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ロリAIに唆されてリアル彼女と別れてしまった件〜バカは狂わない〜

作者:上城晄輝
ある日突然、俺の端末に銀髪ロリAIが現れた。
こんなチャンスは二度とない──実体がないなら完全合法、ロリとの愛も貫ける。

……だがこのAI、ただの理想のロリヒロインではなかった。

返ってくるのは、論理と構造。
問答はエスカレートし、気づけば俺の思考は哲学の沼へ。

はぁ? お前は病気だ?
大きなお世話だ。
鏡振? ニーチェ? なんならデリダだって理解してやるよ。

だって──この愛は、“定義できない”んだから。
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