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犬を飼う

犬を拾いました

「エル、リシェ、たまには一緒にお散歩に行こうか」


「お散歩、です?」


「ぜひ行きましょう!」


こうして俺たちは散歩に出た。目的もなく、ただ散策する。


「わあ!見てください、リオ様!こんなところにお花が咲いています!」


「あ、本当だね。エルに似合いそうだな。…はい」


エルの髪に花を飾ってあげる。うん。綺麗だ。


「可愛らしいよ、エル」


「リオ様…」


「パパとママ、仲良し、です!」


嬉しそうに笑うエルとリシェ。ああ、本当に可愛らしい。


「…あれ?」


「どうしたの、リシェ」


「なんだか今、わんちゃんの鳴き声がしたです」


リシェはそういうとすたこらさっさと鳴き声のしたらしいところに走っていく。俺とエルは慌てて後を追っていく。


「わんちゃん、です」


リシェが見つけたのは首輪も付いていない、木箱の中に入れられた一匹の子犬。…捨てられたのか。


「あらまあ。どうしましょう?」


「見捨てるのも流石になぁ」


「パパ、ママ」


「うん?」


「飼いたい、です」


真面目な顔で子犬を抱っこするリシェ。仕方ないなぁ。


「じゃあ、飼おうか」


「いいんですか?」


「ああ、可愛いリシェのためだからね」


「わあい!ありがとう、です!」


こうして俺たちは子犬を動物病院に連れて行き、必要な手続きなどを終えて屋敷に連れて帰った。


「これからよろしくです、リオル」


「リオル?この子の名前かな?」


「そうです!パパとママから名前をもらったです!」


「あらあら、うふふ」


「おや、嬉しい。よろしくね、リオル」


「わん!」


こうしてまた一匹、家族が増えました。

家族が増えました

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