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Card Of Wizardー失われた記憶ー  作者: エビマヨンぬ
1/3

カレーコロッケ

みんなは魔法ってしんじる?

まあ、信じない人がおおいよね。

でももし魔法があったら、目の前の人を助けられるかもしれないねw

突然だが、おれには記憶というものがない。

俗に言う「記憶喪失」というものだ。

数ヶ月前、おれは道端で倒れていたという。

十数枚のカードと、白いスマホのような機械と一緒に・・・・。


意識を取り戻した俺は、自分の記憶をとりもどすためにいろんな場所を転々としている。


・・・・が、もうすぐお金がつきそうだ・・・・。

このままでは記憶を取り戻す前に飢え死にしちまうぞ・・・・。

「どうすっかな~。」

ぐぅ~・・・・

あ~、腹減った・・・・。


「・・・・ん?」

どこからかいい匂いがする。


俺は無意識のうちに匂いがする方へ歩いて行った。

「肉屋・・・・・」

この匂いの正体は・・・カレーコロッケか・・・。

ぐぎゅるるるる・・・

「今あるお金は・・・・?

39円・・・。はぁ・・・・。」


おれが諦めて帰ろうとすると


「ちょっとそこの兄ちゃん!」

「・・・おれですか?」

「そうだよあんただよ!あんたお金がないのかい?」

「ええ・・・まあ・・・」

「じゃあほら、これ持って行きな!」


カレーコロッケ・・・・

「いいんですか?」

「こまったときはお互い様よ!」

「ちょっとお母さん!!またそうやってただで配って~・・・」

別の女の人が店の奥から出てきた。

「いいじゃない、減るもんじゃないんだから・・・・。」

「減るわよ!!!!」

「あ、あの・・・あれでしたらお返ししますが・・・・。」

「あ~、いえ、こちらの問題なのでお気になさらず~」

営業スマイルで返された・・・・・かわいい・・・・。

歳はおんなじくらいだろうか。


サクッ・・・・もぐもぐ・・・。


何これ!?めっちゃうまい!!

「ふっふ~おにいちゃん・・・それおいしいでしょ~。そのコロッケはうちの娘がつくったんですよ~。」

「ちょっと、恥ずかしいからやめてよ!!」

照れてる・・・・かわいい・・・。


そんなことをおもった直後、周りが空を見上げて悲鳴をあげだした・・・・。


空には黒い魔法陣のようなものが浮かんでいた。



ご愛読ありがとうございました!!次話にごきたいください!!(最終回ではありません)

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