魔気の階層
「アガレスちゃん これが 魔気の根源なの? 」
私が恐る恐る目を開けるとそこには漆黒の闇の中に紫に静かに光る巨大なクリスタルが浮かんでいた
そして私はそのあまりの美しさに息を呑みながら小さなアスモの手を握った
「たぶん これが魔気の根源なのです 私達魔王因子を持つものの力の根源であり根っこの部分なのです」
「アガレスちゃん 魔気の根源とはなんなの? 」
私が魔気の根源とゆう名称に抱いていたイメージは巨大な邪神象のようなものやおどろおどろしい化け物であったためアガレスちゃんに聞いてみた
「らみ この世界の神や魔王といった存在はこの世界の自然の摂理を守備してまもる為に存在しているのです そして神には神の力の源があり
魔王には魔王の力の源が存在してあったりするのです」
地面の概念がないこの空間でアガレスちゃんはつないだ手に少し力をいれながら続けた
「らみ この世界で命を落とせば魂は輪廻しまわってときには触鬼になってしまったり精霊になってしまったりするのは認知して知っているでしょう そして死が訪れた時 魂の負の部分 悪い感情や怒り悲しみ等はここで地下20階層魔気の根源で浄化されその力を魔気として私達の魔王因子が力に変更して変えたりするのです そして正の部分である 良い感情や楽しみ喜びなどは神界にあるクリスタルによって神の力として還元して元に戻したりしていると思うのです アガレスは神界には行ったことが無くって本当に実際に神界にクリスタルがあるかどうかは知らないのですが」
そう言ったアガレスちゃんは紫の光を至るところから集めているクリスタルをじっと見ているままで動かない
「すごくきれいだね この光が悪い感情のものなんてとてもおもえないよ」
私は素直にクリスタルに集まる紫の光を賛美する
「らみ アスモ さっそく開始して始めるのです うまくアスモが戻ったらアガレスは上に向けて重力魔法を放出して放って道をつくる計画を考えているのです」
アガレスちゃんは私達に小さなガッツポーズを見せるともう一度アスモの手をつなぎ直した
「アスモ 大丈夫? 」
私もアスモに確認しもう一度アスモの手を握りなおす
「うん 大丈夫」
アスモはアガレスちゃんの左手と私の右手に力を込めた
私達は美しく光る魔気の根源へと徐々に近づいていき私の左手とアガレスちゃんの右手を同時に魔気の根源へと触れさせた
その瞬間私に大量の魔気が流入してくるのを感じた
「らみ 落ち着いて魔気をコントロールして制御するのです そして流れに逆らわずにそのままアスモに魔気を流すのです」
この時私はまだ魔気のコントロールがうまくできていないことに気づかなかった
そしてそれに気づいたアガレスちゃんが焦ったように叫ぶ
「らみ 少し流れが微弱で弱いのですもっと流れを妨害しないように妨げず流さないと駄目なのです」
私はあさはかであった
自分の魔気をコントロールすることすらもできていないのに魔気の根源という巨大な力をコントロールできるはずがなかったのだ
それでもアガレスちゃんの言うとおりにコントロールできるように精神を集中した
「らみ もっと強力で強くなるはずなのです」
アガレスちゃんがそう言った瞬間私の手とアスモの手の間に魔気の塊が現れその光が私達3人を吹き飛ばした
ミュウが生命危険アラートをけたたましく叫んでいる 私は死ぬのだろうか
遠くで懐かしいアスモの声がした




