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新しい仲間

遅くなりました

グランコクマの門の前で謎の男に出会ったルークは、急遽戦闘を強いられた。男はルークの持っている“ローレライの鍵”を知っているようだった、だが男はルークの力量をはかった後、姿を消した。男を追っているルーク達に再び危機が迫る。


ルーク「牙連崩襲顎!!」


ガイ「断空剣!!」


ルーク「くっ!」


ガイ「どうした?ルーク、そんなんじゃあいつに勝てないぞ」


ルーク「わかってらぁんなこと」


ルークは謎の男に勝つために特訓していた


ティア「変わらないわね、三年前と」


ジェイド「そうですねぇ、あの頃のルークはわがままでめんどくさがりでへそまがりだったんですけど髪を切ってから心をいれかえてここまで成長するとは」


ティア「もう十歳になるのかしら。正確には」


アニス「ルークって大人として見るのと子供として見るの、どっちが正しいの?」


ナタリア「私は大人として見ていますが」


ジェイド「大人でしょう。見た目からして」


ティア「そんな適当なの?」


ジェイド「それにしても物陰に隠れて他人の過去の話を盗み聞きするとはこちらもへそまがりなのですかねぇ?」


バンブ「なんでい、気づいてたのかよ」


物陰からバンブが現れた


ルーク「バンブ!どうしてここに!?」


バンブ「いやぁ、あいつを探すってもんだから仲間連れてきた」


バンブの隣にいる男は鋭い目付きをしていて、服は格闘用のものを着ている。髪は茶色 普通の長さでバンダナをまいている 背中に二本の刀をしょっている。刀は50㎝ほどの長さだ


グライツ「グライツだ、よろしくな」


グライツは渋い声で簡単に挨拶した


ジェイド「失礼ですがその目はもしかして」


グライツ「そうだ、譜眼だ」


ジェイドも施している譜眼は眼に施すことで譜術の威力を上げる方法だ。だが必ず成功するわけでもなく、生まれもっての適性が必要とする。成功したら眼に激痛がはしるそうだ。失敗すれば失明だけじゃ済まず、命を落としかねない、それほどのリスクがある。

ジェイドは譜眼の力が暴走するのを防ぐため、力を抑える眼鏡をかけているが目は悪くないそうだ。両方とも視力が2.0だと言っている。

グライツはジェイドと同じ、赤い眼をしている


グライツ「ところで、お前か?ヴァンを倒したという“聖なる焔の光”というのは」


ルーク「あ、あぁそうだが。なんでその呼び方なんだ?」


グライツ「それしか聞いていないんでな」


ルーク「そうか」


グライツ「聖なる焔の光」


ルーク「ルークって呼んでくれ」


グライツ「ルーク、話がある。来てくれ」


グライツはルークを呼び出し、人目のつかない場所へ連れてきた。すると真剣な顔で話した


グライツ「お前、ヴァンと戦った時、秘奥技“エンシェント レクイエム”を使わなかったか?」


ルーク「あぁ、使ったよ。でもなんでお前が?」


グライツ「信じるか?」


ルーク「信じるよ」


グライツ「オレはヴァンの弟子であり、師匠だ」


ルーク「え~~~!!??ヴァンの師匠!!?それにしては若いだろ!!」


グライツ「オレは“アルバート流”と“シグムント流”を使い分け、二つを融合させた技を使うことができる。そして独自にあみだした究極奥義を完成させた」


ルーク「究極・・・奥義」


グライツ「お前はそれを取得する覚悟があるか?」


ルーク「ちょっと待ってくれ!そもそもなんでオレなんだ?別にガイでもいいじゃないか」


グライツ「お前はヴァンを倒した男じゃないか」


ルーク「・・・少し考えさせてくれ」


グライツ「わかった、ではオレは行かなくてはならない。」


そういうとグライツは森の奥へと消えていった


ルーク「究極奥義・・・か」


ルークはみんなのもとに戻った


ガイ「お、戻ってきたぞ」


ティア「なにを話してたの?」

ルーク「ああ、“アルバート流”と“シグムント流”を融合させた究極奥義ってやつを受け継ぐ気はないかってね」


ガイ「究極奥義だと!?二つを融合させた・・・」


ティア「それは見せてもらったの?」


ルーク「いや、まだだ。考える時間をくれた」


ジェイド「それなら取得するべきですね」


ルーク「なんでだよ」


ジェイド「グランコクマで出会った男に勝つために」


ルーク「わかった、やってやろーじゃねーか!それであの男に勝てるんだったら、どんな困難でも乗り越えてみせる!!」


グライツ「よくぞ言った、それでこそヴァンを倒した男だ」


物陰からグライツが現れた


ルーク「お前!行ったんじゃねーのかよ!?」


グライツ「お前は信じると言っただろう、だからオレもお前を信じた。そしていい返事をくれて、オレは安心した」


ジェイド「では、ルークに究極奥義を」


グライツ「ああ、くれてやる。オレの究極奥義!」


ガイ「よかったな、ルーク!」


ナタリア「おめでとう!ルーク!」


アニス「よかったねルーク!」


ティア「頑張って!ルーク!」


ルーク「おう!まかせとけ!」


グライツ「彼はしばらく預かる、かわりにバンブと同行してくれ。わからないことがあったらバンブに聞いてくれ。それじゃ」


ルーク「じゃあみんな、また会おうな」


バンブ「おいルーク」


ルーク「なんだ?」


バンブ「・・・がんばれよ」


ルーク「・・・おう!!」


こうしてルークはグライツのもとで究極奥義を取得するべく修行に励む。

次はもっとはやく投稿します

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