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目から鱗

作者: 歌川 詩季

 また、こうゆうのを描く(汗)

 百聞は一見にしかずとは言うなれど

 聞いて極楽 見て地獄とも言うのはご存じか?

 噂には届いていたものを

 じっさいにまのあたりにして

 目から(うろこ)()がすこともあるだろうが

 知らぬが仏のまま成仏できたなら

 幸せだったと後悔することもあるはずだ


 そもそも(うろこ)なんてものは

 魚や爬虫類がおのれを守るために

 その腹や背にはりつけるものなんだぜ

 だとしたら おまえの目を覆っていた

 すり硝子(ガラス)のような(うろこ)だって

 おまえを守るためにはりついていたってことさ


 おいそれと 興味本位で直視して

 いらぬ怪我をしないようにと

 はりついてくれていた ありがたい(うろこ)

 わざわざ とっぱらっちまったんだ

 エデンの(その)で善悪を()()から智慧(ちえ)の実を

 (かじ)ってしまった遠いご先祖と

 同じ(あやま)ちを繰り返すとは

 まったく 進歩のねえ生き物だよな


 そのくせ やっと裸眼になったかと思いきや

 ことあるごとに

 フレームを太くした色眼鏡を好んでかけやがる

 それじゃあ いったい

 イチジクの葉っぱで だいじなところだけを隠した

 遠いご先祖と どっちが 滑稽(こっけい)な姿だろうなあ?

 ことわざ以外のもの描きたいんですけどね(汗)(汗)(汗)

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