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1.日本へ行こう!(1)

−イタリア−ミラノ

街中を疾走する一台の車がいた。


バァドォォォー


その真っ白な車体は暗い夜闇へと消えていく−



−「だから、早く帰ってくれ。」

俺はいつまで経っても居座るそのガキにイラついていた。

「うぅ…」

「はぁ、お前もしつこいな。

ファンだとか言いながら近づいてきたら急にレーサーを続けろだなんて。」

「…でも、やっぱり僕はあなたに辞めて欲しくないんですよ!」

「…あーもう、いちいちうるさいなぁ。

誰がなんと言おうと、引退を撤回するつもりはない。」


−なぜこんなことになっているのかと言うと

1週間ほど前に遡ることになる…

俺の名前は松崎薫。

ここイタリアの地でプロのレーサーとしてステアリングを握っていたが、いろいろあって引退を公にした。そして、その3日後にやってきたのがこのガキってわけだ。

なぜか俺の家の場所知っているし、いつも気がついたら俺のガレージに侵入しているので正直疲れてきている…

とはいえ、ここで引き下がって戻るわけにもいかないし、仕方がない…


ー「…はぁ、しょうがねぇなぁ。

次の試合で負けたら、お前の言うとおり日本はついていってやろう。ただし…」

「…へ?」

「聞こえなかったか。」

するとそいつはプルプルと震え出した。

「なんだ、なんか気に喰わねぇことがあったか。」

「うぅー、しゃあー!!」

「そしたら、早速日本に行く準備しないとー!!」

そしてそいつは最後まで話を聞かずにどこかへと走り去ってしまった。

「…まだ誰も負けるなんて言ってないぞ…」

こんにちは。けーあいです。

なんか色々と久々な気がしますが、しばらくはこっちのお話を投稿しようと思います。

なぜかはいつか話せると思うので…


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