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謎の伝染病・地下
ある時、ある者が謎の死を遂げた。
死因を解明しようと、地下にいる多くの医者がその死体に群がった。
しかし、その医者達もいつの間にか死んでしまった。
多分、これは伝染病なのだろう。
この考えが地下全体に広がった。
そこからは早かった。
みんなみんな、逃げ惑うが、コロッと逝ってしまったり。
誰が伝染病にかかっているか分からずパニックになり、自分の周りの人間を殺し出したり。
挙げ句の果てには、自爆テロを起こす始末。
一気に地下が、壊れていった。
あれから1年が経った。
生き残ったのは、野菜工場に逃げ込んでいた、私1人だけ。
これまでも、これからも。
一生、1人。
しばらくすると、ネットが通じてるのに気が付いた。
しかし、いくつかのブログが更新されているだけ。
人恋しい私は、そのブロガーに話しかけた。