文化祭終わり
Ep.48です!
よろしくお願いします!
クラス全員で写真を撮り終えた俺たちは、帰宅の準備を進める。
学校の門を出ようとしたところで、母親に呼び止められる。母親の隣には、輔のお母さんと俺の父さんがいる。
「あゆむ、全体合唱の伴奏、すごくよかった。頑張ったね。」
母親の柔らかい声が届く。
母親から褒められるのは、いつぶりだろうか。
戸惑いと、みんなの前で言われたことの恥ずかしさと、嬉しさと照れ臭さを同時に味わう。
「……うん。ありがとう。」
俺が落ち着いて母親と話すことが出来たのも、家ではない空間ってことと、文化祭っていういつもとは違う日だったからかもしれない。
文化祭が終われば入試までラストスパートだ。再び心と頭を切り替えていかなければならない。
そんな肩に力が入った俺に、泉は提案する。
「なぁ。樹くんも呼んでみんなでバスケしない?」
「え?」
「だって、どうしたってこっからはみんな入試のことで精一杯になるだろ。
だから。ここでもう一息したいじゃん!
気合い入れて入試に挑むためにも、みんなでバスケのゲームしよーぜ!」
泉の提案に、輔も乗り気だ。
「…おう、俺はいいけど……樹がなんて言うか……」
「今電話で聞いてみてよ」
泉の勢いに押されて俺は樹に電話をする。
「……ってことなんだけど。樹これる?」
樹の返事は即答だった。
『もちろん参加するー!なんなら、何人かメンバー連れていく?』
ものすんごくやる気である。
「……あ、うん 笑」
俺は思わず吹き出してしまう。
「じゃぁさー、樹くん。そっちからあと3人参加追加でお願い出来る?俺んとこも3人集めとくから。」
『おけー!任せてー!』
…‥本格的にやるつもりじゃないか。
その場でバスケをする日取りを決めると、泉は元バスケ部のメンバーに連絡を始めた。
「楽しみだな!」
「そうだね。」
バスケのゲームに勝って、勢いに乗って、入試に向かおう。
俺はそう意欲を高めた。
ありがとうございました!
いかがでしたか??
これからもよろしくお願いします!




