表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

勘違いから始まる辺境伯との文通生活、返事がだんだん甘くなっているのは気のせいですか?

最終エピソード掲載日:2026/03/25
没落男爵家の末娘エルザの唯一の取り柄は、祖母から受け継いだ薬草の知識だった。
兄に搾取され、兄嫁に形見を壊され、それでも庭の薬草を育て続けていた。

ある日、薬師組合への問い合わせの宛先を間違えた。
届いた返事は、見知らぬ相手からの丁寧すぎる薬草指南。

便箋三枚にびっしりと書かれた専門知識と、一枚の冬薔薇の押し花。
文通は続いた。手紙を重ねるたびに、追伸が長くなっていく。
同封される押し花の種類が変わっていく。

その花に込められた意味を、エルザはまだ知らない。
相手の正体が辺境伯だと知った時、全てが変わった。
あの丁寧な文面も、不器用な追伸も、選び抜かれた花も。

実力で勝ち取った居場所と、手紙の向こうにいた人の本当の顔。
返事がだんだん甘くなっているのは、気のせいだろうか。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ