まごうことなきデートです1
すごく久しぶりに投稿してみようと思います。またラノベ熱が復活しました。個人的にもこの『探偵志望~』は割とお気に入りなので頑張ってみようかな、と思いました。
まだ完全に完成しきっていない見切り発車ですが、無理やりにでも投稿しないと一向に完成しそうにないので載せていきます。途中で投げることはしないと約束したいです。
時期は特に定まってないですが、『迷惑ラブレター』後『イロコイ文化祭』前ぐらいだと勝手に思っています。章を付けてみました楽しいです。
駄文にもほどがありますが、最後までお付き合いしていただけると非常に嬉しいです。また、ちょっとでもよかったらイイネとか感想とか頂けると励みになりますので、合わせてお願いできたらな、なんて思っちゃっています。
『今週の日曜日、暇?』
スマホの画面に映し出された簡素なメッセージ。下校前のHRの気だるい中、担任の話を聞き流しながらスマホをいじる。
『暇だけど?』
目の端で送信元の女の子を捉えると、教壇の目の前でぴょこぴょこと動く姿があった。クラスの中で、彼女と時間をこっそりと共有しているという共犯感覚に少しだけ顔が緩みそうになる。
微かに震えたスマホに目を落とすと彼女からの返信。
『良かった』
絵文字も何もない文面を見た後、顔を上げると彼女と目が合った。スマホからは読み取ることのできない、いたずらに笑う彼女がスマホを小さく振る。
「家入、特にお前は話を聞いておけよ」
「あいたっ!」
流石に見かねた様子で、担任の須藤が彼女、もちろん恵茉のことなのだけど、愛らしい女子生徒の頭を小突く。よくも教室の一番前の席で堂々と後ろを振り向くことができたものだろう。少し抜けたところのある恵茉は性懲りもなくスマホをいじると、再び俺の手元が揺れる。
『詳細はまた後でね』
これをデートの誘いだと思うのは当然ことのような気がした。
……まだ付き合ってるなんて事実はないけれど。




