記憶はオッサン見た目は美少女による、異世界転生ファンタジー!?<プロローグ>
初めて投稿させて頂きます、イチローと申します。
'20-1/25に新規エピソードを盛り込みました。'20-1/31新エピソードの続編は、3話の『カレンの闘い』に4話の『カレンが紹介するアイテシアの歴史。』にも挿入しました。
「・・・クスクス・・・きた、きたよ・・・」
「・・・お、きて、」
私は、その待ち侘びたヒソヒソ声が聞こえますと、眠い頭を抱えながら上半身だけでムクッと起き上がります。まだ外は暗い時間で、ひんやりと冷たい空気がこの天幕の内に満ちています。
「奥様、ガゾンブリアの先遣隊が上陸し始めました。起きてください!」私付きの女性騎士のフロリアーヌが、緊張しながら注進に来ました。その声で、さっきまで辺りを飛び回っていたシルフィが、フロンには感じる事も出来ないのに姿を隠します。
「フロン、私ならとっくに起きてますわ。大丈夫、慌てないでね。さあ、側仕えを呼んで、朝の支度と参りましょう。」その、アッケラカンとした支度宣言にフロンは呆れて、「奥様!ここは戦場ですよ!!」
「ええ、だから、身綺麗にするのが淑女の嗜みですわ。古より、殿方でさえ鎧に香を焚きこめると伝えられますのに、淑女が寝起きの薄汚れた顔を見せられないでしょう?」「もう、奥様ったら、戦場でもいつもと変わらないんだから。」
「大丈夫、あの兵力だったら上陸に2〜3時間、さらに陣形を整えるのに、もう小1時間はかかるでしょう。」見えてもいない戦力を、だいたいとは言え見通した事を言う私にフロンは、いつもの事と肩をすくめたみたいです。
「例え後方指揮官とは言え、上に立つ者が慌てるわけにはいきませんのよ?」ここは、ロシュの森。中央山脈より流れでる大河モン・ビヨンヌの河口から右岸に突き出た半島状の地形なのです。
森にこもっていましたら、この時代なら城塞に近くて有利な地形なのですけれど、大砲で三方向から滅多撃ちにされたら不利な地形です。我が国の風や水マ法使いに警戒して、大艦巨砲で攻め込む愚だけは有りません。彼等は沖で、上陸用の小舟に乗り換えます。
口臭予防のミント葉を噛みながら髪を梳いて頂いて、洗顔と軽いお化粧をしまして、輿に乗り供回りの騎士に、「皆さま、ゆるゆると本陣へ参りましょう。」と、伝えます。「「「ははっ!」」」
総指揮を執る、腹違いの弟の天幕に入りますとイキナリ、「遅い!姉上は、軍事教官に"兵は神速を以って尊し"と説教をしたと聞き及びますが、いかに?」
「まあ、アルビュスト様。それは、"機を見て"ですわ。今回の軍事目的は、敵の指揮系統の撃滅によって撤退を誘うことですから、敵指揮官がキチンと上陸するまで待つ余裕が無ければ仕損じますわよ?」
「まったく、女はああ言えば、こう言う。だいたい、姉上はいつもマイペース過ぎるのです。」私がニッコリと微笑んで返事にかえると、アルがますます軍議とは関係のない方向に進みかけたので、総参謀のモントイユ伯から本題に移るように制止されました。
ひとしきり軍議が白熱して、私がこちらは森の中に布陣して待ち構えておりますし、辺りはまだ暗く森の中での足元は悪く布陣がえで兵を動かすのは怪我の元だから止めた方が良いといいますのに、加えてこちらの位置も察知されやすいと説得しましたが、アルはなるべく敵の上陸点近くに布陣を動かすと言って聞きません。
初陣だし、気負いは分かります。次代の公爵ですから、華々しい武名でも欲しいのかなとも思います。公爵正嫡を正式に頂かれても、実力を示さないと妹のプリシラに追い抜かれますもの。ジュヌビエーヴ様も、ポコポコよく産むからかしら。
私は、結婚のために10でサラザードを出ましたから、異母兄弟の数が今どれだけいるかには興味が湧きません。3つ下のアルと、5つ下のプリシラ位しか印象に残っておりませんわ。アルはまだ13だから、血気盛んなのは分かりますけど、ほどほどにしないと自分の命に関わりますよ?
自領から、自軍5千に対して手勢の500を率いてきただけの身ですし、同じバーゼルのモントイユ伯に調整は任せます。「既に、地形を生かした魚鱗陣をしいているのに、アルビュスト様は如何な陣形がよろしいと?」
「うむ、われは騎馬を持って敵を上陸点から誘い出し、森ぎわの平地で騎馬の一撃離脱戦法と森からの一斉射撃で勝利を目指したい。」あらー、強行偵察に近いガゾンブリアの軍事行動ですのに、待っていれば嫌でも動きますのに、どうして此方から先に動いて疲れる必要があるのかしら?しかも、位置までバラしまして・・・。
あの、"静かなること林の如し"なのですがー。森に火を掛けられたらどうしますの?敵の指揮官を引っ張り出す考えでも有りませんし、勝ちだけに焦った行動ですわ。私、呆れて物も言えません。
「了解しました。敵はどうせこの森を越えてくるのですから、森に半分以上が入った時に敵本陣を騎馬で強襲しましょう。」モントイユ伯は、アルの申し出に妥協して、組んだ陣形を崩し遊軍に騎馬を配したみたいです。
「うむ、分かった。それでは姉上、その小勢で何をするのやら分からぬが、邪魔だけはしてくれるなよ。御免、われは騎馬の用意を整える。」
「アルビュスト様、委細畏まりました。ご武運を、お祈りしております。」私は心の中で、アルの背中に舌を出しました。5千とはいえ20人ほどの幕僚は、私に目礼してアルの後を追います。
「お嬢様、申し訳ありません。せっかく良策を授けてくださったのに、陣形を崩すはめになるとは思いませんでした。」1人だけ残ったモントイユ伯は、本当に申し訳なさそうに謝罪をします。「良いのです。アルビュスト様には、ここの海岸の地形がいかに騎馬の移動に適さないか、実地で学んでいただきましょう。」"ふふっ・・・。"私は、僅かに黒い微笑みを残しまして自陣に引っ込みました。
「奥様〜、本当に陣がえですか〜?」「はい。総指揮官の命ですから。」「せっかく、奥様が献策して有利な戦い方が出来ましたのに〜。」「くすっ、クリスは、いつも不平ばかりね。」「笑い事では有りません。全軍の命運に関わることじゃないですか?」この娘は、クリスチアーヌ。フロンと同じ私の馬廻りの女騎士です。
「ジュヌビエーヴ様のご実家の圧力で、アルビュスト様に初陣を経験して貰わねばなりませんから。」「はーあ、やっぱり偉いさんの都合ですか〜。そういえば奥様のご実家も、公爵家でしたよね?良いなぁ〜。」私は、不平屋さんの話をニコニコしながら聞いていました。
「敵の軍事行動は、少し数の多い定期便というべき強行偵察ですから敗れを取らぬのが上策なのですけれど、アルビュスト様にはご理解は難しいようですので、地形の何たるかから勉強していただきます。私達は、全軍の行動を見渡せる、あの丘に静かに登って待機しましょう。」「「「はい、奥様」」」
空がオレンジに白みかける頃、私達は丘に登りました。
手勢に向けて静かに、「皆様、死なないで下さいね。」「「「はい、奥様」」」「この戦いは、私達が全員生き残る事が最低条件です。故に、死ぬ事を禁じます、良いですね?」「「「はい、はい、奥様」」」
輿を下ろして、辺りを窺います。この森のシルフィ達は、善悪の意識はなく、ただ私の気持ちに素直に従って情報をくれます。この半島一帯はル・アーヴルの地といって、ここではシルフィが私の目となり耳となってくれますの。
やっぱり向こうに、こちらの動きを察知されました。これで、騎馬の一撃離脱で誘い出すのも難しくなります。せっかく、私が人魚達に知らせて貰って、敵が来る事をいち早く国軍に通報しましたのに不意打ちの優位が薄れました。
騎馬が全力疾走をしようとしますが、砂に足を取られて苦戦します。敵は、最新式のフリントロック銃で、遠近両用の戦闘をこなして騎馬に応戦します。兵力に差があり過ぎますから、騎馬が徐々にうち減らされていきます。
森の味方から弓矢が射かけられますが、マ法使いの補正があっても兵数の違いで大して敵の苦にはなっていません。
「奥様、このままではマズくないでしょうか?」「ですねぇ〜。でもアルは、あれだけ生意気でしたので多少は苦めのお薬です。」せめて、まだ向こうが森に半分進入していてくれましたら足止めして戦えましたのに仕方ありません。
敵の指揮官が良ければ一旦後退して貰えますが、数の優位に気が付けばアルの本陣に襲いかかるでしょう。もう、気付きかけていますしね。向こうは予想通り師団(1万5千〜2万)規模で、こちらの旅団規模がバレない内に後退した方が良いのですがアルには無理でしょうね。
「フロン、この丘から敵までの距離はいかほど?」この時代でも望遠鏡が有りましたので、これを2つ使って、ピタゴラスの三平方定理を取り入れて距離計を作りました。
「敵本陣とは、約600トワぐらいです。」「ありがとう御座います。」トワはトワーズの事で、人の身長を基準に長さが決められています。外人さん基準ですから、1トワは2m弱になるでしょうか。600トワは1200mくらいです。
「どうやらアルが焦れて、本陣を前に突出させたようです。仕方ありません、まだ試作段階ですがアレで片付けてしまいましょう。」
私は、ガンパウダーの代わりに極小の爆轟マ法陣を使った弾薬用の特製ライフルを構えますと、精神を集中させて敵の指揮系統の要を探します。血筋か、夜目も効きますし、スコープも要らないくらいに遠目も見えます。
シルフィ達が私のライフルに手を添えて、誘導しようとしますが、私はアルヴ古語で"これは私が背負うべき業ですから、あなた達は手を出してはダメですよ"と軽く叱ります。私の馬廻りには、それが何らかの呪文に聞こえるみたいですね。不思議そうな顔で見て居ります。
"ターン、ガチャ、ターン"と、ライフルの音が高く辺りに響きます。ボルトアクションですから、1発撃つ度に薬莢を排出しなければ成りません。それでも、20発撃つうちに敵の動きが鈍って来ました。
「今です!全軍押し出しなさい。」私が、華紋のヒュアリエンの銀扇を振ると、まるで一個の生き物のようにバーゼル軍が疾走します。アルに襲いかかろうとしていた一群は、指揮が貰えず罠にかかって屠られるのを待つ獲物のように私の軍に削られて行きます。
「指揮官が居なくなって、士気が保てない軍を追う必要はありません。」撤退する敵軍を尻目に、私も陣を立て直します。我が手勢には、禁じた通りに死亡者は出ませんでした。ホッとして陣幕を張ると、丁度、お昼時になりました。
朝から、ビスキュイと水しか摂って居ませんでしたので、カンパーニュにハムとチーズを挟んだシッカリとした昼食を、神様にお祈りを捧げて頂きます。人を殺しても平気で食事が出来るのかと問われましても、私は侵略者から子供達を守って居るだけですから平気と答えます。
「姉上ー!姉上ー!姉上は、どこにいらっしゃる!」アルが、大声を上げながら天幕に近づいてきます。「何ですの大声で、私ならここですわ。」ガバッと天幕が剥ぐられますと、険しい表情のアルが、「ここに居られましたか、」。
「アルビュスト様、軍事目的の達成おめでとう御座います。」「よくもぬけぬけと、姉上が敵を屠ったのではないですか、わが手柄を横取りして!」「何の事でしょう?」「ふざけるな!遠間から敵の士官を撃ち抜くなんて事が出来るのは、姉上以外存在はしません!」
「まぁ、アルビュスト様。私は、手柄を横取りする様な真似はいたしませんわ。貴方が危なかったので、手を貸したまでです。」「嘘だ!姉上はいつだって俺の二歩も三歩も先を行く、父上だって、本心では姉上にロレッタの家を継がせたいからヒュアリエンを渡したんだ!」
モントイユ伯が割って入ってくださいまして、「アルビュスト様、それ以上お嬢様にご無体を申し上げると、私もお父上に報告をせねば成りませんが?」「くっ・・・、姉上、身重なのにノコノコ戦場にでてこられるな!」アルは、負け惜しみだけ残して天幕を去りました。
モントイユ伯は、私に一礼すると直ぐにアルの後を追います。「はあ、丸で大きな赤ちゃんみたいです。」私は、お腹を撫でながら、昔の事を思い出しました。私がまだ、お母様の事を"母ちゃん"と呼んでいた懐かしき日々、春の日差しのように温かだった時間。お母様も私がお腹にいた時はこんな気持ちだったのでしょうか・・・。
では皆様に、私の今の気持ちの元、生まれた時の記憶からお話しましょう・・・。
〜〜〜〜〜
俺は夢を見た…。
40有余年という人生の中で、こんな摩訶不可思議な感覚を味わったのは産まれて初めての経験だろう。それは、自分が蝶に成った夢なのか、蝶が自分に成った夢を見たのだろうか?
判然としない感覚が押し寄せて来て、周囲で優雅に群舞する蝶の羽根が美しくも切ない。見渡す限りの空間に、鱗粉が濃密に舞い散りキラキラとした輝きを見せて・・・。
はっと夢から覚めると、其処に"現実”が転がって居た。俺という存在と、自分が人間であるという確固たる自覚。そして、温もりの中で周囲を見渡そうとして、首がグラグラして自分の身体が自由にならない事に動揺する。
しかも見えている筈の画像が霞んで能くは見えない。正確には、俺を覗き込む若い女の顔だけがハッキリと見える。他に奇妙なのが、周囲で聞こえる音はエコーが掛かった様にワンワンと耳障りだ。もっと奇妙なのが、声を発した筈なのに妙に甲高い泣き声に聞こえる事だ。
ミルクの強烈な匂いと空腹感、慌てて近くの吸い口を食む。暫くすると強い排泄感が下腹部を襲い、トイレに行って排泄しようにも自分の体が言う事を効かない。服を着たまま寝転がって、恥ずかしくもお漏らしをするが、怒られる事も無く下着を替えられて落ち着くと睡魔に襲われると言う日々を繰り返す。
予兆も前兆もなく、無自覚でイキナリこの状態では、もしや何らかの重大事故に巻き込まれてそうなのか?と心配が頭をよぎる。そんな状態も過ぎ去る日々に薄紙を少しづつはがす様に意識がハッキリとして来ると、自分と周りの対比の違いに戸惑う。
"何てコッタイ!俺の手は赤ん坊の物じゃ無いか・・・"
視界に手の輪郭が見えて来ると、自分の手がプニプニと丸く小さいのに対して、俺の世話を焼く女性の顔や手が格段に大きいのが分かる。しかも、今まで聞こえていた俺の声は、喉に異常でも?と思って居たのがそうでは無く、丸切り別種の鈴の音のように高い物だと自覚できるようになってきた。
そう、長年慣れ親しんだ男の俺ではなく、赤ん坊のソレだ。気付いて見ると、周りの女性の装束から部屋の装飾まで日本の物とは大きく異なり、レトロなヨーロピアン調?で電気製品もない??
「お嬢様は、綺麗な赤ちゃんで聡明そうでとっても可愛らしいですね。」そう周りで世話をする女性がある女性に褒めそやすと、如何にも豪奢な見映えの女性が「ありがとう、この娘は本当に食べちゃいたいくらいだわ。」何て、"???"俺の頭の中をクエスチョンマークが乱舞する。
もしかして、俺の事?俺っていつお嬢様に成った?長年、男として暮らしてイキナリ女?その時の俺は、頭の中でアワアワして幾つかの大切な疑問点を忘れて居た。
しばらくして、
先ず、一番不思議に感じるのは言語だった。ハッキリした意識を持つ前は、周りで喋られても日本語でも無く単なる雑音でしか無かった物が、聞き流して居るだけで体が勝手に覚えてしまう。
自覚に欠けるので前世と言って良いのか躊躇うが、純日本人で日本語以外には知らないはず(学生時代に英語・独語はとったが)の俺が、体に引っ張られてこの新しい言語を半分以上マスターしていた。
俺は、周囲と自分の置かれた状況を認識するたびに意識で頭を抱えた。だって、この前まで中年に差し掛かったオッサンが、女で赤ん坊に成り代わったんだぜ?前世では結婚もしていないし、当然子供も居なかったが、老いた両親がどうなったのか気掛かりが残る。
それに先ず、服の中に排泄する事に慣れなきゃいけないし、ハッキリした意思を持って喋れない事にも慣れないといけない。一歳を過ぎる頃には、拙いながら単語を羅列して見たり、オムツを取る為のトイレトレーニングを始める事となった。
今までも、オムツはされているとは言え人前で服の中に排泄するなんて、どんな羞恥プレイや!?と思っては居たが、トイレトレーニングはオマルの便座に腰掛けて見られながらの排泄を強要される。周りの大人達の視線が真剣で痛い・・・。
とりわけ、俺は8カ月位でハイハイを通り越してイキナリ掴まり立ちをしたもので、成長を見逃すまいと期待する大人の真剣さには恐れ入った。いやー、早目に歩き始めたかっただけなのだが周囲の大人には大変な事だったらしい。
オマル→排泄→凝視されてが、頭の中でグルグル回って羞恥で気分が悪い。一瞬、服の中でも良いやなんて投げたく成ったが、これをクリアしないと本当のトイレでは一人で用を足せない。便意に勝てる筈もなく、俺は天を仰ぎながら用を足した。
「ちゃんと出来たんだね、良い子でちゅねー。」乳母のリーラが褒めてくれる。
置かれた状況を整理をしたいのは山々だが、いかんせん赤ん坊の脳みそではキャパシティオーバーらしく、考えると直ぐに眠くなるし、あまり真剣に考えると知恵熱に浮かされた。
それでも、言葉の端々から母親の名前と乳母の名前は理解できた。母はミラベルと言うのだけど、偶にデュチェッセと呼ばれている。
細面で目尻はシャープな美人顔な上に、髪は艶のあるプラチナブロンドの銀髪をアップにセットしていた。そして魅惑の瞳は、澄んだ紫瞳なんだ。刺繍で重そうな豪華な衣装を身に纏い、麗然とした立ち姿は氷の女王を思わせる。
乳母はリーラと言い、丸顔で愛嬌の有る顔立ちで親しみ易い容姿だ。動きを邪魔しない様に、くすんだ茶色の髪を後ろで束ねて居る。
そして肝心の俺の名前は、前世の剛がカレン。アンヌ・カレン・ドヌゥブ・エンフォート・ロレッタ・公爵子らしい。
プロローグで、今作の全体的雰囲気が伝わってこないと思いましたので大幅改編を試みました。
お騒がせして、申し訳ありません。
'20-7/31 の誤字報告を、ありがとう御座いました。些か誤解が有りましたので説明をさせて頂きますが、プラチナブロンドは銀髪では無く実際には白っぽい金髪(=白金)の事です。プラチナブロンドの銀髪はピカピカの銀髪という意味で、創作ですから実存しないと言っても過言では有りません。