、表情を歪める程度で耐えている者たちも、空気自体が振動しているかのような感覚に襲われ、視界が歪んでいるかのような錯覚を覚えていた。


 

「がっ……!?」


「ハァハァ……な、何が……?」


「うぐぅうう……」



 いろんな場所から呻き声が上がり、揃っていた戦線は瞬く間に崩れていく。


 たった一つの……それも、つい思い付きで手に入れたばかりのスキルとは思えないほどの効果を発揮している《威圧》。


 このスキルは、『発動の元となった感情の強さ』と『精神力(MIND)の強さ』で影響力や効果範囲が決まる。


 そしてリューは、誰が見ても異常と断言できるほどの『戦闘意欲』を持ち、戦闘中は恐ろしいまでの『戦意』を漲らせる。今回のようにそこに『殺意』までもをブレンドすることができるのだ。


 加えて、リューの精神(MIND)の数値は戦闘スタイルの関係で高い。


 つまり、この《威圧》というスキルは、リューとトンデモなく相性のいいスキルというわけである。



「………………おん?」



 ただし、当の本人はそのことにまるで気が付いていないご様子。


 様子がおかしくなった軍勢を見て、小首を傾げている。どうやら自分の思い付きがこの惨劇一歩手前の状況を創り出したとは思っていないようだ。



「おーい、大丈夫ー?」



 それどころか、崩れ落ちた人を見て、心配そうにそんなことを言いだす始末。頭の中に流れたスキル取得のアナウンスも、戦闘寄りになった意識により片隅に追いやられてしまっている。


 だからこそ。 



「というか、一体何があったー?」



 ブチッ、という音が、連続して聞こえた(気がした)。


 ぴたり、と百人の軍勢の動きが止まった。


 グリン、と彼らの顔がリューの方を見る。


 百人全員だ。崩れ落ちていた者も、膝をついていた者も、苦しそうにしていた者も。


 そして、リューの《威圧》をいの一番に受け、真っ先に地面と熱烈なキスをしたあの少年も、リューへと鋭い……それはもう、槍の如く鋭い視線を向けた。


 二百の視線の掃射を受けて、リューが少し狼狽えたように「う、うん?」とさらに不思議そうな顔をする。


 ……リューの《威圧》を受けた者からしたら。


 いきなり異常なほどの気配に押しつぶされて。


 かと思えば、それをやった張本人は、「私、関係ありませんけど?」みたいな態度で白々しく心配なんかしてくる。


 何の嫌味だと睨んでみれば、さらにすっ呆け様としている。


 結論。



「「「「「ざっけんなゴラァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」」」」」



 彼らにとって、リューの一連の行動は(本人にその気はないが)煽りでしかなかった。



「ふざけんなよお前! マジでふざけんなよお前ぇえええええええ!?」


「舐め腐ってんじゃねぇぞアアッ!? すぐにぶっ飛ばしてやるから覚悟しやがれ!」


「てめぇは俺を怒らせたァ!!」


「その慢心ごとぶっ殺してやるゥウウウウウウ!!」


「ふしゅぅううううううううう! ふしゅぅうううううううううッ!!」


「ヒャーハーッ!! 血ぃーまーつーりーだぁあああああああああああ!!」



 一瞬にして沸点に到達した百人の怒りが、怒号となってリューに叩きつけられる。彼らの体から立ち上る殺気は、飢えた肉食獣の如き威容を見せ、側で見ていると幻影の虎が見えてきそうなほどだった。


 リューの《威圧》の影響を跳ねのけ、戦列を瞬時に整えると、武器を構えリューへと一歩目を踏み出した。


 それを見て、いきなりキレた(リュー視点)百人の軍勢に目を白黒させていたリューは――――――――ニタリ、と笑みを深めた。


 叩きつけられる先ほどよりもずっと強い戦意と殺意。それを浴び、心地よいといわんばかりに目を細め、紅戦棍を持つ手をだらりと下げる。



「………………なんかよく分からんが、やる気になってくれたようで何よりだ」



 ぼそりと呟かれた言葉。そこに込められるは絶大な歓喜。


 戦う敵が、強ければ強いほど、厄介なら厄介なほど、戦意が高ければ高いほど。


 リューの……『戦闘狂(バトルジャンキー)』の戦闘意欲は爆発する。


 イベントが始まってからというものの、リューは度重なる『楽しい戦い』に心が躍りっぱなしだった。


 あまり表には出していないが、最終日の戦いを誰よりも待ち望み、楽しみにしているのはリューだろう。まるでクリスマスイブの幼子のように、その時が来るのを今か今かと待ち続けている。


 そんな彼の前に今現在、戦意を滾らせたプレイヤー(えさ)が百人もいるのだ。それはもう……。




 ――――――――腹を空かせた肉食獣の前に、肉の塊を置くのに等しい。



 

 リューの纏う《威圧》がさらに出力を上げる。その規模は怒りに支配された百人よりも大きく、重い。百人が背負う幻影が虎なら、リューが背負うのは龍。大きく口を開け咆哮し、暗雲と雷鳴を纏っているのがありありと想像できた。


 その、本能を刺激する形で格の違いを見せつけるリューを前にして、打倒神官! と意気込んでいた百人のうち、三分の一くらいがひぃ、と喉を引き攣らせた。



「行くぞ」



 開戦の合図は、短く吐き出され。


 リューは百人に向かって、蹂躙の一歩目を踏み出した。















「おっ、また吹っ飛んだぞ」


「これでどのくらいが戦闘不能になったんや?」


「……だいたい、三分の一くらい」



 リューの戦闘を上から――リューとイーリスが【フラグメント】の戦闘を見ていた場所から――覗いていた三人。アポロ、サファイア、ライゴは、目下で繰り広げられる戦闘を見ていた。

 

 彼らの視線の先では、リューが歓喜の笑みを浮かべながら、向かってくる百人相手に紅戦棍を振り回し、光の剣を飛ばし、黒き刃で切り裂いて、強烈な蹴りを叩き込んで……要するに、いつも通り楽しんでいた。


 ただ、今現在訓練場内で『楽しむ』ことが出来ているのはリューだけだろう。彼の相手をしている百人のプレイヤーたちは、阿鼻叫喚という言葉がこれでもかと似合う様相を見せていた。


 そうしているうちに、また数人がリューの一撃で吹き飛び、訓練場の壁に激突した。



「あっはっは! さっすがリュー! まだ始まってから10分くらいしかたってねぇんだぞ?」


「ホンマ、おかしいくらいに強いやっちゃなぁ……。ワイ、あれに勝てるんやろうか?」



 そんな光景を眺めながら、アポロは可笑しそうに笑い、ライゴは遠い目をする。


 打倒リュー! という目標を持っているライゴ。超えるべき壁の高さを再認識し、その困難極まりなさに軽く絶望した。


 ライゴの遠い目が死んだ目に変わっていく中、サファイアがポツリ。



「ライゴじゃ、無理」



 ガクリ、とライゴがその場に崩れ落ちた。



「………副マスぅ……。アンタのリュー贔屓は重々承知さかい、何もツッコまへんけどな? ……即答は凹むわ」


「いやぁ、サファイアの言ってることもあながち間違いじゃねぇぞ?」


「まさかの追撃にビックリやわ。てか、どういうことなん、ギルマス?」


「ん? 単純な話だぞ。ライゴ、今のレベルキャップがいくつか覚えてるか?」


「こないだのアプデで確か……90やなかったか? ギルマスのレベルが84さかい、もうちょっとってとこやな。ワイはまだ70台やし……レベルもこの辺までくると上がりにくくて仕方ないからのう……」



 これまで80までしか上がらなかったレベルが、90まで届くようになったのは記憶に新しい。それと同時に、最近とんと上がらなくなった自分のレベルに、苦笑い。



「で、それがどないしたん?」


「………いいか、ライゴ。落ち着いて聞くんだぞ。……無理かもしれんが、できる限り落ち着いて聞いてくれ」


「お、おう?」



 浮かべた苦笑を引っ込め、発言の意味を問うてくるライゴに、アポロはやけに真剣味を帯びた口調で重々しく忠告をする。何事かと思うライゴだが、アポロの隣のサファイアも珍しく真剣な表情を浮かべていることから、おふざけの類ではないことを理解し、自分も表情を引き締めた。


 ライゴが話を聞く体制になったのを見計らい、アポロは重々しく口を開いた。



「……それは、このイベントが始まる前の日の夜。いつものようにリューの作った夕飯を三人で食べてた時のことだった」


「え、なんなん? ワイ、怪談話でも聞かされるん?」


「ある意味怖い話ではあるが、違う。……食事中、いつも通りゲームのことやイベントの話をしてたんだ。で、その途中でリューがふと言ったんだ」


「……なんて、言ったんや?」


「………………『なぁ、なんかどれだけ敵倒しても経験値が入らなくなったんだけど』……と」


「…………はぁッ!?」



 ライゴは驚愕に声を荒上げる。そんなライゴの反応に、『めっちゃわかる』と言いたげにこくこくと頷いて見せるアポロとサファイア。



「そ、それってまさか……!」


「ああ、そのまさかだ」


「……リューくんのレベルは、90」



 はっきりと告げられた真実。それは、到底信じられるものではない。


 ライゴがボヤいていたように、レベルというモノは高くなればなるほど上がりにくくなる。レベル90ともなればなおさらで、必要な経験値は気が遠くなるほどに多い。


 リューが一週間程度の期間でレベルカンストまで自分を育て上げることが出来たのは、リューが見つけた秘密の特訓場で、常人が見たらあまりの異常性に意識を失ってしまいそうなレベル上げをしていたからにならない。


 波のように押し寄せてくる敵の大群。その全てが格上。そんな状況下でただひたすらに向かってくる敵を屠り続ける。狂気としか言いようのない特訓の結果だった。


 そんなことは知らないライゴだが、眼下で繰り広げられる蹂躙や、先程の化物級の威圧のことを考えると、否定の言葉を言いづらくなってしまう。


 何より、『ああ、アイツならありえるかも』と思ってしまっているのだ。これまで起こしてきた数々の実績が、不可能すら可能に変えてしまうだろうと、ライゴに確信に近い考えを抱かせた。



「……は、はは。なんやねんそれ……ありえへんやろ……ありえへん………………けど」


「ありえるんじゃないかって、そうだろ? 俺も最初聞いたときはそんな感じだった」


「わたしは、最初から信じてた。リュー君ならそのくらい、当然」



 苦笑するアポロと、自信満々に言うサファイア。そんな二人のまるで平常通りな様子に、ライゴは自身の驚愕が薄れていくことを自覚した。


 そうして、内心に巣食っていた感情が完全に晴れた頃。ライゴの顔に浮かんでいたのは、アポロが浮かべているのによく似た苦笑だった。



「ははっ、せやな。リューのヤロウならおかしゅうないか」


「だよな。俺はあいつがいきなりレベル天元突破しても驚かない自身があるぜ」


「天元突破……普通にありそうだから困る」



 そう、リューの異常性を揶揄すると、クスリと笑い合った。


 次の瞬間、下から聞こえてきた爆音に、慌てて視線を訓練場に向ける。


 そこでは………………。











 戦いが始まって、約ニ十分が経過した。


 リュー対百人のプレイヤー軍団の対決は、上手く拮抗……することなく、リューの有利で進んでいる。


 リューの戦い方は紅戦棍と【ソードオブフェイス】を使った地上戦。やろうと思えば空中から一方的に叩きのめすこともできるはずだが、リューがその方法を使うことはないだろう。


 相手を舐めているとか、手を抜いているとかそういうことではない。ただ、リューの戦いに対するスタンスがそうさせているのだ。


 『何よりも、心躍る闘争を』


 戦いを誰よりも楽しみ、そのためならどんなことでもして見せる。ただ勝つだけの戦いやつまらない内容の戦闘には微塵も興味がない。それがリューの流儀であり、本性である。


 だからこそ、リューは紅戦棍と光の大剣を片手ずつに握り、空中に浮かせた三本の短剣を自在に操りながら戦っているのだ。


 リューが紅戦棍を縦に振るう。地面にヘッドが叩き込まれるとともに地面に亀裂が入り、それは前方に伸びていく。


 そして、次の瞬間……亀裂が走った先の地面が爆発する。その衝撃と爆発によって飛び散った地面の破片が付近にいたプレイヤーのHPを削る。


 足場が爆ぜたことで隙を晒してしまったプレイヤー達に、【クイックステップ】で迫ったリューが、大剣での回転斬りを放ち、それを耐え抜いた者には短剣を嗾ける。


 それでも残っていた騎士職のプレイヤーには、下段蹴りでの崩しからの後ろ廻し蹴りをプレゼント。流れるような連撃は、とても大型の得物を手にしているとは思えない動きだった。


 今ので新たに六人を倒したリューは、後方に向かって跳躍し、一度距離をとった。



「ぐっ……! 強い……強過ぎる……!」



 離れていったリューを睨みながら、まだ残っているプレイヤーたちは悔し気に吐き捨てる。中には歯ぎしりしている者までいるくらいだ。


 そうやって悔しそうにしている彼らは、最初の百人から数を大きく減らされて、もう二十人ほどしか残っていなかった。


 そんな彼らも、何もただやられていたわけではない。十人で一斉に攻撃したり、味方ごと範囲魔法で巻き込んだりと、リューを倒そうとあらゆる手段を投じてきた。


 しかし、リューはその全てに対して、的確かつ大胆かつ阿保みたいな方法で切り抜けていった。


 十人が飛びかかって来たときは、一度全員を受け止め、物理影響力を持たせた《闇色覇気》で吹き飛ばし、範囲魔法は【ハイジャンプ】と【ファングエッジ】で強引に突き抜けたり。傷を負いつつも、見事な対処を周りに見せつける。


 どんな策略を巡らせても、どんな強引な手段に出ても、ありとあらゆる奇策を用いても。


 リューはそのことごとくを笑顔で乗り越えて見せる。相手が工夫を凝らし、自分を倒そうとしている……そのことが、リューにはたまらなく嬉しいのだ。


 だが、リューのその態度……そして、減っていく仲間たち、さらにはリューが試合中もずっと展開している《威圧》などが、彼と相対する彼らの精神力を容赦なく削っていく。


 リューは、二十人から少し離れた場所で、ニタリと笑みを浮かべた。その笑みを受けた彼らは、たらりと背中を汗が伝う感触を覚えた。


 そしてそれは………………リューを前にして、残りの二十人前後全員が、動きを止めるという特大の隙を作ることにつながった。


 その隙を、リューが見逃す訳が無かった。



「【バトルエンチャント・レンジオーバー】、【バトルエンチャント・エフェクトチェイン】!」



 一度、【ソードオブフェイス】の剣を消したリューは、切り札となる二つの魔法を発動させる。紅戦棍の周りに、一回り大きい幻影が纏わりつき、濃紺のオーラが迸る。


 味方を強化し、補助するための魔法。神官として、回復魔法に並ぶ技能である付与魔法も、リューの手にかかれば敵を喰らう牙に変わるのだ。


 動きの止まった二十人目がけて、リューがトンッと地面を弾いて疾駆する。


 それに気づいた数人が動き出そうとするが、もう何もかもが遅かった。



「【エンチャントブースター】……んでもって、【タイラントプレッシャー】ッ!!」



 横薙ぎに振るわれた紅戦棍から、暴風の如き衝撃波が放たれた。


 衝撃波は紅戦棍が通った後をなぞるように発生し、そこから扇状に広がり、二十人を飲み込んだ。


 【タイラントプレッシャー】は【エコーブロウ】と同様に、打撃と同時に衝撃波を発生させるアーツである。その効果範囲は、紅戦棍でそのまま殴るよりは広いが、二十人もの相手を飲み込むほど広くはない。


 不可能なはずの現象。それを可能にしたのは、リューの使った二つの魔法。【バトルエンチャント・レンジオーバー】と【バトルエンチャント・エフェクトチェイン】だ。攻撃範囲を拡大する魔法と、アーツや魔法の効果を伝染させる魔法を組み合わせることで、大人数を巻き込むほどの衝撃波を発生させたのである。



「「「「「ギャァアアアアアアアアアアアアアア……………へぶぃッ!!??」」」」」



 十把一絡げに吹き飛んでいった二十人が、べしゃッ! と勢いよく地面に叩きつけられた。衝撃波で受けたダメージと落下ダメージが合わさり、彼らのHPを容赦なく削っていく。


 だが、彼らにも意地があったのか、HPの減少はぎりぎりゼロになる前に停止して……



「えいっ、【召喚『サラマンダーの息吹』】!」



 ―――紅蓮の業火に焼き尽くされ、即座にゼロになった。


 炎が消えた後には、誰も、何も残っていなかった。


 広い訓練場の中、立っているのはリュー一人だけ。


 誰もいなくなった訓練場をぐるりと見渡し、リューは静かに拳を握りしめた。



「………………よしっ、勝った」



 


 こうして、百対一という未曽有の模擬戦は、『一』の勝利で幕を降ろしたのだった。

 


 


 

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