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顔面入れ墨男を見つけてしまった

注文した商品がテーブルに運ばれ柚花ゆずかたちは女子高生らしくガールズトークをする。


「でさっー!野球部の真弓まゆみ先輩がすッッッごく格好良くてさっー!あたし、真弓まゆみ先輩の追っかけしよっかなー!」


「へー♪良いじゃん!付き合えれたら良いね♪応援するよ♪」


現在、華のJKである若菜わかなは女子高生らしく恋に燃えている模様。柚花ゆずかはそんな様子の若菜わかなが羨ましいなっーと思ってみている。


柚花ゆずか千歌ちかたち忍者は小さい頃からの特別な教育のせいなのか、そう簡単に異性に恋しない。


柚花ゆずか千歌ちかも恋愛なんかした事ないから誰かを好きになれる若菜わかなが少し羨ましい。


そんな感じで若菜わかなの恋愛話で盛り上がっていると柚花ゆずかは凄く怖い物を見てしまった。


「ッッッ!!」


声には出さないが物凄く怖くて気持ち悪い物だ・・・入れ墨を入れている人である。しかも顔面に・・・。


入れ墨を入れている人は腐る程見たことあるけど顔面に入れている人は初めてみた。流石の柚花ゆずかも顔面に入れ墨している人を見て「ギョッ」とした顔になった。


「でさっー!あたしも野球部のマネージャーになろっかなっ!って思ったわけ!マジでマネージャーになろうかなっー!真弓まゆみ先輩と常に一緒に居られるしっー!」


嬉々として語る若菜わかな柚花ゆずかは申し訳なさそうな顔をして「ゴメン、そろそろ帰らなきゃおじいちゃんに怒られちゃう・・・!」と言って席を立つ。


「あっ!そっかそっか!ゆずちゃんは家の仕事があるもんね!じゃあしょうがないなっー!じゃあ千歌ちかちゃんに聞いて貰おっーと!」


「ゆ、ゆずちゃん?」


急に帰ろうとする柚花ゆずかを見て千歌ちかは不自然な気配を感じた。


今日は6時までに家に帰れば良いと言っていたのに帰ろうとするなんて不自然である。


必然的に千歌ちかは何かあったと察した。






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