狩人のその後:クルースニクインWVI(国際吸血鬼情報探偵機関)/働くお義兄様の憂鬱番外編
四月の上旬。狩人は義兄上が務めるやたら長ったらしい正式名称の分からない機関とやらの本部がある場所の、おそらく最寄りの空港に到着した。外に出て待ったところ、おそらく気候は日本とそう変わりない。日差しの感じも変わらないし、湿度もおそらく同じくらいだろう。困ったことに狩人は鈍感であり、微妙な肌の感覚が一切あてにならない。
乗り心地の悪い車で揺られることおそらく数時間ほど。何しろ道中は殆ど眠っていたので、狩人は正確な経過時間を忘れてしまった。そのうえ狩人はいくつも直接ぶつけたかった疑問をすっかり忘れていた。飛行機の中で見た物珍しいアニメ映画があだとなった。
ルチエは兄の抱える事情をほとんど聞かされていない。いつごろにどういう経緯でシェアハウスをし始めたのか。数人の吸血鬼や人間はどのような経緯でシェアハウスに集うことになったのか。義兄はその家にほとんど帰ることがないらしいが、それはシェアハウスと言えるのか。それらの疑問全てを義兄は「運転に集中したいから黙ってて。久しぶりにこれ運転するから、喋ってて事故ったらお前のせいだからな」という一言で脇に置かせたうえ、「飛行機の中で寝れなかったんだろ、しばらく寝てろよ」という言葉に誘われて、狩人はさっさと寝てしまった。
義兄に連れられてやってきたのは、見たところ日本ではあまり見ない大きな一軒家である。ここで義兄は数人の吸血鬼ないしは人間とシェアハウスをしているらしい。
狩人一人とまとめた荷物一人半分を置き去りに、狩人に洗濯物が入ったほうの荷物を任せて呼び鈴を鳴らし、すぐに義兄上の運転する乗り心地の悪い車はさっさとどこかへ行ってしまった。今日は何かとやることが多いとはいえ、見ようによってはピンポンダッシュだ。誤解を招く。
「今日からこちらでお世話になります、暁理人です。よろしくお願いします」
「フランシスだ、よろしく」
首を大きな絆創膏で覆った吸血鬼が握手を求める。赤黒く湿った長い髪と陰鬱な黒い目に、狩人は自分の宿敵を連想した。背は狩人より頭半個分低く、手は彼に比べて肉付きはいいが筋張っている。血色が異様に悪い土気色であることを除けば、普通の人間らしい手だ。連想した相手とは、まったく似ていない。
出来るだけ間を置かず、狩人も握手を返す。しばらく世話になる人間に、いたずらに不審がられる必要はない。
「ルチエは?」
「どこかに行きました。それから洗濯物を頼まれました」
何よりまず先に洗濯物をどうすべきか尋ねて、家主のフランシスには呆れた顔をされた。厚かましいと思われたのか、義兄を責める心向きであるとありがたい。狩人はルチエのバックパックを玄関に置き、まず荷物を置くために自分が使う予定のゲストルームに通された。
大きなベッドと備え付けのクローゼット、姿見と机と椅子。必要最低限のものが揃っているが、部屋一つだけでアパートよりもずっと広いんじゃないか、と狩人は思う。それはさすがに言い過ぎであるが、狩人が主な時間を過ごした居間の八畳よりはずっと広く、ベッドはこれまでのせんべい布団に比べれば海と琵琶湖だ。
荷物を置いたら、一通り家の中を案内される。ガレージ横にランドリーに義兄上のバックパックを移動させ、そのまま一階を一回りする。二階のゲストルームと一階以外はほとんど使う所はないが、自分の善性を信じられているらしい。
「鍵はこれ。なくすなよ。他人宛ての郵便物は勝手に開けるな。本人がいないなら部屋の前のポストに入れておけ。この家にいる誰それの友人を名乗る客は全て噓だ。絶対に家に上げるな。困ったら私に判断を仰げ。常に家に居るから。食事だが、朝食は勝手にとれ。昼は家にいるなら私が作る。夜は家にいる者で持ち回り、時間が外れるならあまり物だ。冷蔵庫に物を入れて置くとき、どうしても食われたくないものには包装に大きく名前を書いておけ。ああそう、キッチンの冷蔵庫には食品以外のものを入れるな。ゴミはゴミ箱に捨てろ。ゴミ出しは当番制、分別とかは冷蔵庫に貼ってある冊子を見ろ。文字は読めるな」
「はい」
「よろしい。洗濯はだいたい三日に一回、溜まり次第」
「えっ」
「なんだ」
「服……あんまり持ってなくって。毎日しちゃダメですか」
「お前普段どんな生活してきたんだ」
「毎日洗濯してました」
「……してもいいが、住んでいる間は全ての水道代をお前に払ってもらうぞ」
「……服を買います」
「溜まり次第だから、いる人数によっては毎日することになるかもしれん。金銭についての話し合いは毎月二十日にする。リモート参加可」
「三月の二十日は参加できません。それまでいるかはわかりませんが」
「は? ……ああ、運命の日ってやつか。難儀だな」
フランシスは義兄上とそれなりに世間話というものををしているらしい。自分は今まで彼の存在すら知らなかったのに。狩人はルチエに対し幾度となく抱いてきた得体の知れない不快感を思い出した。
その後も続けてひととおり生活のルールを聞いた後、再び二階に戻って同居人の紹介をするらしい。この屋敷はやたらと広いのでさっき下ってきた場所と今から上る階段が違う。彼の人生においてあまり見なかった構造に、狩人は物珍しそうにきょろきょろ見ていた。
この屋敷は数年前に建て替えをしたらしく、未だに使われていない新品らしい場所が多い。聞けば以前に建っていた家と同じ構造で建て替えて、人がいないから新しいままなのだという。
「どうして建て替えたんですか? 老朽化とか?」
「燃えたんだ。それからそのまま建て替えた」
「そうですか」
人が死んだのだろう。あまり詮索しない方が良さそうだ、と狩人は思う。思うと同時にどうして義兄上はこの吸血鬼家主と同居をすることになったのかとも思う。フランシスと名乗った吸血鬼と義兄には何か複雑な事情があるらしいが、先のように詳しいことは誤魔化されたうえに質問の機会を逃してしまったので義兄からは一切話を聞いていない。
「緑のポストはお前の兄の部屋、赤いほうは私の部屋だ。不在時はここに手紙を入れて置く。入れられないような大きなものは床に置いておく。色はわかるな」
「わかります」
「ならよし。何かあったらとりあえず相談しろ。本棚の本はここ以外に持って行くな。ここの机に食い物を持ち込むのは基本的に禁止だが、お前の行儀次第だ。使い終わったら綺麗にしろ。お前の部屋は向こうの、青いのがかかってるところ」
同居しているもう一人、吸血鬼のオルペウスというらしいが、今は一階のベッドルームで眠っている。
「下の階のオルペウスには起きてから挨拶してくれ。ルチエになついていて、私が無理に起こすと機嫌が悪い。ルチエが帰ったら起きると思う」
「オルペウスさん。義兄とはどういう関係なんですか?」
「寿命が近いらしい。一年くらい前に家に来た。全部詳しいことはルチエに聞いてくれ。私はよく知らない」
同居人とも重要な報連相を怠っているらしい。何としても捕まえて色々と吐かせなければならない。さっきは隙まみれの一人だったが、今のこちらは二人がかりだろう。協力さえできれば逃しはしない。
「お前の部屋の向かい、黒いポストのところにももう一人いるが、ルチエと同じくしばらくは帰らないから挨拶の必要はない。こちらのオルペウスよりは話が分かる奴だ」
「人間ですか」
「機関の、ほぼ、人間だ。あんまり詮索はしてやるな。ルチエの誘いでこの家を使っている。聞きたいことは本人から聞け」
六つあるベッドルームは五つが埋まっているらしい。狩人は一切血の繋がりがない奇妙な大家族の一員になってしまった。吸血鬼がいるのに血の繋がりとは、ちょっと変な言い方かもしれないが。
同居人の紹介を終えて、洗濯をしながらルチエの帰りを待った。使い慣れないドラム式洗濯機はかつて日本の家にあった洗濯機より大きいが、性能があまり良くないのかもともとそういう性質なのか、ベッコンベッコン喧しい音を立てながらも正常に洗濯物を回している。
フランシスは隣の部屋で食事を用意しながら、どこかと話をしているようだった。
「ルチエ、そろそろ帰ってくるって」
電話の相手は義兄だったらしい。彼が通話を切ったことを確認してから、狩人は洗濯機に負けないように声を張り上げて、フランシスに話しかける。
「フランシスさんって、義兄とはどういう関係なんですか?」
「連れ合いだ」
「え、う、結婚してるんですか!」
「戸籍上はそうなっている。名前を貰ったんだ」
思いもよらなかった。今の今まで知らなかった。こっちの事情はなんやかんやと聞いてきたくせに。これは義兄を小一時間問い詰めなければならない。知らないところで恋愛していたところで義兄の勝手であるが、今の狩人はそうは思っていないらしい。
「な、名前ですか」
「プリークネスの名前だ。昔ある吸血鬼と戦う必要があって、ルチエに名前を貰った」
変わった人だなぁ、と狩人は思う。吸血鬼を殺すのに名前が必要なのか。生まれながらの吸血鬼狩人である理人には理解できない伝統だ。
「好きなんですか、義兄のこと」
「嫌いだ。色々なものを連れ込むくせに、本人は全然帰ってこないときてる。世話もしない」
「ええっ、追い出しましょうよそんな人」
思わず本音が出てしまった。初対面の人には失礼過ぎる一言だ。首に傷もつ吸血鬼は可笑しそうにけらけら笑った。
「それもいい。終わったらガレージに干しておいてくれ」
追い出すつもりは毛頭ないらしい。義兄が人たらしであるのか、フランシスが余程惚れ込んでいるのか。それはこれからわかることだ。狩人はベコベコいう洗濯機の
洗濯機が回り終わる前にルチエは帰って来た。
「ただいまー」
「おかえり。丁度飯だ。リヒトもこっちに来い」
「やったぁ」
三人には少し広い食卓の隅を囲い、大皿の炒飯をつつく。皿の縁は生ぬるいレタスで彩られている。味は薄く、米は妙に長くパサパサしている。狩人には慣れ親しんだ米ではなかった。吸血鬼との暮らしで舌が肥えていたせいも、あるかもしれない。
「後でオルペウスを起こしてくれ」
「寝かしたまんまじゃダメか?」
「一生あのままにしておくつもりか? 出来るだけ早くリストをこなしてくれないと困る」
「――ああ、オルペウスってあっちの部屋の吸血鬼のことで、顔は合わせた?」
「起きてもいないのに顔は合わせられんだろうが」
「名前だけは教えてもらいました」
「そう、良かった。気難しいやつだから、気に入られると良いな」
「お前の仕事だろう。他人に押し付けるな」
あまり積極的に話すつもりはないらしい。ルチエは口の中に炒飯を詰め込み詰め込み、さっさと食事を終えようとしている。
「二人はいつごろ結婚したんですか?」
詰め込み過ぎたのでむせた。口の中の米を皿の上に吐き戻し、ゲホゲホとせき込む。
「品がない」
「言っちゃったの?」
「言っちゃった」
「隠すことだったんですか? 結婚ですよ」
「言うほどでもないかなって」
「隠しておくと後で面倒だ」
ルチエは色々を誤魔化すために身振り手振りを交えながら大仰に話す。
「あのな、リヒト。お前は色ボケで多分勘違いをしているだろうから、念のため言っておくがな」
「失礼な人だ」
「お前がこの二年間どういうつもりで生活してたのか顧みてみろ。色ボケ。別に僕たちは恋愛から発展して結婚に至ったわけじゃないんだ。完全に利益目当ての共同体としての家族。親子と同じで性欲で結びついていないし、兄弟のように血で結びついてもいない。でも兄弟同然みたいな、そんな存在。婚姻と言う契約で結びついてるだけ。おわかり?」
「そうなんですか?」
「私はどちらでもいいと思っている」
「フランシス!」
かちゃかちゃと苛立たし気に皿の上に散らばった炒飯を集める。目を伏せ、顔を長い前髪で隠し、表情は伺い知れない。
「そうだな、利益目当ての共同体だと思っているなら、もっと家にいるべきだ。オルペウスの世話は私一人には荷が重いし、クリスを連れて来たのはお前だ。私ばかり損をしている」
「それは……本当にごめん」
「気にしない。謝ったところでどうにもならない問題だろうに」
「それで、いつごろ結婚したんですか?」
「この前九周年を迎えた。何も祝わなかったが。メッセージカードも無しだ」
「九年!?」
「同居はそれより短いけどな」
「お前が家にいないからだろう」
九年と言うと、自分があの冬の家にいたときからだ。そんなそぶり露ほど見せなかったくせに。それとも自分が鈍感過ぎるだけなのか。狩人は自分の感覚というものをようやく疑い始めていた。
「……もしかして、祝いたかったの?」
「そう思うのか?」
「いや……結婚するときって状況的に全ッ然めでたくはなかったし、その、そんなこと、祝うのかなぁ……」
狩人は今食べている炒飯の味が全く分からなくなった。人づてに聞いていた冷え切った家庭というものを初めて体感していた。
「そんなに長い間結婚してたの隠してたんですか?」
「隠してるつもりはなかった。成人した後は名前と、一緒に住む家だけ共有してる人のことなんて周りに言う必要はないだろ。あんまりこっちに来てはいなかったし、……長い間家空けてると、自分の住んでいる家がどこなのか、わかんなくなることもあるしさ」
「いや、さすがにそれは……」
「冗談なら撤回しろ」
フランシスの声色は、狩人の罪悪感を刺激するものだった。今頃、僕の吸血鬼は何をしているだろう。僕に落ち度があったのだろうか。噛み潰せなかった米粒が喉に詰まった。
「……言い過ぎた。けどたまに自分がどこに帰ればいいのかわからなくなるのはホントだ。……仕事減らしてもらおうかなぁ」
仕事と言うのはどこでも嫌なものだなぁ、と非一般的家庭の亀裂を前に狩人は思う。冷え切りにもだんだんと慣れてきて、義兄に茶化しを入れようかとも考えられるようになった。
「そうしろ。お前の家は私だ。飯の後片付けをしておけ」
誰よりも量を少なく取ったフランシスが、誰よりも早く席を立った。この家には食器洗い機があるらしい。次に吸血鬼と暮らす時があるなら、食器洗い機は必ず導入しよう、と狩人は考えた。反省すべき点がもっといっぱいあるはずだ。
「なんとか機関の仕事ってそんなにつらいんですか」
「資料室の手伝いならあっちこっち飛び回って一年家に帰れないってことは絶対ないから、リヒトが僕みたいな目に遭うことは無いよ。多分」
「多分って」
「同じ目に遭うことはないというのは言い切れる。リヒトは機関がまだ手元に置いたことが無い、真正のクルースニクだから、僕とは違う、もっとひどい目に遭うことはあるかもしれない。保証は出来ない。悪いけど、でも出来るだけ、助けにはなりたいと思ってる。出来るだけ頼ってくれ」
今まで起きたことを顧みると、信用できない言葉だ。嘘吐きではないが肝心な時だけ頼りにならない。指針を指し示してはくれるが守ってはくれない。義兄はそういう非道い男だ。
「午後に、資料室に入る許可を貰った。顔見せついでに色々と探そう」
「オルペウスさんは、いいんですか」
「いいの。放っといたら放っといただけ寝てるし。あと三日ぐらい寝かしておいてやろう。俺が帰ってきたことも黙って置いて」
「いいんですか」
「いいんだって」
食器洗い機に皿を任せ、早速ルチエは車を出す。
家を出るまでいまいちわかっていなかったが、ここはなかなか都会だ。かつて狩人が住んでいたアパートのある地方都市くらいはある。狭い日本の地方都市にぎゅうぎゅう詰めとはまったく事情が違うから、ひょっとすると規模はそれ以上かもしれない。そんな場所に大豪邸を構えているフランシスとは何者なのか。いや似た規模の家はここ一帯に見られるし、この国では大豪邸ではないのかもしれないが。
とんでもないところに来てしまったかもしれない。狩人の人生はおおむねそういう感想の繰り返しで進んできた。自分の意思あるなしに拘わらず。
「道覚えろよ。毎日は送ってやれないかもしれないからな。通勤路になるんだから」
「こっちの免許持ってませんよ」
「じゃあさっさと取ってくれ。国際免許に切り替えしてこなかったの?」
「急なことだったので。この車は日本にある車のどれより大きいですよ。……それまでどうやって通いましょうか」
「自転車借りろ。ガレージの中にあったはずだから」
「フランシスさんの屋敷って燃えて一度立て直したって聞いたんですけど、義兄さんはその吸血鬼事件に関係があるんですよね?」
「断定形かよ。――昔はいろいろあったんだ。本当に、いろいろ。かなり長い話になるから、たしかその辺の資料が資料室にちゃんとあったはずだから、時間があったら読め。資料係が余分な情報を読ませてくれるかは別だけど、ジェットなら……ついた。あのビルがそうだ、覚えとけ」
最下階にピザ屋のテナントが入っていた。オフィス街の中、「そうだ」と言ったビルを通り過ぎ、駐車場に車を止める。
「ちゃんと決められたところに停めとけ。じゃないと後々面倒だ。このWVIって書いてあるところな」
「この波形みたいなやつですか」
「そう」
「自転車は」
「ビルの裏手。ちょっとわかりにくいからあとで見に行こう」
二人は連れ立って階下にピザ屋のテナントがあるビルに向かった。
ビルの隙間、自転車がすれ違えない程度の狭さの道を行く。先にある自転車置き場を見てから、非常用階段を二階分昇る。鉄製の扉の隣、インターホンを押して、相手が出たかどうかも確認せずに話し始める。
「もしもーし。もしもーし、僕です、ルチエ。開けてー」
ガチャ、と鍵が開く音がした。ルチエが扉を開き、狩人が室内に身体を滑り込ませてから、すたすたと迷いなくリノリウムの床を歩き、ある部屋の扉を開けた。
よく冷えた部屋だった。机には紙の山があり、その奥から声がした。
「おはいり」
奥にある部屋のドアが開いていた。紙や電子媒体に合った温度と湿度の部屋、整理されていない書類が積まれた中で、声の主は室内だというのに羽飾りのついた小さな帽子を被り、優雅に自分の席についていた。
「ようこそ、WVI資料科へ。私は室長のジェット・ドンカスターだ。今後ともよろしく」
「よろしくお願いします」
ジェットと名乗った男は狩人にレースで覆われた手を差し出した。燕尾服のようなシルエットの上着の下にはショートパンツを穿き、網タイツを履いている。狩人にとっては理解できないファッションで、アパートの一階で見たような服で全身をコーディネートしているなぁと思った。どうやらこの仕事は服装自由らしい。狩人は未来の上司と握手をした。