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先生、  作者: 円木乃美
1/1

高3、夏。

初めての投稿です!

駄文、不定期更新失礼すると思います。申し訳ありません。

ボーイズラブのキーワードはありますがそこまで強くありません。

ぬるーい感じですすめております笑


円木乃美

クラスがやけに騒がしい。少しも楽しいことなんてないのに。

...来週から体育祭の準備なのか。なるほど、青春っていうやつだ。


私は、手元の単語帳に目を戻す。...tremendous、巨大な、か。

「はーなめ!何に出るの?!花芽は」

「え、どうせ放送の方で忙しいし、100m走でいいわ。」

「ねー、最後だよ?なんかさー楽しんでいこうよ!」

「いや、そんなのもう勘弁。」


それまで結構な成績を収めてた放送部の活動も、みんなみんな中途半端なところで終わってしまった。やりきったなんて感覚、引退した今でもない。

次は受験か、なんて考えてた矢先、成績は急低下。判定はD。


はっきり言ってこんなことしてる場合じゃないんだ。

私は建築学部に行くために死ぬ気で勉強しなきゃいけない。


「小林!」

熱くて人気のある体育教師の担任も今や鬱陶しいだけだ。

「はい。」

「あのさ、建築学部志望だよなお前。物理の芦賀先生、建築学部卒なんだよ。俺から頼んどいたから、先生とこ行ってみろ。」

建築学部のことを聞けということなのだろうか。入れるかどうかもわからないというのに。


「...分かりました。ありがとうございます、谷川先生。」


私は、まだ知らない。これで私の運命が変わること。青春の風が吹くこと。

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