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掌編小説集2 (51話~100話)

反面

作者: 蹴沢缶九郎

朝起きて、洗面所で顔を洗う。洗面所の鏡に映った間の抜けた顔はいつもの自分だ。


歯をみがく為に歯ブラシに手を伸ばしたところで、鏡の端に誰かが映り込んだ気がした。見ると、いるはずのない女の姿が映っている。驚いて自分の横を確認する。そこにはしっかりと女が存在していた。


誰なんだこの女は!?


何か言葉を出そうとするが、うまく話せない。俺の意思に反する様に、寄り添う見知らぬ女の頭を俺の手が勝手に撫でた。


寝起きの頭ですぐに分からなかったが、ああそうか、こっちが鏡の世界だったんだ。

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