新しい学校での生活 続
Ep.11です!
よろしくお願いします!
どうぞ、ごゆっくり。
新しい学校は、いいやつらばっかりだった。クラス委員長の小林さん、生徒会役員で、次期会長と言われている川岸さん、同じマンションに住んでいる輔。彼らは、学校でも学校外でも俺の世話を焼いてくれる。
同じマンションに住んでる安藤 輔は、毎朝俺の部屋のインターホンを鳴らす。
「おーーい!あゆむー!」
「あーゆーむー!」
この声かけは、俺がドアを開けるまで続くのだ。
俺が顔を出すと、彼は満足げに笑って言う。
「学校、行くぞ!」
輔が呼びに来てくれた当初は、寝起きだったり、ご飯を作っている最中だったりと、輔を待たせることが多かったが、今はお陰様で朝寝坊をすることもなく、毎日学校に通うことが出来ている。
学校に着くと、泉が今日の放課後の予定を聞きに来て、小林さんと川岸さんが授業のフォローをしてくれたり、学校のことを教えてくれる。
……なぜ、みんなはこんなに俺に構ってくれるのか。
もしかして、家のことを担任から聞いて同情してくれているのだろうか。
そんなことを考えて、輔に聞いてみた。
「なぁ。なんでいつも、俺のとこにインターホン鳴らしてくれんの?……もしかして、担任からそうするように言われた?」
輔はきょとんとした顔をしてみせる。
「……担任?いや、聞いてないけど。なんかあんの?」
今度は、不思議そうな顔をして俺に問う。
「……いや。そう言うわけじゃないけど。」
俺の返答を待って、輔は俺から視線を外して言う。
「まぁ、何かあったとしても無理には聞かないけど。
俺は、朝遅刻してくるお前が心配だったから。同じマンションなんだし、どうせなら声かけて行きゃいいかって思っただけ。
……あゆむの朝の様子を見てたら、なんか大変そうだなって思うこともあるし、何か抱えてるんじゃないかって勘ぐったこともあるけど。
……お前が話してくれる時を待ってるし。
俺は俺がやりたいことをやるだけ。」
ふっと得意げに笑う彼は、少し格好良くて。
「お前、いいやつだな。モテるだろう。」
なんて言って、茶化してみる。
「当たり前だ。」
輔は嬉しそうに言ってみせる。
俺は、学校に行く時間が楽しみになっていた。家から歩いて15分という距離も丁度いい。
……しかし、やっぱり眠い。
私立の高校を辞めた時に、俺はもうこの学校で頑張るしかないと思った。学校に通うこと、勉強の時間を確保して、成績を維持すること。そのためには、睡眠時間を削る他なかった。
そのため、休憩時間と授業でも寝てしまうことがあった。
それでも、寝不足で倒れることのないように、学校である程度休息を取るようにしていた。
ありがとうございました♪
これからも、よろしくお願いします!




