文化祭練習。
Ep.23です!
今日もよろしくお願いします。
俺の伴奏練習が始まった。
文化祭までのクラス練習は限られている。3日間で仕上げなければならない。
練習場所は、学校の音楽室と千夏さんのところを貸して貰えることになった。
指揮者と伴奏者には、音楽の先生が指導してくれることになっているようで、心強い。
クラスの合唱練習の後に残って伴奏練習に励む俺を、泉と輔が付き合ってくれる。彼らはいつも、黙ってそばに腰を下ろして伴奏を聞いてくれるのだ。
漸く一通り弾けるようになって、少し自信がついてきたところで、泉と輔、川岸さんと小林さんに各パートで歌ってもらうことにする。
歌が入るとやっぱり緊張する。ミスのないように俺は意識する。
「どう??歌いやすかった?」
俺の問いにみんなは頷く。
「違和感ないよ!先生の伴奏みたいでいい感じ!」
小林さんは言う。
「うん。あゆむくんすごいね。」
川岸さんは笑う。
「ありがとう。」
俺は頭を下げる。
音楽の先生を呼んで、伴奏を聞いてもらう。
先生の承諾を得られて、明日からの合唱練習に俺が伴奏をすることになった。
クラスのみんなの伴奏をする。声が響き合って、俺の身体にずっしりと届く。
もっと、みんなが歌いやすくなるように精度を上げないとな。
俺の伴奏は、クラスのみんなにも納得してもらえたようだった。……よかった。俺は安堵する。
……泉の言うように、この文化祭で俺も、このクラスの一員になれるといいな。
文化祭まで後2週間。俺のやる気が上がる。
休日。千夏さんのところでピアノを弾いていると、携帯が着信を知らせる。
ーー樹だ。
「はーい、もしもし?」
ありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!




