文化祭までもう少し。
Ep.46です!
今日もよろしくお願いします!
全体合唱の伴奏が、俺に決まったと音楽の教科担任から伝えられる。
「短時間でよくあそこまで弾けたな。さすがだよ。文化祭当日と全体練習までにさらに仕上げられるように頑張ろうな。」
俺は、少しホッとする。……よかった。
「ありがとうございます。がんばります。」
泉と輔、川岸さんと小林さんが全体合唱の伴奏が決まった俺を出迎えて、喜んでくれる。
「またあゆむくんの伴奏が聴けるのかー!楽しみだなぁ!」
川岸さんは笑って言う。
「おもっきり歌えるね!」
小林さんが続いていう。
「みんなありがと。」
全体練習が始まる。
クラスの伴奏とは違って、より多くの歌声が耳に届く。その歌声を乗せるように、俺はいつも以上に力強く鍵盤に触れる。
練習が終わって、輔が声をかける。
「気合い入ってたな。」
「そりゃぁ、クラス合唱とはまた違うからね。」
俺は笑って見せる。
帰宅すると、珍しく母親が台所に立っていた。支援のスタッフさんとご飯を作っているようだ。
「……おかえり。」
小さく、母親は俺に声をかけてくる。
「…ただいま。」
それだけ言って、俺は自分の部屋にこもる。
晩ご飯になるまで次の入試直前模試に向けて、勉強を進める。
しばらくして、扉をノックする音が聞こえる。
…父さんが帰ってきたのだろうか。
「はーい。」
俺は問題集と睨めっこしながら答える。
「あゆむ?」
ーーその声は母親で驚いてしまう。
「…え?なに?」
「入っていい?」
「あ、うん。」
部屋に入ってきた母親は、気まずそうな顔をしながらも俺に話しかける。
「次の文化祭、私も見に行こうと思ってる。……全体合唱の伴奏、決まったの?」
「まぁ、うん、決まったよ。」
「そっか。……応援してる。」
「…うん。」
ーー文化祭に母さんが来るのか。
「まじか。」
あんまりイベントごとに興味を示したことがない印象だったし、病気のこともあったから、驚きだ。……そして正直複雑な気持ちでもある。
まぁ、でも俺にとっては高校最後の文化祭。
思いっきりやることだけを考えようと気持ちを切り替えて、引き続き勉強に戻ったー。
ありがとうございました!!
三連休ですね♪
いい天気が続くと良いですね、、!




