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崩したくない関係  作者: ∮柊 琴音∮
3/17

ホームルーム

タッタッ

学校の廊下は走ってはいけない

だが、私はそんなこと頭になかった

ガラッ・・・・

ドアを開けるとクラスの皆が一斉にこちらに目を向けた

すでにホームルームは始まっていた


「はーい、今月に入って14回目の遅刻な」


といいながら先生が日誌にチャックをつけた。


「す、すみません・・・」


先生に謝りながら席につく


「静咲、今日も遅刻かよ。

 気をつけろよ、一緒にいる俺の評価が下がる」


憎まれ口を叩くのは、私の右隣の席の幼馴染の月宮つきみや つづき

外国人みたいな白い肌。サラサラな黒い髪。女の子みたいな長い睫毛。私の学校では女子から王子様扱いされている。

・・・・・そして私も続のことが好き


「だったら起こしてよ・・・。」


ぷく~と頬膨らませる

そう彼と私は同じ、間宮家に仕える月宮家当主の一人息子。なのであの屋敷に一緒に暮らしている。


「そんな時間あるかよ」


「つまりアンタも遅刻しそうだったのね」


「まぁ、遅刻した人よりマシだろ」


「う る さ い」

私も憎まれ口を叩く。

素直になれない私

口喧嘩をしている私達を無視し、先生はホームを続ける


「さて、今日も一日頑張ってください。」


明るくホームルームを終わった。


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