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カッターナイフで殺す斬新なくノ一柚花ちゃんの戦い方

「ちょっーと御用改めだっー!」


柚花ゆずかは薬を買った顔面に入れ墨を入れている男を背後から蹴り倒す。


「ぐわぁっ!」


蹴り飛ばされた男は蹴られた背中を押さえつつ柚花ゆずかの方を見ると急に騒ぐ。


「うわぁっー!うわぁっー!やっぱり悪魔が付いてきたんだっー!ひゃあっーー!!」


「うーん。この騒ぎ方を見るにかなり脳がヤク漬けされているね。ご愁傷さま。」


すると柚花ゆずかは手にするカッターナイフで顔面に入れ墨男の首を思いっきり刺す。


そして刺したら首を輪切りにして最後に首を足で踏みつぶしてへし折った。


そして柚花ゆずかは顔面に入れ墨男が買った薬の箱を開けてみると・・・。


「やっぱり・・・!」


そこには覚醒剤と思われる物が入っていた。


そして柚花ゆずかはその薬を少し匂ってみるとやはり覚醒剤であった。


「やっぱりヤクだね。しかも最近流行っている新型のヤクだ。」






「さてと・・・」


次に柚花ゆずかが標的にしたのはこの薬局の店員だ。


さっき金髪でピアスをした体のゴツい男がいたのだが見当たらない。


しかし、柚花ゆずかはすぐに気付いた。店の奥に潜んでいると。


顔面に入れ墨男を殺した時の大きな物音を聞いてただ事じゃないと思って店の奥に逃げ込んだのだろう。


ひょっとしたら仲間を呼ぶのかも知れないが、そんな事になったらむしろ僥倖ぎょうこうである。


ヤクを売る売人とその仲間なんてこの世にいてはならない存在なのだから皆殺しにしてやるだけだ。




柚花ゆずかは店の扉を蹴り開けて店の奥へと侵入すると、そこには必死に電話をかけている店員さんがいた。


「ひ、ヒィィっっ!!やめて!許して!殺さないでくださいっー!!クッソぉぉぉっー!なんでこんな時に電話に出ねぇんだ兄貴ぃぃっー!!」


男は厳つい見た目のクセに華奢な女の子である柚花を前にしてビビり散らして大泣きしてしまう。


こんな姿を見てしまったらまともな心を持っている一般人は動揺してしまい、つい許してしまいたくなるだろう。


しかし柚花は現代の忍者の棟梁。畿内の全ての忍者の頂点に立つ気高き棟梁だ。


小さい頃からこの様な光景を嫌と言うほど見せられてきたのだ。今更ビビり散らして大泣きする不良ヤンキーを見ても何とも思わない。


柚花は手にするカッターナイフで不良ヤンキーの片目を刺す。


「ぎゃあっっー!痛い痛いやめてやめてめてめて!!」


「やめてあげても良いけどさ?この薬どこから入手したの?」


柚花は不良ヤンキーの頭を優しく撫でて聞いてみた。


「こ、これは取引相手の女子高生からだ!どっかの薬品会社の娘って聞いたぜ!県内で流行っているヤクはだいたいその女の子から出回っているんだ!だから許して!」


柚花はニッコリと笑って不良ヤンキーに優しく微笑む。


そしてもう片方の目にカッターナイフを刺し、目をエグる。


「ぐぁぁぁっっっー!!」


「許さないよ♡忍者には大昔から伝わる残酷な殺し方があるんだ♪だから・・・頑張ってね♪」



ヤクをする者、殺人ころしをする者に対しては残酷なまでに非情になる柚花であった。






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