あゆむの葛藤
Ep.38です!
今日もよろしくお願いします!
頭が沸騰しそうな感覚が、1人でぼっと歩き続けることですこし治ってきた。次に俺を襲うのは虚しさと悲しさだ。
千夏さんが母親の味方になってしまった感じ。裏切られた感じ。
……一番しんどいのは母親なんだからと言われた感じ。しんどいのはお前じゃないと言われた感じ。
……俺は何もやってないじゃないかと言われた気持ち。
ーー泣きそうになる。
俺は今まで。何をしてきたのだろうか。
俺がしてきたことに、何の意味があったのだろうか。
「……はぁ。」
息苦しさを、思いっきり吐き出してみる。
お店にはれんを残しているし、千夏さんに失礼なことをいった自覚はある。
重苦しい気持ちを飲み込んで、お店に戻る。
「…千夏さん、さっきはごめんなさい。」
俺は頭を下げる。
千夏さんは、小さく笑って首を振る。
「ううん、わたしも配慮がたらなかった、ごめん。
……上手く伝えられなくてごめんね。私は、あゆむくんの力になりたいと思っている。だからこそ、お家のこともうまく回るように出来ればなって。」
「…はい。」
「お母さんが悪者になってるだけでは、家族みんなしんどいままだと思って。お母さんの味方も必要だと思って、専門家の人を見つけたいと思ってる。
あゆむくん、どうかな?」
思うところはある。でも、千夏さんが力になってくれようとしてくれていることも分かる。
「わかりました。」
「ありがとう。」
千夏さんとの話が終わった俺は、れんを連れて店を後にし輔の家に向かった。
ありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。




