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異世界でおやつ

「らみ とてもかわいくてかわいい服を着ているんですね アガレスもそんなかわいくてステキな服を着て外を歩いたり散歩してみたりしてみたいのです」


 長い机の1番上座に座っているアガレスちゃんは私の着ている服を羨ましそうにながめながらそういった

 そういえば私は制服のままだ 私の通う高校の制服は某有名デザイナーのつくったものでほか高校の女子高生も羨む可愛らしいデザインのものだ


「アガレスちゃんの服も魔法使いみたいでかわいいとおもいますよ」


 私はアガレスちゃんの真っ黒で振り袖のようなワンピースがひどく魅力的に見えた


「そ・・そうか?それじゃあんーっと。もう一着ずつラミとアガレスの服を

 同じものをつくってつくってみたらそれを着てみて見るっていうのはいいとおもうのです」


 アガレスちゃんは自分のワンピースの襟元をビヨーンとのばして放してみたりしている

 そして従者のものを呼ぶと耳打ちをしたが服を作れと言っているのが聞こえてきた


「きゃあ」


 後ろからアガレスちゃんの従者が早速採寸とデザインの模写にやってきた、

 そして驚くことにものの数十秒で仕事を終わらせた


「らみ 実は本当はこうして楽しくうれしく女子会トークを話して会話していたいのですけど触鬼がモンスターが凶暴に悪いので領地が荒らされてこわされているのでたすけてたすけてもらいたいのです」


 アガレスちゃんはさっきの嬉しそうな顔とはうらはらに悲痛な顔をして懇願してきたのだった


「触鬼 アイスジェムのジェムラートでございます」


 執事らしき男性が私のうしろからデザートを差し出してきた


  (ん これがお母さんの言ってたジェムラートかぁ)


  ひとくち口に入れると甘みと冷たさが口中に広がる


  「おいしーいい」


  思わず叫んでしまった


  「らみちゃん 魔法つかえる?」


  ナベちゃんが少し心配そうな顔で私に問いかけたがそんなもの使えるわけがない


  「いえ ナベさん」


  「あらぁ ナベちゃんでいいわよ ナベさんはおかしいわぁ この世界では魔法が重要なのあなたのお父さんのときもそうだったんだけど・・少し勉強してもらうけどいいかしらぁ」


  ナベちゃんが必要だというのなら必要なのだろう


  「お お願いします」


  私がそう言うとさっきまでフラフラと空中をさまよっていた美少女が私の横に降り立った みゅーがカンナといっていた人だ


  「カンナさん・・」


  カンナさんはなにやらゴニョゴニョと言ったかと思うと左手に光を纏わせた


  「じゃあー 恒例のー 10000時間講習だよー」


  カンナさんは少し意地悪そうな顔をしたあと左手に纏わせた光を人差し指の先に集約して私の額にそっとあてた

 

 

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