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多分どこにでもある話  作者: ナツポム
1/1

始まり

 知らない土地で暮らして半年がたった。私は、19歳。恋愛はそこそこしてきた。出会いがなくて「彼氏欲しい」とばかり言う女だ。


 その日はクリスマスだった。お昼に遊んでいた友達はみんな夜は用事があるらしく一人になりそうだった。慌ててインスタグラムのストーリーで夜から遊べる友達を探した。数少ないコメントかの中に「間違えた」という文字。バイト先の男の子だ。その男の子はその日はバイトで私のストーリーに間違えてリアクションしてしまったらしい。バイト中たまに話す彼。友達だし、あまり意識していなかった。どうせすぐに話が途切れると思い何も考えずに返信した。

 結局その日は他の友達が見つかりクリボッチを回避することができた。友達と遊んでいる間も何故か彼とのDMは終わらなかった。

  その彼とは気づいたらその日の夜中までインスタグラムのDMが続いていた。理由はないがお互いに返信を止めることはなかった。内容も大したことはない世間話ばかりだったが、普段そこまで話したことないからすこし楽しかった。私が、

「服を見に行きたいけど、どこがいいかわからない」

 すると彼が、

「今度一緒に行ってあげようか?笑」

 と言ってきた。一瞬で意識してしまった。ずっと出会いがなく、単純な私はこの一言だけでときめいてしまうから。それでもただの友達だと思い自分に言い聞かせていた。まさか、彼と恋愛なんてするわけない。


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