なろうよりカクヨムの方が使いやすい機能が多いように思うんだけど、問題なのは解りにくい事なんだよね。誰か攻略マニュアルみたいなの作ってよ。……え?『言い出しっぺの法則』ですか?――分かったよ。じゃあ……
みなさん、こんにちは。F-117です。読み方はエフ・ワン・セブンティーンです。
……え?呼びづらい?……じゃあナイトホークさんとか、ステルスさんとか読んでくれていいよ。語呂合わせで行くならF《ふ》―1《い》1《い》7《な》……ふぃいな、かな。なんだか黒歴史で書いたヒロインの名前を思い出すね。
じゃなくて、今回のお話は……
なろうって、カクヨムよりも使いづらくね?フィーナちゃんは、そう思いました。
いや、流行りに便乗するわけじゃないけどね。なろうはカクヨムより使いやすいって言っているエッセイを見て、「ん?そうか?」って考えちゃったわけよ。で、考えたからには書きたくなるのが物書きでしょ?
……あ、ボクは読み専だった。
で、でもさ。読み専なりに書きたい気分の時もあって、エッセイとか書こうかなって思っているんだ。
まず、よく聞くのが「カクヨムって、作品を探すのが大変」って話。
ボクね。そう思わないの。むしろ、なろうより簡単じゃないかな。
確かに、カクヨムのランキングって意味わかんないよね。そもそも、どうやったら評価できるのかが分からない。
例えば、なろうだと文章評価で1~5まで。ストーリー評価(これってエッセイにも物語が必要なの?)で1~5まで。それからブクマで2ポイント入るわけだよね。あ、違ってたら教えてね。ボクも登録したばっかで、よく解ってないんだ。
それで、カクヨムだと星1~3で評価できるほか、作品をフォローすることもできて、各話ごとに応援も出来るんだけど……これって、ランキングにどう影響しているんだろう?たぶん、星の数だけで判定?じゃあ各話の応援って何?……その辺がよくわからないんだよ。
つまり、ランキングが機能していない。全然役に立ってないってこと。
やったー。うれしー。
だってさ。みんなさ。
「テンプレばっか」
「複垢でポイント入れてる」
「相互評価クラスタだ」
「こんなのがランキング入りなんておかしい」
って、文句ばっかり言ってるものね。ボクは知ってるんだよ。みんなランキング嫌いだって。
カクヨムはね。みんなの嫌いな『ランキング』っていうやつが機能してないわけさ。つまり、みんなが文句を言わなくていい世界なんだよ。
テンプレ以外のジャンルも頑張っているみたいだね。なろうだと人気のないSFジャンルも、カクヨムだと精鋭ぞろいでポイントを稼いでるって、向こうの運営さんが言ってた。
え?「ランキングがなかったら、どうやって作品を探せばいいかわからない」って?
うーん。あると叩く癖に、ないと困るとは贅沢な人たちだね。おっけー。ボクがその贅沢に応えてあげる。
効果的な方法は二通りあるよ。一つは、タグ検索。
これが結構優秀だと思う。ボクもちょっと試してみたんだけど、欲しい作品がきっと見つかる。この辺のタグ検索については、なろうよりカクヨムの方が優秀な気がするんだ。何故かはわからないけど、ね。
ニッチジャンルを好む人ほど、気に入ってもらえるはずだよ。
もう一つは、自主企画。
これがね。今日の目玉商品なんだよ。奥さんも見てって。
登録してから一か月が経過すると、自分で企画を立ち上げられるんだ。例えば「女性主人公の恋愛小説が読みたい」とか「異世界転生のないファンタジーを読み合いましょう」とか「ギャグ短編、集まれー」とか。
もっと細かい指定もできるよ。そして、意外と多くの人が集まるんだ。作者的にも交流が増えるから、カクヨムはむしろこっちで楽しむのが王道だと思う。
ボクみたいな読み専にも優しいよね。
だって、なろうは自分でスコップ担いでいかないと、何も手に入らないわけでしょ?
カクヨムは自主企画に欲しい作品を書いておくと、あとは勝手に集まってくるんだよ。自分で頑張らなくても、サンタさんにお願いするだけでいいの。短冊を笹に吊るすだけでいいの。
素晴らしい機能でしょ。ランキングなんかよりずっと使いやすい。
でも、これ知らない人とか、知ってても使いたがらない人が多いんだ。
で、何もしない人に限って、「カクヨムはランキングがないから嫌」「なろうはランキングがあるから嫌」ってわがまま放題なんだよね。
ボク、かなしい。
ねぇねぇ。みんなも、試しにカクヨムに登録してみない?
それで、企画をどんどん開催しようよ。なろうと違って、自由にできるよ(なろうだと、企画をやるとBANされるとか、運営に許可とったのに外野に叩かれるとか、怖い噂を聞くからね)。
あ、でもカクヨムの悪いところがあって……登録から1か月は企画が開催できない。わけわかんないよね。
あと、自分の開催している企画なのに、自分のマイページから一発で移動することが出来ないんだって。これも困った。
と、いうわけで、意外と知られていないカクヨムの良いところでした。
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