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チェリーボーイが転生したらスゴい事になった  作者: 拓三千
第1章 転生そして童貞
7/17

第6話 童貞スペックアップ

岩崎けいすけが無双になるまでもう少し…ふふふ……


ブックマークが2になりました☆

ブックマークをして頂いた方、ありがとうございます(*´∀`)

本当に励になります!!



ステータスを閉じて横になっていると物凄い疲れに襲われ、いつの間にか俺は眠りに落ちていたーー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



俺は美味しそうな香りで目を覚ました


窓を見ると外は暗くなっている…

いったいどの位の時間眠っていたのだろう


気がつくと、いつの間にか顔には包帯が巻かれていた



体を起こしベッドに腰をかけると、ちょうどリアが部屋に入ってきたーー



『あっ、ケミさんおはようございます。起こしちゃいましたか??』


リアはテーブルに料理を置きながら俺に話しかけた


「いや、ついさっき目が覚めたところです。美味しそうな香りにつられて目が覚めちゃいましたよ」


いたずらっぽい笑顔を浮かべて俺は言葉を返した


『もうっ、嬉しいことを言ってくれますね。ちょうど料理ができたので、良かったら一緒に食べませんか?』


俺はリアと向かい合う形でテーブルに座る


テーブルの上にはイモと鶏肉の様な肉を使ったスープ、それとパンが置かれていた

スープの湯気に乗って食欲をそそる香りが俺の鼻へと運ばれてくる


『ケミさん、今日は本当にありがとうございました。沢山作ってあるので好きなだけ食べてくださいね』


二人で会釈をして、会話をしながら食事をしたーー



どうやら俺は約半日眠っていたらしく、寝ているあいだに医者がきて処置をしてくれたらしいのだが、その間も俺は爆睡していたようだ


薬草を塗った布を患部に貼ってその上から包帯で巻いてくれたようで

医者が言うには明日には腫れも引くらしいので心配いらないとのことだ



そうなると問題は明日から何をするかだが、仕事も金もない俺は正直言って何もできない



リアには悪いが、しばらくここで世話になって最低限やるべき事をやっておくべきだと考えたーー



まず最優先事項は身体能力を普通の人間レベルまで上げることだ。

そうしなければ、まともな生活すら送れる気がしない…


ということでさっそくリアにこの村の近場の狩場を教えて貰った

この村の近くであれば強い魔物もでないということなので、今の俺からしたらとても有難い


そして魔物を倒した時に、たまに魔石というものを落とす事があるらしいのだがその魔石は結構価値があるようで、もし手に入ったらそれを宿代としてリアに渡すと約束をした



食事をすませた俺達はしばらくのあいだ他愛もない話をしてから寝る事にしたーー



ベッドをリアに譲り俺は床に毛布を敷いて寝たのだが、ドキドキしてなかなか寝付けなかったのはここだけの話だ……



ーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日、目を覚ますとリアが朝食を作ってくれていた


俺は頭の包帯を外し、外にある水溜場に行って顔を洗おうと水の張った樽をのぞき込む


すると水面に知らない男の顔が映っていた……



えっ……誰このイケメン?

やだっ…俺……カッコイイ……。



そう、転生してから今まで気づかなかったのだが、俺は超絶美男子にクラスチェンジしていたのだ



「うぉぉしゃゃゃぁきぇぇぁぁ!!!」



ついつい謎の言葉を叫んでしまった俺を村人達が残念な人を見る目で見てくるが、今は全然気にならない


転生前は、よく人から顔面生殖器と言われたりもした俺だが、今回の人生は勝ち組になれる……そんな気がする……


そう思い拳をギュッと握った…


神様……本当に、本当にありがとう……



希望に溢れた俺はすぐに洗顔を終え、手早く朝食をすませ、リアに昨日のナイフを借りて狩場へと向かったーー



狩場は村から歩いて10分程度の距離にある小さな林だった


昨日より身体が軽く感じるのはイケメンになったおかげ……いや、レベルアップしたおかげだろう


この狩場は魔物の数はあまり多くなく、たまにスライムを見つけては狩っていくというキノコ狩りのような安全な作業をひたすら続けた


日が暮れ始めたので、スライムがドロップした魔石をもってリアの家まで帰っていく


今日の収穫はスライム60匹を倒して魔石は2つ


魔石はなかなか落とさないものだな…


初めのうちは何度かスライムアタックを食らったのだけど、昼になる頃にはその攻撃もかわせるようになっていて夕方頃にはただの作業と化していた


まだ万全とまではいかないが、だいぶ身体も思いどうりに動かせるようになってきた


リアの家に戻り、魔石を渡して食事をしてから眠りにつく



そして俺はこの生活を繰り返していったーー



ーーーーーーーーーーーーーー


狩りをし始めて八日目


毎晩ドキドキしてなかなか寝付けなかった俺は目のクマが酷いことになっていて、イケメン顔がイケメン魔族顔になっていた…


そしてその原因になっているリアはというと…

俺が毎日持って帰る魔石が結構高値で売れているらしく、日増しに機嫌が良くなり食卓にも豪勢な料理が出る様になってきていた


だがレベル上げの方はどんどん効率が悪くなっており、二日目迄でレベルは一気に8まであがったのだが、四日目になる頃には1日でレベルが1上がればラッキーくらいの感じになっていた。そして最近では全くと言っていい程レベルが上がってくれない…



ちなみに今のステータスはこんな感じだ



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種族:ヒューマン

職業:魔法使い

称号:童貞(聖純の魔法使い)

LV:10

HP:100

MP:10000

力:10

賢:1000

早:10


所持魔法:無し


スキル:染まらぬ者(GODスキル)、染まる者(GODスキル)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もはや無用の長物であるMPと賢についてはあまり考えない様にする……MPが10000超えたけど使い道も無いしね……



でも、陸上競技や体操競技の選手位動ける身体になった


だがこれから先はこの狩場ではレベルアップがかなり難しくなっていく



今日帰ったらリアに他の狩場の事も聞いてみるか…



そんなことを考えながら流れ作業をしていると、林の中から声が聞こえてきたーー




『とりあえずここの魔物を従えてみるか…』




声のした方を見るとそこには二つの影があった…




ブックマークや評価をしてくれた読者の皆様のおかげで少しずつですが、ポイントも上がって来ました。そして全ての読者の皆様のおかげ第2章にも入ることが出来ました。本当にありがとうございます!


これからも頑張ります!!


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評価をしてくださる方は、下にある【ポイント評価】を押して評価していただけると嬉しいです(*´ω`人)

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(2017/11/24)

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