再会①
Ep.14です!
よろしくお願いします!
放課後。泉が声をかけてくる。
「あゆむー!今日このあと遊べる?」
「悪い、今週は早く家帰らないといけないんだよ。」
「そっか……。また、都合ついたら教えてくれ。」
残念そうに肩を落とす泉に、申し訳なさを感じながら学校を後にする。
走って家に帰って、夕飯の準備をする。この後の予定が詰まっているので、エプロンを付けずに料理をしていると、薄力粉をぶちまけてしまう。
……こう言う時に限って、嫌なことがある。
白い粉が散らばったキッチンと、床、服をぼっと見つめながら、ため息をつく。
今日はれんが楽しみにしている唐揚げをつくる。
もうすでにやる気がなくなっているが、作り上げるほかない。
なんとか唐揚げが出来たところで、俺はれんを迎えに行く。
児童館に着くと、れんを連れてきたスタッフの女性が俺に話をしてくる。
「今日れんくんお友だちと喧嘩してしまって。……最近れんくん落ち着きがなくてイライラしているみたいで。れんくん、お家で何か変わった様子ないですか?」
いくつか思いつく理由は頭によぎる。
はっきり言って、今の俺の家の環境はあまり良くないものだろう。れんがそうなるのも頷ける。
「……いえ、僕には分かりません。」
俺は、取り繕う。
「そうですか。あの、、れんくんのご両親はいつお迎えに来られますか?一度お話ししたいのですが。」
「ごめんなさい、分からないです。」
「……そうですか。」
納得していない様子のスタッフを残して、俺はれんを連れて家に帰る。
帰り道、れんはぽつりと俺に言う。
「にいちゃん、ごめんなさい。」
喧嘩をしたことを謝っているのだろうか。
「悪いって思ってるのが、偉いな。なんで喧嘩したんだ?」
俺の言葉に、れんは口ごもる。
俺はその様子を見て、話を変える。
「そうだ。唐揚げが出来てるから、家に帰って食べような。」
「うん!!」
家に着くと、隣の一軒家、千鶴おばあちゃんの家から、若い女の人が出てくる。
「あ、あゆむくんじゃん!」
女性は、俺をみて目を丸くする。
……俺のことを知っているようだ。そして、千鶴おばあちゃんの家から出てきたということは……
「千夏さん?」
「そう!!久しぶり!!」
「……お久しぶりです」
ありがとうございました!
体調を崩し、投稿が遅れました……。
申し訳ありません。
これからも、よろしくお願いします。




