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異世界いったらヒーローごっこ ~夢勇者GUY BRAVE~  作者: グリンピースの豆ごはん
第6章 暗黒大魔王 VS ギガ・ブレイブ(完結編)
249/267

244話 マークⅢと戦車、F14とスクランダー



『ジュニア! Let’s go~!』


『ラジャー』


そう無線で会話するディノッゾさんとシノブ。


2機のF14は、ツインイーグルを正面からとらえ、


『Lock On!』


『Lock On!』


Fireファイヤー!』


Fireファイヤー!』



それぞれミサイルを発射した。


”シュー”


”シュー”


が、


 ツインイーグルは、左右の口から、それぞれ火炎ブレス、冷凍ブレスを吐き

ミサイルを無効化する。


”ゴー”


\\\ドッ~カン///


”ピキピキ”


”ヒュ~!


 1つのミサイルは炎で爆発し、1つのミサイルは、凍り付いてその運動エネ

ルギーを失い落下する。


『Shit!(くっそ)』


『Shit!(くっそ)』


 さらに、自身に向かうF14、2機に目掛けて左右の口から、ブレスを吐く。


 それを慌てて、左右に展開して避ける2機のF14。


「Phew, that was close!(ふうっ、危なかったー)」


思わずシノブが口にする。


『ジュニア!俺が囮になるから、後ろから攻めろ!』


そこに、ディノッゾさんから、 指示が飛ぶ。


『ラジャー』


 シノブは、そう無線でディノッゾさんに答え、自身の機を急上昇させ、

上空で功を描いて、ツインイーグルの後ろを取る。


 その間に、ディノッゾさんは、ツインイーグルの正面から攻める。


 ツインイーグルの左右からの火炎ブレス、冷凍ブレスを巧み交わしながら、

時には、バルカン砲でけん制する。


『ディノッゾ危ない!』


ケイトリンさんの言葉に、


『Oops!(おっと)』


ツインイーグルとすれ違いざま、左の口からの冷凍ブレスが当たりそうになり、

慌てて機首を傾けすり抜ける。


 その時、ツインイーグルの後ろに着いたシノブが言う。


『ロックオン!』


 しかし、次の瞬間、ツインイーグルは右の首を真後ろに向け、火炎ブレスを吐いた。


”ゴー”


『Oh my God!(なんだって!)』


『にゃ!ニャナ!?』


かろうじて舵を切り、右に逃げるシノブ。


『首が……首が真後ろ向くなんて!』


『ありえないですにゃ!』


 その様子を見ていたディノッゾさんがシノブに言う。


『なら、上と下から同時攻撃だジュニア!』


『ラジャー』


気を取り直したシノブは、一言、ディノッゾさんにそう言うのだった。





◇◇◇◇◇





”ゴー”


 ホバリング走行で進む、ミオンのブレイブロボマークⅢの前に現れたのは……。


 金色の巨大スケルトンと、漆黒のスケルトン


”ピッ"

≪Enemy≫


≪名称  リフレクトスケルトン ≫


≪体長       20m≫


≪体重       57t≫


≪戦闘力   100,000≫


≪防御力  100,000

 但し、魔法、エネルギー攻撃を

50,000まで跳ね返す≫


≪スピード   9,000≫


≪MP    40,000≫


≪特技 武器は大型サイズ(大鎌)

    リフレクトコーティング

 (魔法、エネルギー攻撃を反射する

 但し、一度攻撃されたところは、

 コーティングが剥げ無効となる。

≫ 


×1


”ピッ"


≪名称  アンチマジックスケルトン ≫


≪体長       20m≫


≪体重       57t≫


≪戦闘力   100,000≫


≪防御力  100,000

 但し、魔法、エネルギー攻撃を

50,000まで無効化≫


≪スピード   9,000≫


≪MP    40,000≫


≪特技 武器は大型サイズ(大鎌)

    アンチマジック≫ 


×1


”ビッシューン”


”ビッシューン”


 ミオンが2体のスケルトンにプラズマライフルを放つ。


 黒いスケルトンに当たったビームは、虹色の泡となり消え、金色のスケ

ルトンに当たった方は、跳ね返り、ミオンのブレイブロボの足元に飛んで

くる。


”ビシュ”


それを、ホバリング走行を生かして、さっと避ける。


『あん、もう!』


『でも、黒い方はだめでも、金色の方なら……』


”ビッシューン”


”ビッシューン”


『当てたところにもう一度当たれば……』



”ビッシューン”


”ビッシューン”


『あっ、もう~!ちょこまかちょこまかと』


リフレクトスケルトン(金色のスケルトン)は、同じところを撃たれまいと、

右に左にミオンの攻撃をかわす。


『あ・たれ~!』


”ビッシューン”


”ビッシューン”


 執拗にリフレクトスケルトン(金色のスケルトン)を、狙うミオンに、

アンチマジックスケルトン(黒いスケルトン)が、間合いを詰め、ミオンに

サイズ(大鎌)を振り下ろす。


”ヒユ~ン”


\\\ドスン///


『うゎぁ~!』


振り下ろされたサイズ(大鎌)をかろうじて避けるミオン。


『危ないじゃないの~!』


サイズ(大鎌)を振り下ろした、アンチマジックスケルトン(黒いスケルトン)

に文句を言うが、その間に今度は、リフレクトスケルトン(金色のスケルトン)

にサイズ(大鎌)を振り降ろされる。


”ヒユ~ン”


\\\ドスン///


『うゎぁ~!』


その時だった、後方のジェームズさんから無線が入る。


『Missミオン後方に下がれ!』


『えっ、あっ、はい』


ミオンは、アンチマジックスケルトン(黒いスケルトン)と、リフレクト

スケルトン(金色のスケルトン)と対峙したまま、後方へとジャンプした。


”キュルキュルキュル”


 ミオンが後方にジャンプしたと同時に2台の戦車( M1 エイブラムス)

は、停止……。


Fireファイヤー!』


”ズキュン”


”ズキュン”


 2台の戦車の主砲(44口径120mm滑腔砲M256 )から火を噴いた。


\\\ドッ~カン///


\\\ドッ~カン///


 放たれた砲弾は、2発とも見事にアンチマジックスケルトン(黒いスケルトン)

と、リフレクトスケルトン(金色のスケルトン)の眉間を打ち抜く。


 眉間を打ち抜かれた、アンチマジックスケルトン(黒いスケルトン)と、

リフレクトスケルトン(金色のスケルトン)は、体が、”バラバラ”と崩れ、

崩れた残骸は、虹色の泡となり消えて行った。


『Yes』


『Yes』


無線から、ジェームズさんと、フォルテさんの嬉しそうな声が聞こえる。


が、


”ズシンズシン”


と2台の戦車の前に現れたのは……。


”ピッ"

≪Enemy≫


≪名称  パグロイデア(ヤドカリ) ≫


≪体長       15m≫


≪体重      300t≫


≪戦闘力   400,000≫


≪防御力  500,000≫


≪スピード   1,000≫


≪MP    40,000≫


≪特技≫  強固な貝殻で守られている。

      強靭な鋏で何でも砕く

×1


『ぢ・次弾装填!』


『ぢ・次弾装填!』


 それを見たジェームズさんと、フォルテさんは、慌てて、それぞれの装填手で

ある、マクギーさんとメッシュさんに命令する。


『装填完了しました』


『装填完了しました』


それぞれの装填手の返事を待って、それぞれの射撃手である、ヴァンス

さんとガレリアさんに命令する。


Fireファイヤー!』


Fireファイヤー!』


”ズキュン”


”ズキュン”


 2台の戦車の主砲(44口径120mm滑腔砲M256 )から火を噴いた。


 しかし、 パグロイデア(ヤドカリ)は砲弾が飛んで来るや否や、すぐさま

貝殻の中に身を潜める。


\\\ドッ~カン///


\\\ドッ~カン///


2発の砲弾は、その固い貝殻阻まれた。


『Oh, shit!』


『Oh my God!』


驚く、ジェームズさんと、フォルテさん。


『ここは、私に任せて~w』


そう言うと、ミオンはブレイブロボマークⅢを戦車の後方より、前方のパグ

ロイデア(ヤドカリ)目掛け、高くジャンプし、


”ビッシューン”


 空中から、地面に居るパグロイデア(ヤドカリ)にビームを放つ。


\\\ズバーン///


 上から斜め下に放たれたビームは、パグロイデア(ヤドカリ)の背負う

貝殻を貫き、本体へと命中したようだ。


 ビームが当たったパグロイデア(ヤドカリ)は左右の両鋏を大きく開き、

固まっている。


やがて、パグロイデア(ヤドカリ)はゆっくりと体が崩れて行き、虹色の

泡となり消えて行った。


『Good job』


『Good job Missミオンw』


『えへへぇ~w』


ジェームズさんと、フォルテさんに褒められ、上機嫌のミオンだった。





◇◇◇◇◇





「ライトニングアロー!ディバイダー」


 背中に、あのアニメマシンガーXの飛行装置、マッハスクランダーを装着した

エドナさんが電気を帯びた矢を放つ。


 その矢が6つに別れ、ツインイーグル(双頭の鷲)を襲う。


 が、


 それを物ともしない、ツインイーグル(双頭の鷲)。


 しかし、エドナさんに、ツインイーグルが、(双頭の鷲)気を取られている

間に、


 ディノッゾさんが、ツインイーグル(双頭の鷲)の真下から、急上昇……。


っと、同時にシノブが、ツインイーグル(双頭の鷲)の真上から急降下する。


”キーン”


”ゴー”


『Lock On!』


『Lock On!』


ディノッゾさんと、シノブが同時に、ツインイーグル(双頭の鷲)をLock

 On!し、


すれ違いざま、


Fireファイヤー!』


Fireファイヤー!』


全弾をすべて発射。


 そのまま、お互いが交錯しそうになるも、かろうじて回避する。


”キーン”


”ゴー”


\\\ドカ/// \\\ドカ/// \\\ドカ///


\\\ドッ~カン///


 ツインイーグル(双頭の鷲)は、大爆発と共に虹色の泡となり消えて

行った。


『Yes!』


『Yes、Yes、Yes!』


 大きくガッツポーズのディノッゾさんに、コックピットで大はしゃぎの

シノブ。


その様子に、にっこり笑って手を振るエドナさんだった。




年賀状が……やっと終わったw

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