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愚者な俺と悪魔な彼女  作者: 天野遥
魔術師の襲撃
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邂逅

海浜高校1年生の篠崎智春は、なんの変哲もない高校生だとは言えなかったが、それなりに学校生活を楽しんでいた。そんなある日、美少女に「あなたは神の契約者になりました」と言われ裏の世界に巻き込まれていく。

主人公やる気なしの主人公は果たして世界を救えるのか?

正義のヒーローはいると思うか?


僕の答えは断固としてnoだ。


ヒーロー達はは地球や仲間を守ると言いながら結果的に人の大切なものを奪っていく。


思い出の詰まった場所やものを根こそぎだ。


やっていることは敵と全く同じ。


確かに守るために努力してるかもしれないけど、


結果的に場所とか大切なものを直したり誰かを亡くした人を慰めたりするのは非力な人間だ。


昔はそういうのに憧れていた時もあった。


だけど、本当に辛い時や苦しい時に助けてくれるヒーローなんていない。


僕は思う、燃えさかる炎の渦の中で、


傍らに大切な人を抱きながら。


だから……僕はヒーローになんてなりたくない。









まぶたを開けると、空はどこか吸い込まれそうになるほどに赤く染まっていた。


帰るかと一人つぶやき、

危ない、ずっと寝てるとこだったと思いながら携帯を取り出してみると時刻は6時過ぎ。


完全に帰宅予定時間を過ぎている。


そう思った時には学校指定の鞄を肩にのせて走っていた。


寮の門限が学生用なので7時までなのだ。

そうなると絶対中に入らせてもらえない。


寮の門限がとても早い気がするのだが、


部活に入ってるやつどうしてるんだ?

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