夏
Ep.41です!
よろしくお願いします!
さらにサポートが入るようになって、母親の様子に少し変化がみられるようになった気がする。
母親はサポートさんのことを信頼してるようで、楽しそうに話している。
俺はそんな母親を見ながら、キッチンに立ってミルクコーヒーを作る。
以前よりも家事をする時間が少なくなってきたので、それはすごく助かっている。
少し前までは、母親にサポートが入ることや、千夏さんが母親のことを考えることに抵抗があったが、今はそれほど気にしなくなった。
……あの日、輔と輔の両親に、頑張ってると言ってもらえたのが、俺の中では救いになっていたのだ。
今は1週間後に迫る夏の模試に向けて頑張るしかない。
俺は出来上がったミルクコーヒーを二口飲むと、再び勉強に励む。
1週間後の日曜日。
泉と輔と共に模試会場に向かう。俺は初めて外で受ける模試に、とても緊張していた。
「やばい、お腹痛くなってきたかも……」
お腹を抑えながら泉と輔に言う。
「え?冷えたか?」
泉が心配そうに言う。
「胃薬飲むか?」
輔は鞄の中の薬を出そうと探してくれる。
「……いや、多分緊張……」
俺、こんなに本番に弱かったっけ?
模試でもこんなに緊張するんだな……。
「悪い、トイレに行ってくる。」
模試会場まで時間には十分時間はある。
自分の弱さに少し呆れながら、2人のところに戻る。
泉と輔は温かい飲み物を買って出迎えてくれた。
「2人ともごめんな。」
2人にとってもこの模試は大事な場面だ。俺は申し訳なくて謝ると、泉と輔は笑って言う。
「気にすんな!初めてなんだからしかたないよ。試験会場に入ろうぜ。」
座席は、泉と輔と離れてしまい、一気に心細くなる。
まだ温かい飲み物のペットボトルを両手で包んで2人を感じる。
……大丈夫。勉強してきたから、絶対出来る。
自分を鼓舞して模試に挑んだー。
ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!




