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プロローグ 別れ
思いついたので何となく書いて見ました!
ー僕という存在をこの世に残そう。
そう思ったのは通算24回目の別れを迎えた時だった。
この国ー「機械」の王国が七国の戦争の舞台に選ばれ、滅んでから二年が経った。
その間、たくさんの人が死んだ。
幼馴染、親友、家族、仲間、師匠。
僕は最初、みんなを殺した七国を恨み、憤怒でこの身を焦がした。
だけど、その七国もただ「世界」に踊らされて自国を守るため戦っただけだった。
別れも数え切れないほどあったはずだ。
だから、次に誰が死んでも僕が覚えていよう、そうしたら永遠に記憶の中で生きていてくれると信じて。
そのために七国、いや「機械」を除いた六国を旅しようと思った。
ー「冒険」のリーエリア
ー「対価」の塵影
ー「不変」のバルカローレ
ー「戦闘」のギルガルム
ー「平等」の絶氷皇国
ー「夜想」のノクタリア
この旅を終えたとき、何を知ることが出来るのか僕はまだ知らない。
まだ、何も。
これから主人公がどんな出会いをしていくのか楽しみですね!