第1話、始まりの江戸
自己体験を半分元に書いてます
強くてニューゲームとかはそういったものではないです、ただ時代は違うが並行世界が見える人が悲惨な運命や死に方を回避しようと抗う話です。
江戸時代、武士の家系に生まれた僕は必死に剣の練習をした。親たちは俺らを大事に育てた
俺が違ったのは先見の明があり、少し先が見えた。それは同じ人生を何度も体験してる感覚だ
本当は同じとは違うが色々な並行世界の自分の人生を視れる
傍らには咲と虎徹という幼馴染がいるが俺らは悪ガキで通ってた、並行世界でも悪ガキだったが危ない人には出会わなかった
時が経ち俺たちは元服し、武士になった日に咲は俺に好きだと告白をした
俺は咲を拒絶した、何故なら結ばれた3日後に並行世界の俺は死ぬから
並行世界の俺は夜の見回りの際に攘夷志士に切られて絶命した
運命を変えるために太刀筋はわかる、けど失敗したことを考え咲は身内にならない方が良いと判断した
咲はわんわん泣いてたが立ち去ったあと虎徹に何故断ったと言われ、虎徹に事実だけを淡々と話した
虎徹に3日後に死んだら咲を頼むとつたえたが、殴られた
ふざけるな!4日後に俺と咲に謝れ!
俺は4日後を目指して3日後に備えた
案の定3日後に夜回りの初任務が来た
来るのは人切り、手練れだ
俺たち見廻り組は3人だが隊長の腕は普通、2人は俺を含め新人
夜に見回ってると、案の定ふらふらした酔っ払いの武士が歩いてる
、、、こいつだ!運命を変える為俺は問答無用で切りかかった!
だが、、、彼は抵抗をしようとしない、もし人を間違いかもと袈裟斬りで寸止めしても相手は懐の刀を抜かない
剣を止めた瞬間、並行世界とは違う未来になったと察した
先が読めない、これが俺の先見の明の悪いとこで大事な場面は見えないのだ。所詮は並行世界、並行世界が起きてない世界は俺だけが体験することなんだ
酔っ払いは怯えて、ない。急ぎ下がり仲間の元へ下がろうとするが、、、
仲間2人は忍びの闇討ちで血を流し倒れてた
虎徹、すまん、、咲、本当に好きだった
そして並行世界がまた繋がる、並行世界の俺はなぶり殺しにあい、最後に首を切られる
3日前には忍びなんて見えなかったのに
この死に方は、、嫌だな、せめて1人は殺したい
三角形に敵が配置されてる、総計3人、逃げる箇所なし
絶望だが一太刀は避けれる
だが、次は並行世界がわからないため避けれない
出たとこ勝負
、、、、敵が死角から攻めて来る!懐の脇差左手で取り出し左後ろの敵に投げる!敵の足に当たり相手が怯んだ
右後ろに対処しようとしたら真正面の敵も突っ込んでくる
相手の兜割りの一太刀を刀で避けた、受け流し切ろうとするが相手の目を見てしまった、怯えてる
忍びとしてあれが人殺しは初なんだろう、しかも俺と同世代の女性
切るのをためらった
すると真正面から来た敵に脇腹を刺された
あ、死んだな、、
死に際に敵に話しかける
後生のたのみを聞いてくれ
真正面から切りかかった男が返答をする
聞けるものであれば
そこの長屋に咲と虎徹という俺の幼馴染がいる、そいつらにそれぞれ伝えて欲しい
咲には幸せになれと虎徹にはすまない、守れなかった
、咲を頼むと
男は低い信頼できる声で承った、、
その一言で脇腹の肉をかっさばいた、その流れで首に刀が刺された
俺は痛みを感じることなく見えるのは怯える目と、脇差に刺された忍びに肩を貸す男
そして肉体から見てた意識が走馬灯を走らせた後に途絶えた、俺は運命を変えれなかった
更新は不定期、反響あるなら早くなるかも