旅立ち
私はあまり魔法は得意ではないらしい 魔王城の裏庭でマヨネーズを出した後
何度か一人で練習したものの練習はうまくいかず魔法マヨネーズすら発動しない
魔法が発動しないのならこの世界で身を守る術がないのではないかと思っていた矢先
ナベちゃんが私に鞭の扱いを教えてくれるといってくれた
「らみ こうでございますわ」
鞭を上段に構え目標に向かって打つ
バシ
「もっとやさしく扱うのです そして 罵るのですわ」
(えっ?)
「そして 私に媚びなさいですわ」
(えっ?)
バシッ
エキサイトしてきたナベちゃん
「ほーほっほっほ まだダメよ まぁだ ですわ」
バシィ
「あらあらかわいい豚さんですわ」
(確定したわ)
ビシ
「いい声で泣いてみるといいですわ」
バシッ
(この人には一体なにが見えてるのだろう?)
「はぁはぁ らみちゃん わかったかしらこうやって鞭をあつかうのでございますわ」
「あ はぁ」
ぽかんと開いた口はそのままにゆっくりとナベちゃんの顔をみながらうなずいた
2回目の講習からはナベちゃんは黒いボンテージ姿に仮面といういかにもな格好だった
(なんの練習なんですか?)
数日間のナベちゃんとの練習により一通り鞭の扱いを覚えた頃アガレスちゃんからの
呼び出しがあった
内容はナベちゃんとマナボードと呼ばれる場所にいきそこにいる板さんという人物にあい
自分のマナの量の把握とスキルの覚醒をしてくること
そのあとインキュバスの街というところへ向かいそこで戦っているサキさんという人の応援をすることであった
ここに来てからというものこの建物の塀の外には出たことがなく外の様子にも興味があったが外は触鬼というモンスターが暴れまわっているようで非常に危険らしかった。まぁナベちゃんが同行するということなので危険があれば助けてもらえるだろう
旅は竜車と呼ばれる馬車に似た乗り物で移動するということだ
旅立ちの日私は竜車小屋の前でアガレスちゃんとカンナさんに今までのお礼とお別れの挨拶を済ませた後初めて竜を見ることとなった