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カルアミルク

作者:GL!TCHTiara
二十歳のあたしが唯一、頼れる魔法。
それは、バーで飲む、甘いカルアミルク。

『君の孤独がわかる』
――そう言ってくれた、少し年上の“彼”。

カウンターの定位置。二つのグラス。
甘いカルアミルクと、彼の飲む苦いジントニック。
彼と会える火曜日だけが、私の“現実”だった。

なのに、どうして。

一杯の甘いお酒から始まったはずの物語は、嫉妬と誤解、そして狂気の果てへと堕ちていくの?

これは、甘くて、ほろ苦くて、あまりにも痛い、依存の物語。
第一章 いつものおまじない
ようこそ、陰画の世界へ
2025/07/25 22:10
5.陽画の傷
2025/07/27 22:10
第二章 君はジントニック
8.音叉の響き
2025/07/30 22:10
9.最初の応答者
2025/07/31 22:10
11.白い嘘、透明な真実
2025/08/01 22:10
12.架けられない橋
2025/08/02 22:10
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