同種は 【敵】か 【味方】か 兎角『人間関係』は難しい
他者になんとなく刺激されました。
同種。
群れで行動するものは味方であることでしょう。
だが、エサに比べて増え過ぎたら、競争相手にもなります。つまり敵です。
同じ食料。同じ場所。ですから当然エサが減ると競合する。
これはかなり明確な敵です。
力が弱く、群れの序列が低いと飢えてしまいます。
食えなきゃ、飢え死にです。
自己防衛が働くなら、他者を殺してでも生きようとするかも知れません。
群れを優先するか。 個体を優先するか。
弱者より強者が生き残るべきですが、環境変化による影響を考慮すれば多様性も重要です。
他にも、子孫繁栄目的の相手探しに、同性は敵になり得ます。
好きになる相手が同じとはかなり近い考えなのに。双子や兄弟ならなおさらです。
異性は繁殖相手です。敵ではありません。……たぶん。
しかし、この場合には通常、同性の敵でも殺してまで排除はしません。
広い意味では味方だと考えての事でしょう。
もしくは天敵に対する囮は多い方がいいからか。
性別が存在するものは異性があります。
我々は二つの性別です。
ですが同種との遭遇率の低いものには性別がもっと多くの場合あるがといいます。
同性とは繁殖できない場合、異性が多ければそれだけ繁殖の機会が増えるからだとか。
二つの性なら、繁殖の可能性は半分、50%。
五つの性なら、80%もの確率です。
魚とかだとオスがいなくなっても群れの一番デカい個体がオスに変態するとか。
爬虫類とかは孵化するときの温度で雌雄の比率が変わるとか。
変なものは多い。
異性は同性ではないために、違う部分もまたあります。
優劣その他、部分的に相容れないために、敵対することもあるかも知れません。
繁殖相手であってもです。部分的に同種という概念からズレると考えられます。
また、子殺しというものが野生には存在してます。
それは自分の子ではないかも知れません。
だからそのときは自身の遺伝子を受け継ぐ子を得るための行為だったり。
オスは子持ちの子を殺せば、母親が妊娠可能になったり、そして種付けで自身の子孫を残す。
メスはせっかくの自身の子を奪われるのは、徒労になってしまうため、守りたい。
異性で敵対することもある例でしょう。
しかし母が自身の子を殺す場合があるのは食料的な問題だろうか。
自己の生存本能から、とか。
育児放棄とかもあるらしいです。
動物の最初の試練は親を味方に引き入れることに成功するかどうかなのでしょうか。
ノラ猫の仔猫が、なーなーと必死に甘えてエサを得ようとうろつき回る。
かわいいかわいい、とエサを与えもしない、気付かない。そんな人もいる。(家の隣人たち)
肋骨が浮いてるような、幼いからヨタヨタしているのではない見た目なのに。それは弱っているからだ。
知らないから、分からないんだろう。
何のために媚売っているのか。
親でもない、他の動物を味方に引き込み生き残るため。
多少、体に良くなくても一時的なら牛乳でも与えればいいのに。
閉じ込めて可愛がるだけ。それでは、死んじゃいます。
味方のように見えても理解が得られないと敵にも勝る害悪にもなり兼ねません。
ノラ出身の子は何でも食べます。
人の食べている物に興味が湧くのでしょうか。
飢えていた時の記憶でしょうか。
人だって、いろんな料理があって、いろんな食材がある。
食べて確認したんでしょう。
生きるために。
弱い者は飢饉とかだとエサが得られない。
同種の中でも他が食べないような、競合しない、そんな食べ物。
それが受け継がれたんでしょう。
毒のあるもの、その対処法。
生きるために毒を喰らっても確認したのか。
美味しいから、という理由もあるかも知れないが。
日本人だと海苔が消化できるとか。聞きかじりで詳しくはない。
外人だと焼き海苔じゃないと無理だとか。
他が食えない物を食えるように進化してることは、エサの競合しないものがあれば有利になるでしょう。
エサの一部が飢饉で減っても、他との敵対する割合を減らせます。
他には、エサを取る場所、縄張りでしょうか。
もっと拡大するなら利益を得る場所。
人だと資源を得るために、場所でも争ったり。
野球やテニスのダブルスとか守備範囲の重複で味方でも衝突したり。
たいへんですね。
これらは近くの対象程、争いやすくなるという指標なのか。
近親憎悪という言葉があったり。
味方だったり敵だったり。
近くて遠い。
異種でも役割が違えば助け合い、共生関係を築くものもいる。
人だと分業とか? ちょっと違う?
まー、同業とかだと時には味方であったり敵対したりするから、違った方がより安心する関係なのか。
政治家が政党を変えてふらふらしたり。
いじめっ子があっちでいじめ、こっちでいじめ。まわりは戦々恐々。
いったい誰が敵で、誰が味方なのか。
まー結論。
兎に角『人間関係』は難しい。
タイトルで言ってる……