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理由

 アスモは圧倒的な力で触鬼たちを倒していったが アスモが倒した触鬼たちも例外にもれず復活してきた


「愛しのらみー 悪いがちょっと例のトゥルーネームってやつ使ってみてくんない あとでちゅーしてあげるからからサー」


(ちゅーはいらないわ)


 私はこの状態の打開策があるのならとアスモのゆう通りトゥルーネームを使って攻撃を試みた


「触鬼 ハバネロソース・ナルデ」


 触鬼は私の攻撃で元の姿に戻りながら苦しみながら死んだ 


「ほう やはり らみのトゥルーネームであれば復活しないか あのギガレスって娘触鬼になにか食わせやがったな らみ そのままトゥルーネームで攻撃しててねー あとでちゅーしてあげるからさー」


(またちゅーか あああ うざい まるでサルだわ 死ぬまでそんなことを言うつもりね)


 まわりの仲間たちが減らない触鬼たちを倒している間私は動けないアガレスちゃんに群がる触鬼たちをトゥルーネームで倒していく 一方魔法で動けなくなっているアガレスちゃんはギガレスに苦しそうに言葉を吐いた


「ギガレスちゃん 私達双子はいつも仲が良好でよかったのです なんで こんな ことを 実行して 策略するのですか もうやめてやめてもらいたいのです」


「あーちゃん ダメだよ 魔王がそんな甘くて弱い事言っちゃ 魔王因子を授かったあなただけ魔王城でぬくぬくと暖かく暮らしているのがうらやましくて羨望してるの 私ね あるとき発見してみつけたの 触鬼にマナを大量に食べさせて食事させるとね すごく強力に強くなって死んでもすぐ復活して生き返るの そしてなによりも私の言うことを絶対聞いてくれるってね この力があれば私は魔王として魔王城で楽しく暮らして住むことができる」


 ギガレスはうっとりと虚空をながめながら自分が玉座に座っていることでも思い描いているのだろう


「ダメだ ダメだ ダメだ そんなことじゃあ 魔王になれねぇ ギガレスお前にゃあ魔王はむりだ みんなちょっとここたのむわぁ」


 アスモは私達を残しギガレスの前に立ちはだかる


「お お前 何者だぁ どこから来訪してきたんだ」


 ギガレスはこの圧倒的な魔気の持ち主におののいている


「あ おれ アスモ らみの彼氏 アスモディウスって言ったらわかるかなぁ」


(なんかいらない文言はいってますけど)


「ア アスモディウス だと そんな昔の過去の魔王がここにいるというのか ええい うるさいうるさい 私を妨害して邪魔するな いまこの街にいる触鬼たちを 応援して助けてもらえるようここに呼んだ お前らはもうおしまいだ」


 確かに部屋の触鬼達がどんどん増えているような気がしている 私はこの増殖が止まった瞬間 見えている範囲の触鬼たちを通常の姿に戻すことができるといわれている神の加護 触洗を使うつもりだ


「あああん 触鬼を呼んだだぁ 触鬼にマナを食わせただぁ それで魔王がやりたいだぁ 間違ってる 間違ってるぞギガレス  知ってるか?魔王はこの世界の理を守るために存在してんだぜ わかんねぇだろ わかんねぇからこんなことやっちまうんだよな 教えてやんよ ひとつずつ 元魔王の俺様がなぁ」


 そういいながらアスモは一歩一歩ギガレスに近づいてゆく


「ひぃいい こっちに接近して近づくな 来るな来るな 触鬼どもこいつをなんとかしろ」


 アスモは襲ってくる触鬼をあしらいながら不敵な笑みを浮べついにギガレスの眼の前に到着した


「ギガレスちゃん 捕まえた さぁ 楽しいお仕置きタイムだぜぇ 」


 アスモは必死で抵抗するギガレスを押さえつける


「いたい いたい やめろ なにをしてどうするつもりだ やめろ」


「まずはー」


 アスモはなにやら魔法の詠唱を始めたようだった


































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