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第二百二十話 神の獣

「人間、エルフ、ドワーフたちの移住がとどこおりなく完了しましたわ。わかりやすいようそれぞれ固まって住むみたいですけれど、没交渉にならないよう全体的に隣接しあう形になったようですの。んん、効率的ですわ」


「そう……」


「解放作戦で倒したコキュータルの処理は、こちらで代行していますわ。今回のことで、北部都市に移住を決めた人たちもいるみたいですの。それぞれに役割が持ててますわ。完全な混合都市になる以外ありえない」


「そう……」


「農作物に関しては、少し時間がかかりそうですの。まずはリーンフィリア様に地面を生き返らせてもらって、ドワーフたちが超兵器で土を耕してからになりますわ。ヴァッサーゴたちが輸入してくれる作物の種に関しては、ちょうど現地の人々がおられますから、そちらに役割を任せて――」


「そう……」


「もう、聞いてますの? 先生」


 報告をまとめたボードから、眼鏡奥の大きな目を不満げに移したモニカ・アバドーンに対し、僕は下敷きになった身から返事をした。


「聞いてるよ。多分ね……」


 キリリリァァァ、クルクルクルウウ……。


 ここは南部都市地上神殿の中庭。


 柔軟体操でもしてるかのように、僕があぐらの体勢から頭と足をくっつけざるを得なくなっているのは、その上からアディンが思い切り体重をかけてのしかかっているからだ。


 最初はわき腹あたりをこすりつけていただけだったのだけど、次第にエスカレートして、今では背中全体を僕に押し当ててきている。


 キリリリ――


 口を大きくあけてのどを鳴らす様子はひどく気持ちよさそうで、どうやら急に生えそろった白い鱗のせいで体のあちこちがかゆいらしい。


 こんな猫みたいな様でも、北部都市の主を仕留めた英雄として称えられ、“片角のアディン”というあだ名までもらって、一部住民の間で神格を持ち始めているほどなんだけれどもな……。


 キュールルル……。


 すぐ隣では、アディンの戦いの影響なのか、全身ではないにしろ一気に白い鱗が増えたディバの背中を、パスティスが右手の爪でかいてやっている。こちらもひどく気持ちよさそうで、言ってしまえば動物のアヘ顔だ。そして、


「そっちの二人はわかるけど、なんでわたしなのよ! わたしに硬いところなんてないでしょ! そっちの爆弾娘の方に行きなさいよ! ドワーフは鉄より頑丈でしょ!」


 ディバと同等の鱗量の末っ子トリアは、なぜかアンシェルにじゃれついている。


「が、頑丈なだけで、わたしだって硬くはないぞ」


 身の危険を感じたアルルカはすぐに言い返し退避。


「ああもう、面倒くさいわね――」


 諦めたように首を振ったアンシェルが、どこかから熊手のような器具を持ち出して、トリアのわき腹をがりがり引っ掻き始めた。

 クエー、とトリアが変な声を上げてひっくり返る。三匹の中で一番気持ちよさそうだ。


「アンシェル、何それ?」


 僕が思わずたずねると、


「農具か何かでしょ。こいつらにはこれくらい荒っぽいのがちょうどいいのよ」


 と言って、デッキブラシをかけるみたいにガシガシやっていた。なるほど。トリアはアンシェルのこれをねだっていたのか。日ごろからこっそり世話してくれてたに違いない。


 リーンフィリア様がそんな光景を優しく見守る――と。


「なんじゃなんじゃ、ここは牧場か何かか」


 神殿母屋から飄然と現れたのは、先の戦いで古代ヒドラ虫とかいうバケモノをとうとう一人で殺し尽くしてしまったディノソフィアだった。


 あのヒドラから〈ブラッド〉を回収するだけでも一月以上はかかるというから、その壮大な生命体ぶりがうかがえる。


〈オルトロス〉という副腕が構えた、巨大な二丁拳銃。その一発はアディンたちの魔法にも匹敵し、かつ、その構造の精緻さは、のちに駆けつけたドワーフたち全員を瞠目させた。


 超兵器とは似て非なるもの。悪魔の兵器の系譜に連なるであろうあの鋼鉄腕が、鍛冶屋たちに、武具を造っていた頃とは違う種類の対抗意識を芽生えさせたのは確実だった。

 今も、アルルカの目つきが真剣なものになっている。


「ディノソフィア様。ごきげんよう。役割持ててますの?」

「アバドーン。おまえたちは“どっちも”何を言ってるのかよくわからん」


 そう言ってモニカの挨拶を受け流すと、ディノソフィアは、むっとしているリーンフィリア様の前をわざわざ素通りし、僕の傍らにしゃがみこんだ。


「はしたない竜じゃのう。人前でこんな姿を晒すとは」


 僕に背中をこすりつけるアディンの腹を、金属小手に覆われた手で軽く引っ掻く。

 キュー、と気持ちよさそうに鳴いた。どうやらこの悪魔も、サベージブラックのツボを心得ているらしい。


「しかしまあ、騎士。おまえが悪い」

「何でだよ……」

「発奮させるためとは言え、おまえはこやつに自身を預けたのじゃぞ。サベージブラックのフェーデは己の正しさを証明する戦い。本来、己のみを背負う戦いじゃ。そこに、もう一人分の証明を託すとなれば――」


 ニマァと陰のある笑みに気圧され、


「ど、どうなるんだ?」

「わからん。そんなの聞いたことないからの。ただ、アディンはおまえに、ただならぬ繋がりを感じたことは間違いないじゃろう。それ自体は、別に悪いことではあるまいよ」

「そ、そうか……」


 ほっと安堵の息を吐いたのも束の間、横から余計なことを吹き込むヤツが現れた。


「これは今の話とは何の関係もないんだけどさ」

「じゃあやめてくれ」


 僕は余計なマルネリアを止めようとした。


「エルフって、ある程度成長したらもうほぼ外見が変わらないんだよね。だから、親子の見た目がほぼ同じなんてこともざらなんだ。でさ、まあ、種族の気質上、くっついたり離れたりがしょっちゅうあるんだけど、その中で、連れ子のあるパートナーと巡り合うこともあるわけ。しかも、何かの流れで大人二人が別れるとき、連れ子が、血の繋がりのない方にくっついてきちゃうこともね」


「やめようかマルネリア。すでに長いしさ」


「そんな親子が、やがて別のパートナーと出会うんだ。それって、もう完全に血縁のない三人なわけでさ。しかも、お相手が連れ子の方とも恋に落ちちゃって、連れ子の方もまんざらじゃなくて――」

「ジ・エンド!! はいジエンド! この話はここで終わり! 大人二人は末永くハッピーに暮らしました! 子供は自立し、ふさわしい人と出会いました! 終了! 異論は認めない! 続編もなし! 綺麗に終わった!」

「この話には、元になった“事件”があってね……」

「やめろっつってんだろ!」


 ハッ!?

 視線を感じて僕はパスティスに顔を向ける。


「パスティス、あの、今の話はたとえ話ですらなくてさ……」

「なんの、こと?」


 パスティスは少し頬を赤くしながら、ひどく優しい顔で微笑んだ。


「アディンが、騎士様を今まで以上に好きになってくれたら、わたしは、嬉しい、な」

「お、おお……!」


 何という包容力。何という寛大さ。

 よかった。見たかこれがパスティスだよ。事件性なんてないのさ!


「ええと、サベージブラックは一回で何個くらい卵産むんじゃったか?」

「三個から四個。少ない方で見積もっても、母娘で十二個だねえ」

「四匹プラス十二匹のサベージブラックの集団か。一勢力になるのう」

「しかもそこからまた増えるだろうからねえ」

「何の計算をしているのそこの人たち!?」


 この話を終わらせるのに十五分くらいかかりました。


 ※


「んで……この白いサベージブラックについてだけど」


 僕はようやく静かになったアディンを見やりながら言う。


「確かに実在したわけだ。前にも一度聞きましたけど、リーンフィリア様は知ってましたか?」

「わたしは……ないです」


 リーンフィリア様はアディンたちを見つめながら否定した。

 色々と竜に詳しいアンシェルも、以前、同じ問いに対し否定的な答えを返している。天界に住む二人も知らないとなると、この白いサベージブラックは一体――


「なんじゃ、こいつのことも知らぬのかリーンフィリア」

「むむっ。じゃあおまえは知ってるっていうんですか」


 ディノソフィアのちょっかいにあっさり反応してしまう女神様。スルー力って、最初は誰も持ってないものだから……。


「女神様、そいつは知ってても話してくれないから、ほっといていいですよ」

「のじゃー。その言い方はさすがにつれないぞ騎士。最初から諦められては、わしも会話を楽しむ余地がない」

「事実を言ったまでだよ」


 悪魔の幼女は「ふっ」と笑い、細い肩にかかっていた長い白髪をさっと払った。


「これはわしがかまってほしいからではなく、最初からその気があるから言ってやるのじゃが、白いサベージブラックは存在する。というより、こいつらは元々白いのじゃ」

『……!!』


 いきなりの発言に、場の空気が変わった。


「サベージブラックなのに元々白いのか? それはおかしいぞ」


 アルルカが疑わしげな口を挟むのに対し、ディノソフィアは、確かに最初から伝える気があったような親切さで答えた。


「そもそも名前が違う。サベージブラックというのは、こいつらが黒くなってから付けられた名じゃ。本来の名は、ケルビムという」

『ケルビム?』

「〈調和の守護者〉、〈力の天蓋〉とも呼ばれる、極めて強力な竜だったのじゃよ」

「調和……!」


 僕ははっとなる。それは、あの〈黒角の乙女〉が描かれた絵画の表題でもあった。これは偶然か?


「サベージブラックはどこの種族の世界でも暴れ者として知られてる。それが守護者ってどういうことなの?」


 マルネリアが、真剣な顔つきになって言った。僕らは、ほんの数回のやり取りだけで、この悪魔の言葉に惹きつけられてしまっていた。


「エルフや。守護者が虚弱では何にもできんじゃろう。武力によって侵攻してくる者に対し有効なのは専ら武力じゃ」

「しかし、武力はより大きな武力を呼びます。調和とは相容れない存在です」


 リーンフィリア様が言葉を投げた。


 力で戦いに勝てば、敵はより強い力を持ってやり返しに来る。しかし、目の前に迫る脅威を物理的に停止させられるのは、やはり力しかない。それはある意味で、世界を救うために戦う僕らの抱えるジレンマでもある。


「リーンフィリア、世界を征服する方法を知っているか?」


 そんな彼女に対し、ディノソフィアは奇妙な質問を投げ返す。それはまるで人と人の問答。神と悪魔という、ある意味で世界の領域の上外側にいる者たちが交わす言葉ではない。

 リーンフィリア様は目元を引き締めて答えた。


「そんなものはありません」

「いいや、ある。それが“調和”というものじゃ」


 ――!?

 僕もリーンフィリア様も、身じろぎせずにはいられない答えだった。

 調和だって? 征服とはまるで裏返しの言葉だ。


「尖った小石を箱にぎっしり詰めてひたすら振り回し、ふたを開けてみれば、石の角が丸くなって互いにうまく隙間を埋めている。調和とはそのようなものじゃ。力による支配は、より大きな力が現れれば簡単に掻き乱され、終わる。しかし調和による支配は、揺らぎ、小波を立てることはあっても終わることがない。調和を超えるのは、より大きな調和だからじゃ」


 世界を征服する、調和……。

 奇妙な思想だけど……不思議な説得力はある。


「ケルビムが守っているのは、そうした状態だと?」


 再度問いかけるリーンフィリア様。


「ケルビムは強い。恐らくこの地上のどんな生物よりもな。そしてその伝説級の強さに対し、個体数が多いのが特徴でもある。ある強欲な支配者がいたとしよう。そいつは、世界を手にするために領土を拡大していく。すると必然、ケルビムたちの領域にも近づく。ケルビムは己の領域を犯す者を許さぬ。強欲な支配者はそこで確実に滅ぶ。その根拠地ごとな。世界は絶対に征服できぬ。ゆえに〈力の天蓋〉と呼ばれる」


 ディノソフィアは、アディンをちらりと見た。


「しかし、ケルビムは領域に立ち入らぬ限りにおいては無害じゃ。もし支配者が分をわきまえ、互いの領分を尊重するのなら、その国の繁栄は保たれるじゃろう。それは竜と人との関係に限らぬ。互いを認め、その上で繋がりを持つ。人も、獣も、自然物もな。そうして世界は調和の元に支配されるのじゃ」


 絶対的な力として君臨し、それゆえに力の絶対性を否定し、征服者の大それた野望を挫く世界の楔。それがサベージブラック――ケルビムだっていうのか。


 何てスケールのでかい話だ。アディンたちにそんな秘密があったなんて……。でも、悪魔がこんな世界の真理みたいなことを語るか? 鵜呑みにしていいのかどうか、僕には判断がつかない。


「悪いことをしたら、叱る、神様、みたい……」


 パスティスのつぶやきを、ディノソフィアが拾う。


「そう、じゃな。ケルビムは神獣とも呼ばれておった。神聖な魔法を操り、天界にも自由に近づける存在じゃったよ……」


 神獣。天界に認められた聖獣が、さらに格を上げた存在。『Ⅰ』の相棒であるバッドスカイたちが目指しているものだ。


「……!」


 僕ははっとなって、思わず仲間を見回しながら声を上げていた。


「それが天界とサベージブラックの関係……! 『調和』の絵の正体か!」

『!』


 仲間たちが一斉に僕を見る。


『調和』に描かれていた、神様らしき少女とサベージブラック――いやケルビムの融合した姿。それは、かつての世界の形態を示す構造図だったに違いない。


 ケルビムはその有り様によって地上の調和を維持し、神々もまた、そんな白竜たちを憎からず思ったはず。何たって、神獣と呼ばれていたほどなんだ。

 いや、地上の現状を放置しているトイレット神々の意向からすると、よくて便利な駒程度にしか考えていなかった可能性もあるけど……。


 ケルビムを保護するために、天界が神々の気を分け与えたとしても不思議はない。天使の魔法の伝授だって。そう考えると、その末裔であるアディンたちが、すんなり天使の魔法を使えるようになった理由もわかる。


「ひょっとして……」


 僕は続けて発言する。


「アディンが戦ったのは、サベージブラックじゃなくて、ケルビムだったのか……?」


 色がなかったからわからなかったけど、あの黒竜は天使の魔法を使っていた。あれがケルビムなら、それがあり得る。


「まあ……。そうじゃろうな」と、ディノソフィアは少し濁し気味に応じる。


 なるほど……。道理で、元のアディンと力の差がありすぎたわけだ。


 相手は、〈黒角の乙女〉がモチーフとして描かれるほど古い時代、天界の気を豊富に受けて強靭化した最強の竜。いかに近しい状態のアディンであっても、サベージブラックとケルビムにはまだ大きな隔たりがあったというのは道理。

 アディンがケルビムになれなければ、あの最初の黒い炎で決着はついていたのだろう。


「…………」


 一旦ディノソフィアが口を閉じてしまうと、戸惑いを閉じ込めたような沈黙が訪れた。

 サベージブラック。ケルビム。天界との共同統治。ようやく見えた色々な謎の答えだけれど、それも容易には呑み込めない。腑に落ちない点もあった。


 たとえば……。最終的にディノソフィアに同意をもらえたからうやむやになってるけど、そもそも、天界が地上の調和なんかに本当に興味を持つか? とか。


 非常に疑わしい。しかし、ここにはまだ何かミッシングリンクがあるように思える。この二つが直接つながらないような、そんな予感……。


 ああ、でも何だ? もっとおかしなことがあるはずだ。何から聞けばいい? 今一番大事なことは?

 まるで金銀財宝の山を前にしたように、どれを最初に手に取ればいいのかわからず、僕の頭は空回りする。


「どうして、ケルビムは、黒くなった、の?」


 その問いを、竜たちの母であるパスティスが見つける。

 ケルビムがサベージブラックになった理由。それこそ、すべての疑問に繋がる第一の謎な気がした。

 ディノソフィアは彼女をチラリと見、


「ふん、それはじゃな。パスティス。ちょっとこっちに来て、後ろを向いてみよ」


 パスティスは素直にそれに従った。

 何だ? パスティスの背中に何か、重要な秘密があるのか……?


 みなが固唾をのんで見守る中、ディノソフィアは。

 突然パスティスの尻尾を掴むと、その微細な鱗の隙間に、細い指先を滑り込ませた。


「ひぁっ!?」


 パスティスが上擦った声を上げてその場にへたり込むと、悪魔はウヒヒと笑った。


「うむ、よい感度じゃ。なかなかそそるエロい鳴き声ではないか。真っ白な竜にはそんな淫靡な声は上げられぬのう。つまり、相応の黒さが必要じゃったのじゃな」


 間近でねっとりと告げられたパスティスは、尻尾を守るように抱きしめ、うつむいた顔を真っ赤にする。


「この邪ロリ……!」


 はぐらかされたと気づき、僕が踏み込んだ時には、ディノソフィアはもう母屋の屋根の上に飛び上がっていた。


「今日の授業はここまでじゃ。おまえたちは幻の神獣を復活させた。それに対する称賛は十分に支払ってやったぞ。より深淵をのぞきたければ、さあ、あくせく働き街を復興させるがよい。そこのぽかんとしてるフグ毒の女神と一緒にな」


 そう言い捨てると、ディノソフィアは屋根の上からも姿を消してしまった。


 あのクソガキ……!

 最初からそう言えばいいのに、なんでパスティスにセクハラした!?


 確かに……! 変な声をみんなに聞かれて、尻尾を抱えたまま顔を真っ赤にしているパスティスは、妙な背徳感もあって大変色っぽいとは思いますが……!

 今度やったら許さないからな!


 多分!


んんwwwセクハラオチはいけませんわwww

これは導くしかないwww

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