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3.なんでそうなんねん

明くる日、俺とユウキはとある場所に来ていた。

「はぁ、なんでこんな人混みに来なきゃいけないんだ。」

「まぁいいじゃないですか。

せっかくチケットくれたんですし。」

そう、俺たちは今夢洲という場所で行われている万博に来ていたのだ。

「有り余るほどのチケットを買うだけの金をあのおっさんが持ってたとはな。」

「あの人貧乏なんですか?」

「いや、別にそういうわけではないが、

少なくともあんな調子だから店の売り上げは悪いはずだ。」

「それにしても最終日だけあってすごい人の量ですねー。」

(話ふっといて話題変えんなや)

「にしても、そんなに人気なのか、コレ。」

「らしいっすよー、どこもパンパンで何時間待ちらしいっす。」

「はぁ、やっぱ来るんじゃなかったぜ。」

「まぁ、せっかく来たんですし楽しんでいきましょうよー!」

「はいはいわかったわかった。」

まったく、子供連れて旅行する父親の気分だよ。

その後、色々と笑って土産屋なんかに行っていたら気づいたら日も落ちていた。

「もうこんな時間か、そろそろ帰ろうぜ。」

「いや、そろそろ花火が打ち上がる時間なんすよ。せっかくなんで見ていきません。」

「悪いが俺はお前と見る気はないゾ。」

「えぇ〜いいじゃないですか、どうせこの後もやることないですかー。」

うっ、痛いとこをついてくるな…

「おまえ、デリカシーないこと言ってくるよな。」

「?」

「そういうとこだよ、ま、仕方ねぇなぁ。

少しだけだぞ。」

はぁ俺も甘いぜ。

そんなことを思っていると、ちょうど花火が打ち上げ始められた。

「おおー、すごいですねー!!」

「…まぁ、確かにな。」

「…いいですねぇ…」

「?なんだァ、珍しく感慨深い顔してるじゃねぇか。」

「いやー、僕こういうのが好きなんですよー。」

「ふっ、じゃお前は日本人の鏡だな。」

「えっ?」

プルルルル!!!

そこで俺のケータイが鳴った。

「おっ、ケイさんだ。

どうです、例のやつができたんですか?」

『あぁ、バッチシだぜ!』

よし、ならもうここにいる必要もないな。

「…できたんですか?」

「あぁ、らしいな。

帰るぞユウキ、楽しい万博もお開きだ。」

「はい!!!」


―その頃、高台から俺たちのことを見ている人間がいた。

「カオル・マンザキ、やはり帰ってきたな…」

しかし、この時俺はそんなことには一切気付いていなかった―

どうも多分3日ぶりです。(記憶喪失)

というわけで前回から大して時間が経たずに更新となりましたが、いかがだったでしょうか?

なんで万博に行くんだよ!クルマ要素どうした!

教えはどうなってんだ教えは!

と思った方もいるかもしれませんが、まぁまだまだ3話なので…(言い訳)

というわけで次回から本格的に内容に入っていきます。もしかしたらまた万博が出てくるかも?

(もう万博終わりだけど)

次回、「ユウキくん邁進編」スタート!

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