輔の家。続
Ep.40です!
よろしくお願いします!
ご飯を食べ終えて、ミルクコーヒーと輔のお母さんが作ってくれたシュガークッキーをいただく。
れんは、お腹がいっぱいになったらしく、クッキーを食べる前に寝てしまう。
シュガークッキーは、さくさくほろ甘い。ミルクコーヒーによく合う。
「美味しいです。」
俺が言うと輔のお母さんは嬉しそうに笑う。
「よかったぁー!」
「あゆむって、ミルクコーヒー好きだよなー。」
輔はシュガークッキーを頬張りながら言う。
「確かに。夜にミルクコーヒー飲んで過ごすことが多いかも。父さんがたまに作ってくれるんだけど、美味しくて昔から飲んでる。」
懐かしみながら話すと、輔も輔の両親も興味深く聞いてくれる。
しばらく俺の家族のことを話していると、午前中の千夏さんとのことを思い出して俺は泣き出してしまう。
1人で歩きながら感じた、あの虚しさや孤独感が支配する。
輔の両親、輔は優しく俺の話を聞いてくれる。
「……なんのために俺いままでやってきたのかなって。俺がやってたことって、家族のためになんにもなってなかったんじゃないかって思って。
そしたらもう、、、どうしていいかわかんなくて。」
もらい泣きをした輔がぐずぐずと鼻を啜りながらいう。
「お前はよくやっているんだよ!」
俺と輔はわんわん泣きながら、輔は何度も何度も「大丈夫だから」と言う。
「あゆむは凄いんだから。」
俺を力強く抱きしめてくれる輔の体温が、溶けるほど温かい。
泣き疲れた俺と輔は、お風呂に入るとそのまま就寝した。
翌日の夕方。輔との勉強に区切りがついた俺は、れんを連れ家に戻ろうとする。
「あゆむくん。」
輔のお父さんが声をかけてくる。
「はい。」
「あゆむくんのお父さん、今日帰ってくるんだよね。」
「あ、はい。」
「後であゆむくんのお父さんに会いに行っていい?友だちになりたくて。輔と、あゆむくんみたいに仲良くしたいなって。……だめかな?」
俺を見る輔のお父さんが少し可愛く見える。
「いいと思いますよ!父さんも喜ぶと思う。」
「よかった!ありがとう。」
「はい。」
「じゃあ、また後で。」
「はい。ありがとうございました!!」
輔の家に泊まって過ごしたことで、俺の心は少し楽になったような気がした。
ありがとうございました!
みなさんのところは雪降りましたか??
これからもよろしくお願いします!




