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横須賀の町の始末屋

柚花ゆずかが中間テストで1位を取って大喜びをしている時、柚花ゆずかの父である大和やまとは横須賀の町で仕事をしていた。



横須賀の町にある廃ビルで柚花ゆずかの父である大和やまとは仲間と2人でとある悪人を捕らえて拷問していた。



「ごりゃっー!!店の女の子に手を出しやがってっー!!覚悟は出来とんだろうなっ!?おおっ!!??」


柚花ゆずかの父、大和やまとは長髪の金髪で身長198センチの巨漢。筋肉質な身体で背中には般若の刺青いれずみが掘ってある、いかにも半グレ集団の一員の様な風貌である。


しかし、大和やまとは半グレ集団や極道ヤクザにも属していない。大和やまとはたった1人の舎弟と横須賀の町の始末屋という仕事をしていた。


悪事わるさをした人を懲らしめて、時には殺して証拠を完全に隠滅するお仕事である。それと同時に横須賀の風俗街の用心棒もしている。



今回、大和やまとは横須賀の風俗街のあるお店の常連が店の女の子を誘拐し、性的暴行を加えたとの話を聞き、すぐにその常連のお客さんを捕まえて拷問をしているところだ。


その常連のお客さんは足の骨を粉々に砕かれて立ち上がることが出来ない状態になっている。


「ゆ、許してください・・・!あ、あの女、普段から態度悪くて!だから、ちょっと痛い目に遭わせてやろうと思ってしまっただけなんです・・・!もうしませんからっ!!」


大和やまとは腕を組んで、常連のお客さんの目の前に立ちはだかる。


「はっひっ!!」


大和やまとは物凄く背が高く身体もデカく分厚い肉体をしている。そんな男が目の前に立ちはだかると常人では怖くて震えてしまうだろう。


「おめぇの悪い噂は聞いている。他の店の女の子にも同じ事をしたってなぁ!ここで許したらおめぇは他の女の子にも手を出すだろうなぁっ!!おい、尾仲おなかァっ!!」


大声で声を張り上げる大和やまと。その声を聞いて尾仲おなかと呼ばれた舎弟は何やら大きな道具・・・、工事現場とかで見かける道具を持ってきた。


「ハイ、兄貴!持ってきました!」


大和やまと尾仲おなかが持ってきた道具を手にする。


「これはランマーって言うんだ・・・。知ってるか?」


大和やまとは男に威圧的な態度で声を掛ける。


「へ・・・?」


「知らねぇか。ランマーってのはな、工事現場で地面をダダダッー!と叩いて固めるヤツだよ・・・」


「は?・・・へ?」


尾仲おなかァっ!コイツの身体抑えてろ」


困惑している男の身体を尾仲おなかは抑えて笑顔で「OKですよ!」と応えた。


「じゃあ、やるか」


大和やまとが男の頭の上にランマーを置くと、男は怖くて喚き出す。しかし、大和やまとはそんな声を無視してランマーを動かす。




ドゥルンドゥルンという音が出て、そのうちドダダダッという音が出る。これから男の頭を叩いて地面にするのだ。


「やめめっっっ!めめめめっっ!!」


最初こそ男は声を上げていたが、次第に声が出なくなる。





「若い女の子を泣かせる奴は俺が許さねぇ。特に俺の娘に似ている女の子を泣かせる奴は徹底的に潰すっ・・・!」


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