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最後の文化祭に向けて①

Ep.44です!

よろしくお願いします!

 2学期が始まってしばらくした頃。


 受験が近づく教室の雰囲気は割とピリついていたが、文化祭の話題になった途端、みんなは解放されたかのように元気になる。


ざわつくホームルームを、学級委員長の女子が大きな声でまとめようと試みる。


「合唱曲と、クラスの出し物を決めます!!!!」


しかしその声はかき消されてしまう。




担任の先生の図太く低い声が耳に届き、驚いた俺は身体をびくつかせてしまう。


「静かに!!!」


騒いでいたメンバーは一斉に口を閉じる。



「私たち3年は、受験勉強もあるから、1.2年生の時とは違って練習の時間は限られてます。けど、最後の文化祭で最高学年だから、おもっきりやりたいですね。」

委員長の言葉にみんなは全力で同意を示す。

さっきから、クラスの空気がどんどん熱くなる。




合唱曲の候補曲をいくつか聴いて、自分たちが歌う曲を決めていく。


音楽の先生が選んでくれた曲はどれもよいものでみんなで悩むが、結果、俺たちのクラスらしいポップな曲を選曲することになる。


ピアノ伴奏は、クラスの女子が担当することになる。



泉と輔を筆頭に、全体合唱は俺が伴奏を担当することを推薦してくれる。




「ありがとう。演奏出来るように頑張るよ」

全体合唱は、何人か候補者が出たらオーディションがあるのだ。



 合唱曲が決まれば、次はクラスの出し物だ。

 俺たちのクラスは序盤からお化け屋敷をやろうという話で盛り上がる。



「絶対楽しいよな!」

「超絶怖いのやろうぜ!」



そして3年には特別ルールがある。

負担を軽減する目的で、他のクラスと合同してやっても良いとされているのだ。


他のクラスも今話し合いをしているため、何をやろうとしているかは分からない。

しかしクラスメイトたちは意気揚々と他のクラスと合同で規模の大きいお化け屋敷をする気でいる。


授業が終わってから、数人が他のクラスメイトに交渉しにいったようだ。



その熱意が他のクラスもやる気にさせたようで、数日後には、同じフロアの4クラスで合同のお化け屋敷をすることが決定した。


ありがとうございました!

今後ともよろしくお願いします♪

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