また会おうぜ
「呼ばれて来ましたって おい らみ だいじょうぶかよ アガレス お前もどうしたんだ」
アスモはうまく記憶を戻し復活したようだった
(ア アスモ・・・・・・・ )
そして気を失いかけている私とアガレスちゃんの2人をみつけると魔気の根源のクリスタルを見上げる
「あらら そうかあ ふぅ そういうことだな わあったよ」
アスモは私達を小脇に抱え魔気の根源の前に立った
「ったく お前ら 無茶すんじゃねえよ らみ 少しの間だったがあえてうれしかったぜ アガレス お前もうちょっと魔王の勉強不足だぜ この世界じゃ何かを得るためには何かが犠牲になんだよ それが摂理ってもんだ ってことでよアガレス嫌な仕事たのんじまうが後のことはたのんだぜ おっと時間もなさそうだ じゃあな らみ 愛してるぜ どこかでまたあおうぜ はっはっは 」
小脇に抱えられたアガレスちゃんは苦しそうな表情でコクリとうなずいた
私はそのあとアスモと一緒にいるという安心感からか気を失ってしまった
「気がついたにゃ」
天井と私を見下ろしているタマちゃん
私は今の状況を必死で考えた
(そう 私は魔気の根源で倒れアスモに抱えられた)
思い出すのはそれだけだった
「タマちゃん ここ どこ? 」
私は少し神妙な顔をしているタマちゃんに説明を求めた
「ああ らみ タマがいるところはベースキャンプにゃ したがってここはベースキャンプということになるにゃ」
タマちゃんはその後なぜか目を合わせず私の言葉をさえぎりながらこう言った
「らみは アガレスが連れ帰ってきたにゃ アガレスはベースキャンプにつくなり倒れてしまったにゃ 隣のテントで寝てるにゃ タマはちょっとアガレスの様子見てくるにゃ らみも もう少し休むにゃ」
タマちゃんはせわしなく私が寝ているテントをあとにした
そして3日間私はサキさんのヒールを受けながらなんとか起き上がることができる程度まで回復した
私はようやくテントから動くことができるようになりアスモを探す
「サキさん アスモはどこ? 」
「らみ もう少し やすんでなきゃ 駄目 でしょ ねぇ」
「ナベちゃん アスモはどこ? 」
「らみ ごめんなさい いやですわ もうこんな時間 ちょっとカンナと合ってきますわ」
私はアスモの事を聞くとおかしな挙動をする皆にひどく不安を覚えアガレスちゃんのところへ走る
「アガレスちゃん アスモは アスモは どこ? 」
「らみ 回復してよくなったのですか? アスモは隣のテントにいるのです ですが らみ よく聞いて聞いてほしいのです」
アガレスちゃんはふうとため息をつくと額に手をやりながら続けた
「魔気の根源で私達が倒れたあとアスモはラミやアガレスを救助して救うために魔気の根源へ触れ反対術式を唱えたのです その結果アスモの精神と肉体は乖離し離れて魔気に呪われてしまったのです 今隣にいるのはアスモの呪われた体だけなのです アガレスはしばらく様子を経過をみていたのですがやはり呪いは日に日に強くなるばかり このままではアスモは何もわからないまま魔王化して厄災を振りまきこの世界を壊して滅ぼすのです アスモは私に自分の抜け殻の後始末を・・・・・・ 」
「らみ! 」
アガレスちゃんは私を呼び止めたが私は元に戻るどころか魔気に呪われてしまったアスモが信じられなくてその場を飛び出した
「アスモ! 」
私はアスモのいる隣のテントの入口を勢い良く開けたそこには変わり果てたアスモの姿があった




