父との時間
Ep.13です!
よろしくお願いします!
翌日。父親は俺より早く起きて、ダイニングで朝食を作っていた。
「おはよう。」
にこやかに父親は笑う。
「おはよう。今日仕事休みなの?」
「うん。今日と明日は休み。」
「そうなんだ。」
父親は卵のトーストサンドを作ってくれる。父親が休みの時に作ってくれる卵トーストサンドは、ボリュームがあって、甘くとろけ落ちる卵とさくさくのパンの食感を味わえる。とても美味しいのだ。
静かな朝。
柔らかな日差しが降り注ぐ部屋で、俺と父親は、黙々と卵トーストサンドを食べる。
父親が淹れてくれたコーヒー牛乳を飲む。
温かい飲み物が、身体に染みる季節になった。
俺は、コーヒー牛乳を飲んでほっとする。
「……ふう。」
心地よい時間。この時間が、ずっと続けばいいのに。
そんなことを思う。
食べ終わった食器を洗っていると、父親が声をかける。
「今日、2人で少し出かけるか。」
「……うん、いいけど、どこに行くの?」
「美味いもん食べて、運動しようぜ。」
そう言いながら、父はゴールにボールを投げ入れる仕草をする。
「いいね。楽しみ。」
父親と向かった先は、いつも父親と入るラーメン屋。俺たちは、それぞれにラーメンを注文し、野菜増し増しの餃子、チャーハンを頼む。
何度食べても、飽きない美味しさ。
お腹を満たして、俺と父親は、近くの公園にあるバスケの練習場へ向かう。
「ここ久しぶりにくるね。」
「そうだな。この公園も、だいぶ寂れたなぁ。」
父は遠くを見つめて言う。
「家族連れで公園に来る人も減ったのかな。」
「そうかもなぁ。今の子どもは家でゲームをするんだろう。」
「かもね。」
バスケットボールをドリブルして、俺は目の前のゴールに何度かボールを試し入れする。
5回中3回、ゴールが決まる。
うん、まずまず。
「お前腕上がったか?」
「友だちと結構遊んでるからね。」
「ああ、いいじゃん。」
なんだか父親は、嬉しそうに微笑んで言う。
「勝負する?ゴール5本。どっちが先に決められるか。」
「俺も負けられないからな。」
俺たちは気合を入れ直して、ゴールを見つめた。
ありがとうございました!!
バスケ、上手くなりたい人生でした……笑
これからも、よろしくお願いします!




