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私こそ、本当の悪役令嬢ですわ!  作者: 月乃夜 星竜
第一章  シャルロッテ5歳
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会談

読んでくださりありがとうございます!!

魔王様が手をかざすと、ウェルクさんから黒いモヤのようなものが出てきましたの。

あれが魔香の成分なんでしょうか?

私たちはそれをただただじっと見ておりましたわ。

数分経つと、魔王様が手を降ろしましたわ。


「お、終わったのですか・・・?」

「あぁ、これでもう、彼は大丈夫だろう。」


それを聞いたハウル様はホッと息を吐きましたわ。


「ありがとうございました。魔王陛下。」

「大丈夫だとは思うが一応数日間は安静にさせておけ。」

「かしこまりました。」


私は魔王様に近寄り、敬意を込めて最上級の礼をしましたの。


「ありがとうございました。」

「礼には及ばない。」

「何か・・・お礼をさせていただけませんか?」


それを聞いた魔王様は考え込むような素振りを見せましたわ。


「そう・・・だな。カヨ殿と言ったか?少し話をしたいのだが。」

「私と・・・ですか?」

「あぁ。いきなり魔王に会いに来た奴に、興味があるのでな。」

「公爵閣下、よろしいですか?」


それを聞いたハウル様は頷きましたわ。


「あちらの部屋をお使いください。」

「わかった。」


私と魔王様はその部屋に移動しましたわ。


「早速だが・・・先ほどのようにカヨ殿の姿になってくれないか?」

「かしこまりましたわ。」


私はいつものように分身を作りその中に入り自分の姿にした。


「改めまして、華夜ですわ。送り人ですの。」

「随分と若いな。」

「23歳でしたわ。」


私は23の時に死にましたの。

魔王様は意外そうな顔をしましたわ。

やはり日本人は童顔だからでしょうか?


「20前だと思っていた。」

「私も・・・18くらいかと思ってた・・・。」

「私の国の人間は童顔でしたの。だからでは無いでしょうか?」

「なんという国だ?」

「日本という名前ですわ。」


魔王様は首を傾げましたの。

可愛かったですわ。


「ニホン・・・?聞いたことがないな。先ほどの名前といい国名といい、全く知識にない国だ。」

「どうやら異世界らしいですわね。」

「送り人だと言っていたな。神にはあったか?」

「会いましたわね。それらしき人には。」


シャルロッテがどこにいるか教えてくれたのもその人ですわ。


「何か言っていたか?」


シャルロッテは首を傾げましたの。とっても可愛かったですわ。さすが私のシャルロッテ。


「送り人には神から指示を与えられてからここに来ると聞いたからな。」

「指示・・・ですか。そうですわね、シャルロッテを助けることと、それから・・・」

「「それから?」」

「今度こそ幸せになるように、と。」


それを聞いた魔王様は眉を顰めた。


「今度こそ?以前は違ったのか?」

「それなりに幸せでしたわ。でも体が弱くて一日中ベットで過ごしていましたから。」

「そうか・・・すまない。聞いてしまって。」


意外と魔王様も繊細ですのね。

私たちは話を続けましたわ。

主に私の前世での知識について。

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