転生
今日も何もない生活を送っている。
もう疲れたな、と思いながらも一人で料理を作って一人で食べる朝。
両親は共働きで忙しく、朝の4時くらいには両方とも仕事に出かけている。
「そろそろ出ようか」と自分の心の中で今日を生き抜くメンタルを作って出かける。
扉を開けた、その時だった。
外の風景が異様に違っている。どういうことなのだろうか?
見渡しても見渡しても森森森。
しかも戻ろうとしても家がない。
なぜなのだろうか?
頭の中で状況を整理する。
しかし自分が何者なのかもわからなくなってきた。
まずいつも通り起きて、朝食を作って、支度をして、家を出た。
そしたら森が広がっていて、家もなくなっていた。
そして、やっと状況がつかめた
「これって俗に言う異世界転生ってやつじゃね」と
ついに平凡な生活からはおさらば、そう確信した。
異世界なら、この言葉を言えば、何か起こるはず。
そう思って言った。
「ステータス、オープン」
いかにも厨二病ぽく聞こえるがガチなのだ。
すると光るものが目の前に映し出された。
ステータス表である。
「やっぱりそうだ」
ここは異世界だとわかった瞬間である。
そして早速自分のステータスを見てみる。
「なにこれ、レッド・ルクシオ?」
スキルや基礎値などは見えなくなっていて唯一自分の称号だけ見えるようになっている
しかも、レベルも1である。
その瞬間、わかった。
俺って雑魚キャラなの?
その時だった。
狼の大群が襲ってきたのである
その瞬間自分は終わりだと確信した。
その大群は容赦無く襲ってくる。
俺は目を閉じて死ぬのを待った。




