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異世界いったらヒーローごっこ ~夢勇者GUY BRAVE~  作者: グリンピースの豆ごはん
第6章 暗黒大魔王 VS ギガ・ブレイブ(完結編)
242/267

237話 戦海魔獣軍団(前編)

大変遅くなりました。

ごめんなさい



------轟雷号海中付近---☆


時間は少し戻ります。




”ピッ”


≪Enemy≫


≪名称    マンタ≫


≪体長    20m≫


≪体重 45t≫


≪戦闘力   200,000≫


≪防御力  100,000≫


≪スピード   2,000≫


≪MP    20,000≫


≪特技   腹に付けているコバンザメを飛ばし攻撃する

      また、尻尾から電撃が打てる≫

【補足】  コバンザメは、敵に向かって泳いでいき体当

      たり後、自爆する。

      マンタ1体につきコバンザメ6匹


×5



≪名称    マーライオン≫


≪体長       20m≫


≪体重      200t≫


≪戦闘力   400,000≫


≪防御力  350,000≫


≪スピード   1,000≫


≪MP    40,000≫


≪特技   ・ハイドロプレッシャー

      ・目から怪光線(石化)

      ・鋼鉄の爪攻撃

      ・鋼鉄の牙による噛みつき


×1


 お出迎えが来たようだ。



≪シュイとゲキはマンタ方を頼む≫


≪はいw≫


≪心得た≫


俺の念話による呼びかけに、そう答えるシュイとゲキ。


 俺はすぐさま右掌から、アンチマジックシールドを展開させ、マーライ

オンを迎え撃つことにした。


 なぜ、アンチマジックシールドを展開させたかと言うと……。


 奴が放つ、怪光線(石化)を警戒してのこと。


 別に怪光線(石化)を浴びて石化しても、すぐさま変身を解いて、

再変身すれば済むことなんだけど、ここは海の中、呼吸ができないっ

てこともあるけど、1番は、冬の冷たい海に身をさらしたくないっ

て言うのが本音かな。


 案の定、目から怪光線(石化)で俺に攻撃してくるマーライオン。


 それを右掌に展開したアンチマジックシールドで防ぐ俺。


 アンチマジックシールドに触れた途端、光線が消えたのに驚く

マーライオン。


(へへん、どんなもんだい)





◇◇◇◇◇





一方、ゲキとシュイ……それに轟雷号の方はと言うと……。


≪1番から4番、魚雷装填!≫


≪1番から4番、魚雷装填します≫


ジェームズさんの命令にヴァンスさんがそう答え、少し間を開け、


≪魚雷装填完了しました≫


とヴァンスさんの報告に、軽く頷いた後、ジェームズさんが命令する。


≪前方のマンタに向け、1番、2番、魚雷発射!≫


≪1番、2番、魚雷発射します≫


そう言いながら魚雷を発射した。


”ゴボッ”


”シュー”


”シュー”


 轟雷号から発射された魚雷を見た、マンタ5体のうち、前方に居た2体が、

自分の腹についているコバンザメを発射する。


 2体のマンタが放った12匹のコバンザメのうち4匹が2発の魚雷に当た

り、爆発した。


\\\ドッ~カン///


 しかし、残りの8匹のコバンザメが、轟雷号目掛け、勢いよく泳いでいく。


≪アイスクルショット≫


≪奥義!轟雷電光斬≫


シュイの青龍が口から氷柱の束を吐き出し、コバンザメに放ち、ゲキは、電龍

の放つ放電を斬魔刀に集め、横殴りに放った。


 因みに、俺達の世界でお勉強って言うか、主にProxyプロキシ Automatonオートマトン

が記憶した記憶なんだけどね……。


 化学の授業で、習った原子や分子の知識を得たシュイは、水は、水素結合に

より緩やかに結合している状態だと知り、それを強固に固めれば氷になり、

結合を解けば、気体になるイメージができるようになったんだと、それで

水を蒸気に変えたり、反対に氷にできるようになったという訳。




 続いて、後方に居たマンタ3体が前方に居たマンタ2体と入れ替

わり、続けてコバンザメ全弾を放つ。


 3体のマンタの放つ、コバンザメは合計18体が轟雷号目掛け勢い

よく泳いでくる。


≪照準セット≫


シュイが操る青龍が、18体のコバンザメのうち6体をカメラで写真

を撮るように視界に収め、次の瞬間


≪スチーム!≫


青龍が、目に捕らえた6体のコバンザメの周りの海水が、水蒸気の膜

となり、コバンザメを包む。


 そして、コバンザメが激しく泳ぐことが刺激となり、一気に爆発し

た。


\\\ドッ~カン///


 青龍が、目に捕らえた6体のコバンザメの周りに居た4体のコバンザ

メもその爆発に巻き込まれ誘爆した。


 これは、俺は学校で習った記憶はないんだが、水蒸気爆発の内、界面

接触型といい。


 水の中に熱い細粒物質が落ちると、その周囲に薄い水蒸気の膜が形成

され、この薄膜はしばらく安定に存在するが、刺激を受けると、不安定

化し、衝撃波とともに爆発する……らしい。


≪奥義!溶毒竜巻≫


 電龍が口から吐いた ヒュドラ毒をゲキの技”撃心流気功旋風”で起こ

した渦で、かすめ取り、その渦を迫るコバンザメ8体に向け放つ。


 コバンザメ8体の内、6体がその渦に巻き込まれ、渦の中のヒュドラ

毒を浴び体が溶け、虹色のシャボン玉と変わり消えて行った。


が、


≪しまった!≫


ゲキがそう口にした瞬間!


2体のコバンザメが轟雷号の右舷に命中する。


\\\ドッ~カン///


\\\ドッ~カン///


 轟雷号に、宇宙戦艦ムサシの警戒音が鳴り響く。


≪右舷、第2、第3デッキに被弾!≫


俺の代わりに、レーダー&通信士席に座るマーカーさんが叫ぶ。


≪ダメージコントロール!隔壁を降ろせ!≫


ジェームズさんの悲痛な声が響く。


≪隔壁降ろしました≫


のマーカーさんの声に1つ頷くと、ジェームズさんが続けて、


≪ヴァンス!前方のマンタに向け、3番、4番魚雷発射!≫


と言うと、すぐさまヴァンスさんが言う。


≪3番、4番魚雷発射します≫


そう言いながら魚雷を発射した。


 轟雷号の発射した2本の魚雷は、前方のマンタ2体を捕らえ爆発した。


\\\ドッ~カン///


\\\ドッ~カン///


 魚雷を受けた2体のマンタは、虹色のシャボン玉と変わり消えて行った。





◇◇◇◇◇





≪魚雷発射!≫


ギガ・ブレイブのふくらはぎ部分の装甲が、斜め上にせりあがり、2発の魚雷

を発射する。


”シュー”


”シュー”


 発射された魚雷は山なりの軌道で、マーライオンに向かった。


 ギガ・ブレイブの背中には、バックパック並びに折りたたまれたフェニック

スの羽がある構造のため、この発射スタイルなのだが……。


 自身に向かってきた魚雷の内1発目を右手のアイアンネイルではじき

爆発させ、2発目は口にくわえ、かみ砕いて爆発させた。


\\\ドッ~カン///


\\\ドッ~カン///


 魚雷爆発に伴う衝撃破を受けているはずだが……マーライオンは無傷だった。


 マーライオンと俺の戦闘は膠着状態になった。


 俺はマーライオンの石化光線を警戒し、近づけない。


 方や、マーライオンは俺の張るアンチマジックシールドを警戒し、

近づけないでいる。


≪ハイドロプレッシャーボルテックス≫


 満を持して、放ってみる。


口の装甲が、左右に開き、発射した。


が、


それをひらりと交わすマーライオン


 水中の機動力ではマーライオンの方が上か……。


 そんな時、


≪あのさ、セイア……あいつって何でも銜える癖あるんじゃない?≫


とソアラねぇーちゃんがポツリと言った。


(ああ、そうかも)


 俺はそう思い、あることを思いついた。


 右掌のアンチマジックシールドを解くと、同時に右腕を発射する。


≪ブーストスマッシャーパンチ!≫


高速回転しながら、マーライオンに向かう俺の右腕を……


”ガッチーン”


って、真正面からかぶりつくマーライオン


(今だ!)


 俺は放った右手の握り込んだ指を伸ばし、


≪4連装プラズマ砲!≫


プラズマ砲をマーライオンの口の中で発射した。


”ボフッ”


って感じで、マーライオンの体が一瞬沸れ上がったかと思ったら

、虹色のシャボン玉と変わり消えて行った。





◇◇◇◇◇





≪アイスクルショット≫


≪奥義!轟雷電光斬≫


続けて、2体のマンタを倒すゲキとシュイ。


残った1体のマンタは体を九の字に曲げ、轟雷号目掛け、とがった

尻尾から電撃を放つが……。


”ド~ン”


と大きな振動を感じるものの、轟雷号は無傷だった。


≪前方のマンタに向け、1番、2番魚雷発射!≫


≪1番、2番魚雷発射します≫


そう言いながら魚雷を発射した。


”ゴボッ”


”シュー”


”シュー”


\\\ドッ~カン///


\\\ドッ~カン///


 魚雷を受けたマンタは、虹色のシャボン玉と変わり消えて行った。


≪敵はすべて倒したな……≫


と言葉を漏らすジェームズさん。


≪ようし、轟雷号浮上準備!≫


とジェームズさんが言った次の瞬間。


≪聖霊レーダーに感あり!≫


と、 レーダー&通信士席に座るマーカーさんが叫ぶ。


”ピッ"


≪名称  Saw Shark (のこぎりザメ) ≫


≪体長       20m≫


≪体重      250t≫


≪戦闘力   350,000≫


≪防御力  400,000≫


≪スピード   3,000≫


≪MP    50,000≫


≪特技≫  ・頭頂部の回転ノコの歯を飛ばす

(飛ばした歯はすぐさま再生)

      ・鼻からイワシバルカン

      ・口からアシッドボルテックス


×1



≪名称  ハンマーオルカ ≫


≪体長       20m≫


≪体重      300t≫


≪戦闘力   500,000≫


≪防御力  450,000≫


≪スピード   4,000≫


≪MP    55,000≫


≪特技   ・頭頂部鉄球を飛ばし攻撃.

      (鉄球についている鎖の

       長さは18.5m)

      ・口から超音波

      ・吸気口からサンマミサイル

      

×1



≪名称  ボールオクトパス ≫


≪体長       10m≫


≪体重        3t≫


≪戦闘力   1,000≫


≪防御力  2,000≫


≪スピード 1,000≫


≪MP   5,000≫


≪特技   ・口(炭吐き漏斗)から

       ビーチボール大のウニ機雷

×6


≪名称  メタルロブスター ≫


≪体長        18m≫


≪体重        200t≫


≪戦闘力     40,000≫


≪防御力   500,000≫


≪スピード 1,000≫


≪MP   50,000≫


≪特技   ・表皮が固く、鉄の挟みで攻撃してくる

      ・口から圧縮酸素の泡攻撃

×1


 それを見たジェームズさんは、


≪浮上中止!戦闘態勢に入れ≫


と慌てて叫ぶのだった。


次々と轟雷号に 戦海魔獣軍団が迫ります。

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