表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/16

避難先

爽が説明しているときに、声を荒げた少年視点のお話です。

ある日の明け方、囲炉裏の火の不始末と、この時期の乾燥で、俺の住んでた生活棟で火災が発生した。命からがら全員で逃げ出せた。でも、明日以降の過ごす場所がなくなってしまった。そんな時、リーダーの照真さんに「今、一時的に保護してくれないか、別のところに住んでるやつに聞いてきた。他の同居人もいるから、返答は昼頃になるってさ。それまではいつもどおり過ごしておいて。」

「「はい!」」

その後はいつもどおり狩りの訓練と、炊事洗濯をして過ごしていた。お昼ごはんの時間になった頃照真さんから呼び出しがあった。

「17人までなら受け入れられるそうだ。半分ならうちでもなんとかできるからそれでいいだろう。ただ、問題は、誰が向かうかだ。16枠、向かう枠を作る。それで、あみだくじにしようと思う。いいかな。」

俺は、照真さんの意見に異論はなかった。他の連中も同じみたいだ。結果的に、俺、しんと、翔吾しょうごさんと、あきらさん、りょうさん、遥人はるとさん、照真さんの弟の蒼真そうまさん、義足の海斗かいとさん。7歳の、良太りょうた9歳の悠希ゆうき、金髪の環奈かんなさん、椿つばきさん、6歳のさらと、みな、7歳のゆきと、しおり、8歳の奏音かのん日向ひなたが避難先に行くことになった。物資は、こっちで持っていくらしい。向こうのを使えばいいのに、、なんで、、今日は、無理を言って他の生活棟に泊まらせてもらえることになった。さすが照真さんだ!

次の日

早朝から、みんなで山を下り始めた。チビ共はすぐに疲れるから、幼稚園カートを2代使っていくことに、荷物も抱えてもらえるし、少し楽だな。しばらく進んだら、干し肉をかじりながら進んで、夜は、近くの家で泊まって、この調子なら、5日ぐらいで、待ち合わせ場所に着くってさ。

5日後

お昼くらいに、待ち合わせ場所のクッマに着いた。そこにいたのは、俺より小さそうな子どもだった。案内役かなと思って避難先の案内を受けてた。でも、フードコートで、話された内容は、まるでそいつがここのリーダーみたいな感じだった。俺はこんな子どもがと思った。それに、俺達を受け入れたのだって照真さんからの命令なんだろ。だったらと思っていたら。俺達も働かないといけないって言うんだ。避難民は関係ないと。俺はイライラしたから、直接聞いてやったんだ。

「俺は納得してない。なんで、こんな子どもの言うことを聞かなきゃいけないんだ。大人もいると思ったら、この子どもがリーダーっぽいし、俺等は客じゃないって?照真さんの部下なんだろお前。照真さんの指示に従って、俺等をもてなせばいいんだよ。なんで、狩りまでしなきゃいけないんだ!」

ってね。そしたら周りの大人も賛成してたから。俺が正しいと思った。その時、うちのチビ共とそんなに年齢が変わらないように見える子どもが兎を2匹担いできたんだ。その子どもと、説明してた子どもが話して、その子どもは戻っていったんだ。会話は遠くて聞こえなかったけど。兎を持ってきた子が見えなくなってから、説明してた子どもが、

「皆さんは、勘違いしています。僕らは、照真さんの部下ではありません!ただの、知り合いです!なので、皆さんのことはしょうがなく引き受けただけです。少しは、わかりましたか!僕達は、自分のことと、狩りぐらいはできます!こちとら、秋初めから子供だけで暮らしてんだよ!お前らみたいに、周りの大人に、頼り切ってねぇんだよ!」

って大きい声で言った。みんなびっくりして黙っちゃった。そいつはその後、何事もなかったように話し始めた。お昼ごはんは、イノシシの鍋だった。肉がゴロゴロで臭みもなくて美味しかった。その後は、班分けをした。俺は、ラクそうな販売班に入った。思ったよりも、大変そうだ。取り敢えず、今日は風呂に入れるらしい。風呂があると思わなかったから嬉しかった。でも、まだ納得いってない。働くのはわかるけど、俺より年下のあいつがここのリーダーってのはおかしい。今は蒼真さんがいるんだから蒼真さんが取り仕切ればいいのに、、、お風呂に入ってるときに、蒼真さんに聞いてみた。そしたら、

「別にボクが仕切ってもいいけど、急に仕切り始めたら、ボクたちはここを乗っ取ることになる。それでもいいのかどう思う?」

「乗っ取ってもいいと思う。アイツらだってそっちのほうが楽だろ。」

「本当にそうかな?よく考えてみて、もし逆の立場だったら?ボクたちの拠点にほかの拠点からの避難者が来て、そいつらが兄さんより年上で、僕らより人数が多いとして、そんな奴らから、”ここのリーダーを自分達のリーダーと交代しろ”なんて言われたらどう?」

「嫌かも。それに、敵になると思う。」

「そうだよね。たとえ交代しなかったとしても相手への不信感はそのままだよね。だったらわかるよね?」

「はい。そんな奴ら、保護したくなくなります。」

「そしたら、ボクたちは家が直るまで野宿だ。ゾンビもいるし、暖房器具だってろくにないかも。爽さんたちが、保護してくれなきゃ今、風呂に入ることもなかったんだから。」

・・・

風呂から出たあと、トランプ大会が開催されていた。俺はある程度上まで行ったんだが、負けてしまった。勝ったのは、さらだった。

「すごいな」

って褒めてやったら、目をキラキラさせていた。そのまま夕食を食べて、眠りについた。俺は、ベット組だ。

基本的には、2ヶ月後以内に更新する予定です。

すこしでも気に入りましたら⭐をしてくださるとモチベになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ